土壁塗りのお手伝いをしてきました。
先日土壁塗りのお手伝い?
(手伝っていたのか足を引っ張っていたのか。笑)
体験をする機会がありました。
土壁塗りやってみたいというだけのすごく軽いノリで行ったのが大きな間違い
でした。
うちのスタッフと2人で行ったのですが、
自分的にはちょっと体験してみる的な感じでいたので
なにも知らされていないのもありほとんど手ぶら状態で
(現場で用意してあるものかと…)現場に到着。
前情報ではあと2人ほど同じように土壁体験に来ると聞いていたのですが、
どうやら職人さん1人と我々2人だけ!
しかも話を聞くと体験ではなくて本格的な作業要員!笑
さらには作業をする段階になっても長靴も軍手もなく、
あっ!何もないのね!!笑
場違いな白いスニーカーのまま土コネが始まりました。
初めての土壁塗りでしたので楽しみでワクワクしながらも
ご迷惑をおかけしてはいけないとアタフタ。
ほどほどスニーカーもいい感じになったところで職人さんがお施主さんに長靴
借りようか?って
もう少し早く言ってくれれば…
やっとそれなりの格好になり作業スタート!
ここで土壁塗りの作業工程をご説明すると
まず土屋さん(←個人名じゃないですよ)がワラスサ入りの土をダンプ
で運んできます。
この土をブルーシート2枚程広げた上にドボドボドボっと置いていきます。
このワラスサ入りの土に水をまきほどよい固さにしながらクワと足で
練っていきます。
もちろん人力です。
壁に塗る土なだけあってかなり粘り気があり相当大変です。
土を練る作業はある程度の広い場所でするので、
今度は土を練った場所からポンプで家の方へもって行きます。
ポンプに送るために地上から1mほど高さのあるミキサー
みたいなところに入れないといけないのですが、
これがまた腰にくるんです!
空気を入れないように、でも遅れるといけないのでそこそこの
スピードで…
腰に乳酸がたまります。
ポンプの先は家の中の1m×2m程の大きさの船と呼ばれる箱
の中に繋がっていて、
まるで、う○ちのようにもりもりもりっと出てきます。
(この表現が一番適当かと)
船がある程度いっぱいになったらいよいよ土壁塗りです。
下準備がかなり大変!
そして壁に土を塗る人と船の土を塗る人に渡す人に別れます。
正確には土を投げると言った方がいいかも知れません。
写真があるといいのですが、手で投げるわけではなく道具を使うのですが、
1.5mほどの長さの棒に手をパーにした形の物がついた道具、
名前を忘れてしまいましたが大きいフォークみたいなやつです。
この道具で拳骨サイズの土を持ち塗り手の人に投げるんです。
分かります?
近くて1~2m遠いと3~4mあったでしょうか。
塗り手の職人さんのコテ板に向かってヒョイっと投げ、
この土を塗り手がパシっと受けて竹小舞に塗りつけていきます。
土壁の家が少なくなった今はこんな光景なかなか見れないですが
職人さんコンビがするこのやりとりは見ていて楽しいですよ。
一人がヒョイっと投げて塗り手がパシっと受けザザザっと塗り込む、
ヒョイッと投げてパシッと受けてザザザっと塗る。
ヒョイっ!パシっ!ザザザっ!!!
ヒョイっ!パシっ!ザザザっ!!!
ヒョイっ!パシっ!ザザザっ!!!
今回は塗り手の職人さん以外は素人ですのでそうはいきません。
私が投げる人、職人さんとうちのスタッフが塗る人、
職人さんは1回受けた土を一瞬で塗り込んでいきます。
こっちは投げる土を拳骨サイズにして準備したらもうコテ板を
こちらに向けて待っています。
職人さんに投げるので精一杯でうちのスタッフがたまに土を取りに来ると
そちらに渡す隙もないくらいのスピード。
せっかく来たのに足を引っ張ってはいけないと必死に頑張りましたが、
お昼になるころには私の腰は悲鳴をあげていました。笑
午後からも同じ作業の繰り返し、ひたすら土を投げ続ける!
普段体を動かしていない我々には非常に酷な作業でした。
帰りに温泉に入って帰るつもりでしたが、
体力を使い果たした2人はそんな元気もなく自分たちの考えの甘さを
痛感しながら帰路につきました。
私たち2人はやりきったと思っていますがきっと職人さんには
思うように作業が進まずご迷惑をおかけしたと思います。
土壁塗りってめちゃくちゃ大変ですよ!
言うまでもなくその日から筋肉痛と腰痛が3日間続きました。
いい体験をさせていただきました。
でも、もういいかな!笑


