僕くんの入院中で、私が受けようと考え、申請をしていたのは、高額医療費制度だけでした。
高額医療費制度とは
日本の公的医療保険制度の一部で、高額な医療費を支払った場合に、その費用の一部を後で払い戻し、または、事前申請をしていると、入院などの高額支払い時に、控除をしてもらえる制度です。この制度は、医療費の自己負担が一定額を超えた場合に、その超えた分を軽減することを目的としています。
そして、ひとり親家庭等医療費助成金も受けていましたので、小児慢性の申請を受ける必要があるのか、不明でした。
ひとり親家庭等医療費助成金とは
ひとり親家庭(母子家庭や父子家庭など)や、養育者家庭に対して、医療費の自己負担を軽減するための助成制度です。
医療機関での診察や治療にかかる自己負担分の一部または全額が助成されます。
とりあえず、1人で考えていても、何も解決しないなと思い、子供病院事務室へ向かいました。
私「すみません。小児慢性特定疾病に該当すると言われたのですが、内容を伺いたくて…」
事務員さんが出てきてくださいました。
事「今伺いますね。お掛けになってお待ちください」
はい、わかりました。と、待っていると、
事「小児慢性特定疾病のことですね。いかがしましたか?」
実は…、
高額医療費制度を、申請していること。
ひとり親家庭の医療費控除を受けていること。
これから先、小児慢性特定疾病を申請した方が良いのかどうか?
を聞きたいとお話ししました。
事「なるほど〜そういうことですか、では、何がどう違うか調べますので少しお待ちくださいね。」
お待たせしました。
と、書類を手に戻ってきました。
事「私さん、いま、いろいろと調べてきましたが、小児慢性特定疾病を受けますと、申請した病状の受診は、2割負担になります。あとは、負担金額の上限も月単位であります。
また、入院時の食費など、今より幅広く控除されます。ただ、自己負担の割合や、上限金額などは収入の金額で違いますので、申請してみないと、決定できないものになってます。」
私「そうですか。申請した方が、良いと思いました。今、入院中ですが、申請完了して受給者証がないと使えないですよね?」
事「ええ、そうなんです。今回の入院では、使えませんが、申請して承認してもらえれば、その後からは使えます。」
私「申請には何が必要でしょうか?」
小児慢性特定疾病を、申請することにしました。
今は、何回か申請を経験してきましたので、必要書類もわかってきましたが、初めての事っていろいろと大変でした。
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