こんばんは~
昨日はカイちゃんがVLIVEしてましたね
アルバムのスポしてたらしいし、スポイラーウィークの一環なのかしら
また、字幕ついたら見ま~す
アルバムのぽやぽや写真がUPされたけど、ビジュアル系じゃなかったみたいで笑笑
なんか、マスクしてるって思ったけど、まさかねぇ…
では、「スタシカ」ノベルのあらすじ~
今週はまたページ数が多い…
マンガとちょっとかぶってるけど、ノベルはなかなか描写が血なまぐさいんよね
「スタシカ」ノベル 第15話
15. 契約
「勝ちたいのか?」
ユジンの頭の中に響いてくる声。
「下だ。下を見ろ」
下を見下ろすと、そこにはオッドアイの猫がいた。
「勝つ方法がある。お前の中にある、内面の種族を引き出せばいい。その代わり対価を払ってもらうがな。契約するか?」
驚いて開いた口が塞がらないユジンだが、あれこれ考えている暇はない。
「する!なんでもしてやるよ!」
猫が片方の口角を釣り上げて笑ったかと思うと、ユジンは全身を激痛に襲われた。
気がつくと、ユジンは明らかに自分が変化しているのを感じた。
ビケン、タホ、ソルの前で赤い模様を操っているマントの男に走りより、拳を振りかざす。
「バキッ」
軽く殴ったつもりが、骨を砕くすごい威力だった。
続けてソルが放った矢も、前より明らかに大きくなり、凄まじい光を放ち、男は耐えきれずに意識を失った。
「カァッ!カァッ!」
空から鋭い鳴き声が聞こえ、そこには大きな嘴を持った召喚獣がいた。
前より大きな白い翼を持ったアビスが、「やれ!」と叫ぶと、鳥は別の男を咥えて飛び上がり、車の窓ガラスに叩きつけた。
ユジンはふと頭に手を当てると、そこにはやはり角が生えていた。
これが内面の種族かと考えたが、そんな事を考える暇はない。
すると、突然得体の知れない力が体を温め、力が漲ってくる。
肩に棘を生やしたビケンの力だった。
謎の猫と契約を交わしてから、明らかにメンバーの能力が向上している。
しかし、マントの男たちの力にはかなわず、アビスの左の翼が折られてしまった。
突然、激しい突風が吹き荒れ、メンバーも男たちも立っていられなくなり、その隙にユジンはアビスを抱きかかえてビケンを探した。
しかし、男たちから逃れたビケンも激しく息をついており、横には血まみれのソルの姿が。
男たちが再び襲いかかろうとした瞬間、メンバーたちの後方から飛んできた青い魔法陣が、1人の男の肩に突き刺さった。
ユジンが振り返ると、赤いマントとは違い、白いマントの集団がいた。
彼らは青い魔法陣でスターワンの側の男たちを次々攻撃し、赤いマントの男たちは空中に出来た赤い線の中に消えていった。
間もなくして、周りには静寂が訪れた。
アビスはビケンによって翼は元通りになった。
「治癒系のドライアドがいて良かったな」
白いマントの男が言う。
ソルが聞き返そうとするも、周囲に人が集まりだした。
「また、改めて会いにくる」
彼らはあっという間に姿を消してしまった。
ソルがメンバーを見ると、みな半分獣のような姿になっている。
しかし、ソルの耳は変化してなかった。
スターワンの5人は寮に着くなり、気を失うように眠った。
目を覚ますと、誰かが撮った戦いの動画がUPされ、大きな反響を呼んでる事を知った。
「昨日のあの集団て、生放送のときに襲撃した奴らだよね」
タホがスマホの画面を見ながら言った。
ソルはあの時の言葉を思い出した。
「運命の少年たちだ」
「この場で処理するか」
訳の分からない言葉を並べて、自分たちを”殺すべき存在”という…
アイオンのみんなが、スターワンを心配しているコメントが沢山連なっているのを見て、ソルはようやく凝り固まった心が溶けていった。
「明日から仕事再開するってどうかな?」
ソルはメンバーを見ながら言った。
メンバーたちは、みな賛成し、再び明るい雰囲気になった。
早速ステージ構成を考えようと、タホがユジンに空中での2回連続バク転を提案。
ユジンは軽々とやってのけ、
「天井が高けりゃもっと回れる」
とケロリとした顔で言うと、突然ナイフで刺されたような痛みを感じて、手で首を押さえた。
本物の殺意があるとしたら、こんな感じだろうか。
「ユジンさん、どうしたの?」
尋常でないユジンの様子を見て、ソルが肩を掴んだ。
バッ!
ソルはユジンに振り払われた手を見て、痛みより疑念を持った。
「ごめん、ビックリしただけだ。昨日の事を思い出してさ」
平然と話を続けようとするユジン。
”黒い水が湧き出れば、約束のときが近づいてくる”その瞬間、ソルの頭に魔法書の一節が浮かんだ。
得体の知れない恐怖と疑念に包まれたある日、”竜の一族”と名乗る人たちが訪ねてきた。
長い……
今までで最長のページ数だし…
先週40ページで、今週60ページって、20ページも差があるし~
それにしても、骨が砕けたり、上から落としたりと、結構残酷ねスターワン
ここまで読んでくださって、ありがとうございます~