先日来、鼠径ヘルニアの手術で入院していましたが無事退院しました。
今年に入ってから右の下腹部がピリピリと痛み始め、少し足を引きずる状態に、これはいかんとCT検査を受けたところ鼠径ヘルニアとの診断、腹腔鏡手術を受けることになりました。
「ヘルニア」、昔は「脱腸」と言われていましたね、「ヘルニア」なんて聞くとメルヘンチックなイメージですがなかなかその痛みはいやらしくしつこく襲ってきます、以前なら開腹手術のところ最近では腹腔鏡手術で行うことが多いようでこれだと入院期間も短いとのことです。
手術の前日に入院、これがまずはコロナのPCR検査を受けてから入院許可が出るということでまずはその結果を待ちます、陰性の判断でまずはほっとしました、これで明日の手術を待つことになります、ところが隣の病室に手術直後の患者さんが戻ってきてものすごい唸り声を発し続けています、「これじゃ今夜は眠れないなあ」と思っていたところ病院側の計らいで部屋を移動してくれることに、しかもワンランクアップの個室、スタッフの人が「差額いただきませんから」・・・ラッキー、これで今夜のWBC中国戦も気兼ねなく観れそう、しかし野球ってなんでこんなに時間がかかるんでしょうか4時間にもなろうというゲーム、さすがに明日のことも考えて就寝
手術当日、ベッドに乗せられて手術室へと移動、途中の待合室に来ていたカミさんに別れの手を振り手術台へ、体中にケーブル、管が繋がれ全身麻酔、あっという間に意識が無くなるもんですね、そのうち遠い遥か彼方から「終わりました、聞こえますかー?」という声が聞こえてきて、ぼんやりとした意識の中であー終わったんだと感じました。
術後はひたすら痛いですね、特に腹筋のあたりが痛むので起き上がれません、今夜は痛みに耐えねば
術後1日目、痛みは若干ひいてきたものの食欲は全くなし、出された食事もほとんど残す状態、しかしこの病院食を完食する人間っているんでしょうか、どんぶり一杯のご飯、無理です・・・
午後になって担当の医師から退院についての説明があり希望なら明日にでもという話、随分と早いなとは思ったものの希望を伝え退院が決まりました
退院当日、痛みはまだあるものの普通に歩ける状態、カミさんが迎えに来てくれて昼前に帰宅
たった4日間の入院でしたがベッド生活で体力ってすぐに落ちていくもんだなと思いました。これからリハビリしていかねば、やはり我が家はいいですね、カミさんの態度も少し優しくなったし・・・