こんばんは~キラキラ


トゥバくんたちのカムバが決まりましたね~~拍手拍手拍手

テヒョンが「混沌の章」より素晴らしいとか言ってたし、楽しみ~~ピンクハートラブピンクハート

ていうか、去年私がハマりだしたのはリパケの「ルザラバ」からなので、新アルバムのカムバは初めてなんですよね~飛び出すハート

アルバムも買おピンクハート(1枚だけは絶対!!)


昨日は「スタシカ」ノベルの更新日で読んだんですけど、なかなか、えげつなくてあせるあせる

ま、とりあえずあらすじ書きますねアセアセ



「スタシカ」ノベル 第12話

12. 魔法書


突然スターワンに舞い降りてきた魔法の力。

「なんでいきなり能力が発現したのかな?」

ビケンの問は、メンバーだけでなく世界中の知りたい事だった。

それに対し、タホは占い師がくれた本に書かれていた内容を嬉々として語り出した。

「魔法種族の遺伝子持ってる人は、地球に変動が起こった時に発現するんだって!」

「じゃあ、俺たちが他の人より魔法を使いこなせてる理由は?」

とソルが尋ねると、

「それはよく分からないけど…とにかく、この魔法書、分からない絵が多いし、最後のページなんか破れてるんだよ」

とタホが突き出した魔法書には、確かに幾何学模様が描かれており、最後のページは破り取られていた。


「このページに絵の比喩とかの解説があったんだと思う。この本にヒントがあるんじゃないかと思って、あの占い師のとこに行ったんだけど、もうやってなかったよ…」


「人類の救済はすべてを変える。黒い水が湧き出れば約束の時が訪れる…これ、どういう意味だ?黒い水が人類にとって害になるって事か?」

ユジンが魔法書を読みながら尋ねた。

「黒い水のおかげで、電気代も半額になって、環境汚染も防げたのに?」

アビスが肩をすくめながら言い返した。

「それはそうと、約束の時って何だ?」

「なんか嫌な響き…不気味だよね…」


練習室のドアが開き、振付師が入ってきた。

練習が始まったが、メンバーたちは集中出来ず、3時間たっても振り付けが入らないので、振付師が休憩を与えてくれた。

大粒の汗を流したメンバーたちは床に座りミネラルウォーターで喉を潤した。


ソルも水を飲んで床に寝転んだ。

天井を眺めていると、焦点が合わず、視界の隅に崩れた照明が見えた。

起き上がろうとしてよろめき、やっとの事で立ち上がったが、瓦礫に足を取られる。


ポタッ…

額から何かべたっとした物が流れ落ちた。

ソルは息苦しさに咳き込み、全身の力が入らない。

額からはべっとりとした物がとめどなく流れ落ち、荒々しく目を擦るとその手を見た。

その瞬間、ボタボタボタッと赤黒い大量の液体が地に落ちた。

生臭い血の臭い…身に覚えのある悪夢…

ソルは恐怖に耐えながら周囲を見回した。


すると、言葉も出ないほど悲惨な光景が、目の前に飛び込んできた。

巨大な何かに襲われた建物の残骸に、体が押しつぶされ、折れた角から血を滴らせているユジン。


足元に目をやると、タホが力なくうつ伏せに倒れ、隣にはタホの手を握ったまま目を閉じて横たわるビケン。

二人を助け起こそうとしたソルは、咄嗟に手を離した。

タホは片方の目がくり抜かれ、ビケンは手首から胴体にかけて真っ黒に焼け焦げていた。

背の高い街路樹には、今にも散りそうな木の葉のようにぶら下がっている、アビスの無惨な姿が…


ボタッ!ボタッ!ボタボタッ!

先程とは比べ物にならない大量の血が、ソルの全身に流れ落ちた。

大量のペンライトを見たソルは、この血がスターワンだけの物では無いことを悟った。

今回の悪夢は耐えられない。

早くこの場所から抜け出したい…


「ケラケラケラ」

鋭い笑い声が耳をついた。

ソルは急いで周りを見渡し、声の主を探した。

「私を探しているのか?」

その瞬間、ソルの体に黒い煙が巻き付き、だんだん大きくなると空に舞い上がり散るように消えた。

黒い煙が消えた場所には巨大な白い猫が。

青と緑の色違いの目、オッドアイ。


巨大な目はソルの体ほどだった。

猫はソルをじっと見つめ、裂けるほど口角を上げるとニヤっと笑った。

込み上げる不快感にその場を離れようとするソルを、また黒い煙になり体に巻きつくと、首を締めてきた。

意識が遠ざかりかけた、その時、ミント色の光が目の前にちらついた。

光を目で追った瞬間、酸素が鼻の中に入ってきた。

ソルは息を吸い込み、勢いよく飛び起きた。



いや~驚き驚き驚き

ユジンは血だらけ、タホは目玉くり抜き、ビケンは黒焦げ、アビスは吊り下げられ…

ここまでえげつない描写いるはてなマーク

悪夢とはいえ、ますます、魔法アイドルの世界とかけ離れていくような…あせる