目の前を颯爽と歩くその女のスカートはひどく短くて

ついつい目が奪われてしまう
強い風でも吹かぬものかと

そんな視線に気がついたらきっと彼女は僕を睨みつけてくるだろう

自分のためにしてるだけだと
誰かの気を引きたいわけじゃないと







という有名なバンドの歌にもありますが、あたくしは、毎朝毎朝通勤中に女子高生ばっかり見てます。
自転車に乗ってる女子高生はなんせ今にも見えそうなんだもの!!(泣)
なんでこんなに車高の高い車に乗ってるんだ俺(ρ_;)


とまぁ日々欲求不満な変態の訴えでした(´・ω・`)
大発見です。

さっき友達から聞いたんですが。。。

108 と 1900 を続けて、まるで必殺技のように感情を込めていいます。

『ひゃくはちせんきゅうひゃく!!!』

「竜巻旋風脚」に聞こえる(゚Д゚)!!

リュウ『真空~!108 1900!!』

ずだだだだだだだ~~ん!
ダルシム『うわー、うわー、ぅわーーー……』


K.O!!!!




みたいな(´・ω・`)



それだけさ。
普段読者なんてほとんどしない僕ですが、本屋でふと目に留まり、吸い込まれるように一気に読んでしまった一冊の本。


「生きながら火に焼かれて」

中東のシスヨルダンのとある村に住む少女が、17歳のとき恋をし、子供を身篭りました。
その少女は家族の名誉を汚した罰として義理の兄に火あぶりにされました。

この村では女は奴隷同然に働きます。親の決めた相手と結婚し、夫となった者に服従し、男の子を産まなくてはなりません。

結婚前に男の人と付き合うどころか視線を合わせるだけでも娼婦とみなされます。そのせいで家の名誉を汚された家族は、家族会議を開き、村に対し名誉を挽回するために実の娘を家族の誰が、どこで、どんな方法で処刑するかを決定します。

この処刑は「名誉の殺人」と呼ばれ、処刑を行った者は英雄となります。

僕らの住む世界では考えられないような恐ろしい習慣。
しかしこの村では普通のことなのです。




奇跡的に助けられ、現在ヨーロッパで新たな人生を歩んでいる彼女がこのような因習を世界に知らしめるため、今なお「名誉の殺人」の犠牲者となる村の女性達を救うための、いわば告発本がこの本です。


自分がいかに恵まれているか、世界のことを知らないか非常に考えさせられる一冊でした。


是非たくさんの方に読んでいただきたい本です。