こんにちわ。皆さんご機嫌いかがですか?コーネリアスです。今回は、メディアの事、地上波、新聞についてお話したいと思います。最初に言っておきますが、私コーネリアスは、基本メディアには辛口です。殊に最近の地上波メディアの放送内容を観ていると偏向報道と言わざるを得ないものが多い為、あまり各報道は信用しない事に決めています。新聞も同様です。以前は新聞は取っていましたが、今は止めています。こんな事書くと、Abemaの大株主さんは、サイバーエージェントさんとテレビ朝日さんだから、ちとヤバいかな?あんまりこんな事言うと…でも、此処日本は、言論の自由の国の筈だから、勇気を持って自論を展開させて頂きますね。何故なら、私は、決して彼等を誹謗中傷する気はありませんし、いや寧ろ、『仕方が無い。それが彼等の置かれた立場だし、限界だから』と考えている者だからです…つまりメディアさんたちは悪くないという事ね。一言日本語で表現すれば、『しょうがない』、若しくは『仕方が無い』という事かなぁ…

明らかに偏向報道が多い昨今の地上波TV

 

株価欄、死亡欄、TV欄は信頼出来るかな…嘘は書けないから…

 

 実を言うと、僕も若い頃は信じてたんですよ、メディアの情報はね。新聞、TV、全部正しい。彼等の言ってる事こそ確かに正義だ、とね。疑う事は全く無かったと言っていい。こうしたメディア情報に僕が疑問を持ち始めたのは、ネットの登場の頃からですかね。ネット上の情報は、彼等メディアとは全く違う情報、意見が飛び交っている。当然ですが、比較するわけですよ。新聞やTVでの情報と。すると、『あれ、こっち(ネット)の言い分の方が正しくないか?』なんてケースも多々出て来たわけです。僕の場合はね。そこからです。『地上波メディアや新聞は怪しいなぁ』と疑うようになったのは。

 それともう一つ。丁度この頃から僕はキリスト教に傾倒し、教会🛕に通うようになっていました。その頃の僕は、暇さえあれば聖書を読んだり、神学書を読み漁っていたのですが、ある神学書にこんな事が書いてありました。それは、神学を学ぶ人、神の御心を知りたい者の心構え的なものでしたが、こうありました。『…この世の全てを疑え。常識さえも疑え。何故なら、常識とは所詮人間が作り出すもの。いつの世も全て正しいとは限らない…』というものでした。『常識さえも疑う』わけですよ。この訓練というか、そうした見地から色々な日々のメディア情報を見るようになったわけです。そうするとね、見えて来たんです、『あれ、この情報ホントか?少しおかしくないか?』みたいな事がね。

 で、僕も色々考えました。メディアはどうして『真実』を語らないんだろう。どうして嘘情報のようなものを流すんだろうとね。考えた末行き着いた答え、それが金です。考えてみればですよ、民放なんてみんな会社組織でしょう。いわゆる株式会社。で、地上波メディア、TVの場合は、スポンサーで成り立っているわけじゃないですか。そう、スポンサーが金を出してくれているから番組も成立し、会社も利益を出せているわけですよね。なら絶対にできない事がある。それがスポンサーに都合の悪い番組作りです。もし、スポンサーに都合の悪い番組を作ろうものなら、当然ですがそのスポンサーは契約を打ち切るでしょう。違いますか?つまりお金が入って来ない事になります。いわゆるお得意様を失っての売上減、収益減ね。これは、会社経営では許されない事ですよね。なので、地上波メディアは、常にスポンサーの事を第一に考えて、スポンサーに都合の悪い情報は流せない筈なんです。自分たちの存続の為にね。そう考えたらですよ、いわゆる『真実の報道』なんて出来っこないじゃないですか。無理でしょ、そんなの。各局ジャーナリストなんてのが居て、もっともらしくカッコいい事言ってるけど、僕は絶対に『真実』なんて暴けないと思う。そんな事しようもんなら、先ず真っ先に彼等が職を失うからですよ。

 僕は確かにメディアには、多くの色んな情報が集まっているというか、集めていると思う。でも、それを国民に、一般大衆に流すかどうかは、彼等の自由なわけですよ。コレ流すとヤバいと思えば、止められるわけ。仮にそれが我々に大きな影響を与えるものでもね。彼等が相手しているのはある種我々一般大衆なのでは無く、時の政権や政党、お役所機構、企業(特に大企業)、社会的影響力の強い団体等じゃないでしょうか。ここは我々の側もよく考えないといけない。もう一度言いますが彼等だって資本主義社会の中に生きている。利益を上げないと存続出来ないわけです。でもこういう理屈もありますよね。報道機関である以上、正しい報道をしないといけない、とね。確かにそうです。全く正しいです。でも、それってあくまで建前、理想ですよ。この点は他の業種でもそうでしょう?違いますか?どこに会社の経営理念通りの経営が出来ている100%クリーンな会社あります?現場では、現実はこれと大きく乖離しているでしょう、多分多くの会社は。そう、多くの方は分かっていると思いますが、人の世でお金儲けしようとするなら、悲しいですが『綺麗事』じゃ出来ないんですよ。これが現実というものじゃないでしょうか?だから、メディアもそうだよねって言いたいだけなんですよ、僕は。だって会社組織なんだから。株主も居るし、スポンサーも居るしね。大事なお得意さんも存在する筈。そんなしがらみだらけの状況で、常に真実を報道しますなんて無理な話ですよ、所詮。彼等に要求されている最大の目的は、一つ。TVなら、視聴率を上げる事、新聞なら、発行部数を上げる事、ただそれだけです。それが為にはフェークニュースだろうが、何だろうがやらないといけないような状況にあるのかもしれませんよ。株主さんも配当期待してますしね。なので、新聞やTVが常に正しい。勝手にこう考えているのは、一般大衆の側でメディアさんたちから言わせれば、『信じたけりゃ、勝手に信じろ』かもしれませんよ。

 つまり、こう言えるかもしれませんね。本来『真実を報道』する事を目的としていたメディアも、金の力に牛耳られたとね。そしてその『力のある勢力』に都合の良い報道というか、彼等の良いように動かされているように思えます。そう言えば、以前のblogでもご紹介しましたが、元総理大臣の田中角栄氏は新聞の事を指してこう皮肉ったと言います。『オレは新聞記事は信じない!そもそも新聞はあまり読まない事にしている。政治欄、社会欄は読まない。政権批判ばかりして、適当な事ばかり書いているからな…ただ、新聞でも信用出来る箇所はある。①死亡欄、②テレビ番組欄、③株価欄の3つにはウソは無いだろうから、ここだけは信用出来る。』…因みに、今僕は『お金の力』の話をしましたが、近現代史歴史研究家の林千勝さんという方が、現代の政治とお金の関係を実に良く表現した図式があります。とても分かり易いものなので、最後に以下に貼り付けて置きたいと思います…これによると、いわゆる共産主義も民主主義も『同じ穴のムジナ』という事のようです…双方ともにお金の下僕という事。これをメディアに例えるなら、メディアはスポンサーの下僕と言えそうですね。これじゃ決して真実の報道なんて出来ない筈だよ…でも、仕方無いか。だってそこで働いて居る個々の人たちが悪いんじゃ無いんだから。そういう大きい仕組みの中に組み込まれちゃってるだけだからね。

上記のように、現在世界を牛耳ってるのは『お金の力』です。