社会システム全般のIT化に伴い、医療の世界でもIT化が著しく進んでいる。
電子カルテなどの導入に関しては、必要経費が高額なこと、職員の教育・訓練にかなりの時間を要するなどデメリットもあるが、それを補うメリットがある。

では、メリットはどんな点なのだろう。
まず、電子カルテなどの電子化により、情報共有が容易になり、チーム医療など医師やコメディカルなどの連携が必要とされる際の効率化が挙げられる。
近年、レントゲン画像や検査結果、また紹介状や診断書などの書類など患者の診療に関する情報は増加傾向にあり、紙媒体では管理しきれず、電子情報での保管が必須事項となってきてる。
また閲覧性が高まることにより、診療現場でのやりとりがスムーズとなり、効率化が図れる。
また医療現場では現在PHSが多く導入されているが、2020年7月にサービスを終了することから、ナースコールのシステムなどスマホの導入に切り替える医療機関も少なくない。
さらに院内だけでなく、救急情報システムとオンラインで繋がることにより、救急情報など一刻を争う時に情報が共有でき、救急医療の迅速化を実現できる。

もう1つのメリットは、セキュリティの強化だ。
言うまでもない事だが、医療の現場では、守秘義務と言って、患者の診療に関する情報を、第3者に漏らしてはならないという原則がある。
職員のIDをパスワード管理にすることにより、部外者のカルテ操作をできなくしたり、ウイルス対策により外部の攻撃から守ったりすることができる。
紙媒体だと破損や紛失の心配もあるので、情報を守るという意味でもIT化が適している。

なお、もし医療業界のIT化に関心をお持ちなら、<http://it-iryo.com>の情報もチェックすると良い。