こんばんは~キラキラ


いやはや、スマホの調子が悪くて~絶望

充電がすぐ減って、いつの間にか0になってるんだけど、今度はなかなか充電できないあせる

本格的に故障する前に機種変しないと、ヤバいかも~驚き


トゥバくんたち、ワールドツアー完走おめでと~~爆笑飛び出すハート飛び出すハート

ハードスケジュールで大変だったと思うけど、世界中のMOAちゃんが笑顔になったよ~ピンクハートピンクハート

でも、台風の影響で飛行機が飛ばないんだとか…あせるあせる

無事に帰国出来ますように。のんのんお願い


マニラコンは、後でゆっくり振り返るとして、まずは「スタシカ」スタースタースター


第41話

41. 変化した力


ユジンの力で細かく砕け散ったカカシ。

憑依魔法の威力は想像以上のものだった。

しかし、ユジンはうめき声を上げながら、激しく息をついていた。

先生は手をかざし、ユジンを競技場の隅へ運んでいった。


「次は俺がやります」

ビケンが前に進み出た。

「おお、大地の子も勇気がありますね。では、この宝石に集中してください」

ビケンが宝石を見つめると、手の周りに協力な力が集まり始めた。

そして一体のカカシを見つめ、地面に気を打ち込んだ。


すると、地中の木の根が大地を割りながら伸びていき、石で出来たカカシに巻き付くと粉々にした。

先生は今度は鉄で出来たカカシを何百も作り出し、それをすべてビケンは蔓で縛り付け、バキバキと折っていく…

「いいでしょう。このぐらいで十分です」

先生が言うと、ビケンも激しく息をつき、ユジンのそばに座り込んだ。


「今度は僕がやります」

アビスが一歩出て言った。

「オルニス族のあなたですか。召喚士は楽しみですね」

先生が黒い宝石を2、3回揺らすと、アビスは息を詰まらせ、自分の中の何かが割れるような感覚を覚えた。

新しい召喚獣を呼ぶ為の道を意識的に作り、魔力を手に凝縮させると、宙に打ち上げた。

すると、導かれるように、 女性の顔と鷲の体を持つ大きな鳥が現れた。

「こ、これは…ハーピーです。神話の中の生物。まさか実在したとは…」

先生は畏敬の念を抱き、声を震わせながら言った。

ハーピーは強力な爪と嘴で、カカシを潰し、完全に元の姿を失わせた。

そして、アビスは再び道を作ると、今度は巨大な蛾の羽を持った召喚獣が飛んできた。

「モスマンです。見た目は怖いけど紳士的らしいです」

召喚獣と会話している事に、先生はもちろん、スターワンのメンバーも驚いた。

「で、では、確認が終わったので力を回収します」

ハーピーはアビスをユジンとビケンのそばに運ぶと、空高く飛び上がり、モスマンは次第に影が薄れて消えて行った。


「次は僕がやります」

タホは黒い宝石を正面から見つめた。

すると、視界が白黒に変わり、糸のようなものが絡み合っているのが見えた。

アビスは背中に、ビケンは肩に白い糸が絡まっていたが、ユジンにだけ首に黒いロープが巻きついている。

(なんだろう?)

タホが首を傾げたとき、先生が手を振ってカカシを呼び出そうとした。

しかし、タホが目に力を入れると、カカシを召喚できない。

驚いて先生がタホに聞いた。

「どうやって妨害したのです?」

「魔力の流れを切ったんです。目で」

「ほぉ、さすがノクトゥア族の目は強力ですね。しかし、持続時間に問題があるはず…」

確かにタホの目は焼けるように痛く、目を瞑って座り込んだ。


そして、先生の目の前にはソルが残っていた。



やっぱり、ユジンはあの猫との契約が影響して黒いロープが首に巻きついてるみたいで真顔

それにしても、一応人の形をしてるカカシを、何のためらいもなくグチャグチャに潰してるけど、ちょっと残酷なような…ねー

ま、もうこの小説に爽やかさは求めないけどねぇ…あせるあせる