本来爪用の接着剤ではないため、ネイルチップ購入者様向けの説明書には載せていないのですが、
私が愛用しているチップ接着剤は
タフグリップ!(入れ歯安定剤)
ネットや雑誌で「実はイイらしい」という記述を見たことがある人もいると思います。
でも実際の使い心地ってどうなのでしょうか? 試してみないとわかりませんよね。
と言うわけでここ暫く試してみてます。
結論から言うと、ムチャクチャいいです。
安定感抜群でちょっとやそっとじゃ外れない。
チップと爪の隙間をジェルがしっかり埋めてくれるのでフィット感抜群。
もともと口の中に入れる物だからか、シールに比べると水濡れにも強い。
その癖いざ外すとなったらペリッと簡単に剥がせて爪&チップへの負担も少ない。
更に言うと、安い。
ごく少量づつしか使わないので、一回買えばそうそうなくならない。つまりコスパが無茶苦茶良い(写真の65グラムチューブは薬局で900円台で購入)。
※すみませんこの間見直してきたら1200円ぐらいでした!!
これがあれば、日常でのお出かけで本当に気軽にチップが使えます。
勿論良い点があれば悪い点もあります。
まず第一に、爪用の商品ではないこと。
口に入れる物ですから安全性は大丈夫そうに思えますが、確実に安全という保証はありません。
(頻繁に使っている私の爪に現在異常は出ていませんが、全ての人に使えるとは限りません)
第二に、うっかりチップの表面に着くと、とれにくい。
装着の際にポリッシュ面についてしまうと
上側の爪の真ん中をご覧ください。
こんな感じにこびりついて取れなくなる場合があります。
端っこについたぐらいだと指で撫で転がすようにしたら取れるのですが、バッチリついてしまうと…。
ポリッシュによっては、ごく稀にですが、表面を溶かしてしまうこともあります。
最後に、人によっては買いにくい、持ち歩くのが恥ずかしいということ。
わたしは気にしないで使ってますが、気になる人は気になると思います。
以上のことを踏まえて簡単な使い方(あくまで私流)をご紹介します。
まず爪の下準備は通常通り。きれいに洗って汚れや油を落としてください。
次に早速タフグリップをぐりぐり。
チューブから直接いっちゃいます。
爪の真ん中あたりにくっつけてチューブの口で直接爪の表面に塗り広げるイメージ。
量は思うより多めで大丈夫ですが、最初は少なめにして具合を見て増やしたほうが良いかもしれません。つけすぎるとチップをつけた時にサイドからはみ出してきます。
この時、自爪に対してチップのカーブがきつく(爪のほうが平たく)爪とチップが密着しにくい指は真ん中あたりをすこし厚めに盛ると良いです。
次にチップを乗せます。根元を合わせて先に向かって倒すように
じゃないとチップの表にタフグリップがついてしまいます。
ジェルなので、押し動かして位置の調整もできます。
つけた直後はまだタフグリップが固まっていないのでぐらぐらしますが、時間が経つと固まります。それまでは水に触れないほうが良いかと思います。
完成。
手を洗ったりすると取れやすくなりますが、乾かせばだいたい大丈夫です。
でも、グラグラしてきたら一回外して手を洗って乾かして、またつけ直した方がいいかな~とわたしは思ってます。
これはどのつけ方にも共通なのですが、基本的にチップは取れる物と思っておいたほうが良いです。
私はタフグリップなら一日持ちますが、手を洗う回数が多い方や指先を使うことが多い人はそうもいかないと思いますし、どこかにぶつけたりアクシデントで外れる事もあります。
なので、
予めつけ直すアイテムを持ち歩いておく
取れかけたら潔く外してつけなおす
と最初から考えていた方が、精神衛生上良いしチップをうっかりなくすことも防げます。
最後に外し方ですが、そのままでもサイドからゆっくり持ち上げるようにするとペリッと取れるのですが、それではやはり爪を痛めますので、水(出来ればお湯)に少しつけてから剥がすと良いです。
あれだけ強固にくっついていたのはなんだったの?と思うぐらいぺろんととれます。
爪の弱い方は、つける前に自爪にハードコート系のベースコートを塗っておくのがお勧めです。
ベースコートがタフグリップの粘着力で剥げてしまう事もなく、しっかり爪を守ってくれますよ
以上、あくまで私流のつけ方であること、
他の方にも必ず合うとは言えず、すべてのチップに使える手段かどうかはわからないこと等を踏まえ、ご興味のある方は自己責任でお試し下さい。





