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One Plus One

While there life,there is hope.

さてさて、前回の更新は1月6日・・・  あれから本当に忙しい毎日だった。  

4月に入り、大学も新一年生が加わり活気を見せている。うちの大学はとにかく広く、中部地区最大級とも名高い敷地の広さなため、僕も入学当時は講義場所がいったいどこなのか毎日奔走していたことを思い出す。 
あれからもう一年が過ぎた。今やるべきこと、やれることをひとつでも多くこなさなければならない。  二年生から晴れて<言語聴覚士コース>に入り、今までとは難易度も専門性もはるかにレベルの高い講義が行われている。    言語聴覚士はこれから最も将来性のある職業で、医師や歯科医師、臨床心理士をはじめ、理学療法士、作業療法士などとともに患者に対するチームカンファレンスが求められる医療職だ。主な内容として一般的な認知症や嚥下障害、構音障害などを患う患者様を対象として評価と訓練を施し、機能回復を目指すといったもの。だが、単なるリハビリ職ではない。通常の他のリハビリ職であれば、医師や歯科医師などの依頼、指導を通して訓練を行うがこの言語聴覚士(以降STと呼ぶ)はその医師らによる指示も少なく、自ら考え、この患者様に最も適した訓練、評価方法を選択しなければならない。また。開業権も持ち合わせており、ひとり立ちすることも可能なのだ。
 こんな世界に入って自分は果たしてやっていけるのだろうか。無事にSTとして活躍できるのだろうか。・・・不安でたまらない毎日を送っている。だが、そんなことばかり考えていられない。  時間は刻々と過ぎてゆく。少しでも時間があれば今自分は何をすべきなのか、焦らず、立ち止まって冷静に判断し、着々とことを進めていかなければならない。    焦って何から何まで手をつけて中途半端に終わっていては仕方がない。    できるものから進め、専門知識をしっかりと蓄積させていく。     現段階では0に等しいだろう。STでは臨床神経の知識が最も必要で、あらゆる病状から派生する言語障害を紐解いて診療していかなければならない。   本当に壁の高い目標を選んでしまったと後悔の念もあるが、幼い頃から直接人の役に立つ仕事がしたい、人を一人でも多く救う仕事に就きたいと願っていたこの夢を今叶える時。目標はST国家試験に合格することではない。これは単なる通過儀礼に過ぎず、本当の目標は患者様を一人でも多く救うこと。これを忘れてはならない。

これから辛いことが山ほど出てくるだろうが、しっかりと自分を見失うことなく日々充実した一日を過ごしていきたい。


バイトについてはまた結局テニスコーチとしてラケットを握っている。3月では知立市と緑区で教えていたが、今は緑区ひとつにしぼり、子供達からご年配の方まで様々な年齢層を対象としている。  コーチ歴も二年目に入り、まだまだ課題は山積だがお客様のニーズに合わせたレッスンも自分らしさというものを探求しながら、徐々に成立し始めているように感じる。 
人に教える難しさ。この伝える過程を大切にしてこれからの自分に活かしていきたい。

これからは自分の努力がすべてを実を結ぶ。心して医療の道に足を入れていきたいと思う。
久しぶりにこうしてパソコンを前にして、たくさんの経験が思い出されるように感じられる。

去年終盤から冬季休暇に入り今に至るまで、今まで以上に行動範囲も大きく広がりを持った。そして、たくさんの人々との会話の中で「自分」ということについてよく考えるようになった。

冬季休暇に入り、まず最初として気の合う友達と鍋パーティ。  毎回のように開いているこの鍋も新年間近ということもあってか、とても楽しく盛り上がった。一年間を振り返るいい機会になったと思い返せば強く感じられる。入学から半年たった今、こんなに腹を割って話せる友達ができたなんて信じられないくらいだ。  本当に感謝したい。ありがとう。    同じ釜の飯をつつきながら話した。大学のこと、勉強のこと、恋のこと。何時間でも話せていられたあの時間をこれからも大切にしていかなければならない。

修学旅行以来になるが、京都・奈良へ車を走らせ訪れた。清水寺、若草山、東大寺。  他にもたくさんの古都・京都奈良を堪能した。清水寺からの朝日は何も言葉も出ず、ただただじっと太陽に目を向けた。 京都の古い町並みを背に日が昇るその姿は本当に素晴らしい光景だった。   碁盤の目と言われる京都の古い下町も歩いた。まるで異世界に飛び込んだかのように幻想的な感情に包まれ、疲れも吹き飛ぶように心から古き良き時代に浸ることができた。
奈良にでは「鹿」が本当に印象深い・・・笑  そこらに安易に見られない動物がこうも人懐っこく自分に近づいてくる。  こんな体験久しぶりだった。
東大寺をはじめ、日本国宝に指定される素晴らしい遺産が数多く建立しており、その中にもまた鹿がたくさん。   どこに行くにも鹿と一緒と言っては過言かもしれないが、鹿と接するたびにエサをあげて。鹿もタダでおやつを食べることができてさぞかし嬉しかっただろう。
現地の方とも話す機会があり、こうして話すことも旅の醍醐味なのだなと改めて感じられた。     気軽に挨拶を交わし、気さくに言葉を交わす。現地の方はとても優しく、名古屋から来たということを告げると驚いてよく気遣ってくれた。貴重な経験を身をもって感じることができた。
大学生になり、物の見方、行動の変化から様々なものが自分の中で変化していると日々感じられる。こんな変化の中、京都・奈良を訪れてまた一つ大人になった視点で見た京都・奈良はさらに趣き深いと感じられた。気づかなかった京都の町並みの佇まい。奈良の素晴らしい遺産の数々。    再度訪れてまた違った視点で見た古都は本当に幻想的だった。この景観、町並み、人との関わり。  これこそ日本にとって欠かすことのできない真の遺産と言えよう。

さて、楽しいことばかりではない、時間はこうも待ってはくれない。
去年12月28日を持って、長いコーチ業も幕を閉じた。一年間これまでテニスをありとあらゆる人に教え続け、自分は何を学んだのか。これについては次回ゆっくりと書いてみたいと思う。
そして、次は医療関連のバイトを少しずつ始めていこうと思う。 この何ヶ月で自分の目指す将来にも徐々に固まってきた。   ・・・「言語聴覚士になろう」と・・・
以前まではスポーツインストラクターを目指し、日々勉強していたが最近になり医療に目を向けるようになった。 現代社会で最もよく取り上げられる医療分野における諸問題。  小さい頃からどういった形であっても将来は人のためになる仕事に就きたい、人を助ける仕事が自分にとっての天職なのだとよく豪語していた自分にとってこの問題に目を背けることはできなかった。人が苦しんでいるその姿。 僕にとってとてもじっと見ていられない光景だった。こんな患者さんがなぜ満足のいく治療さえままならないのか。
患者にしかわからないだろうその痛み、苦労、心情。  その治療の手助けが少しでも円滑かつ効率的に行うことができないものか。治療だけに固執せず、自分の笑顔で患者さんを笑顔にさせてあげたい。    そんな考えがすべての始まりだった。こんな医療で自分も人を救いたい。
そのなかでも目の前の患者さんが突然亡くなる現実がある。これが医療だ。 口では簡単にこうも言えるが、この現実を受け止めるまで時間がかかるのは言うまでもない。おそらくこの経験はこの先医療の世界に入ったところで慣れるものではないだろう。  始まりがあれば必ず終わりがある。人類普遍の法則。  まずは今、しっかりと地に足をつけ、やるべきことをこなすことから始めていきたい。
八月から九月終わりにかけて大学に入学して初めての夏休みが訪れた。
気温も例年より暑く感じ、毎日が大変だったように感じられる。さて、夏休みのまとまった時間を利用して車の免許を取ろうと日々奔走した。無事すべてスケジュール通りに進み、免許をとることができた。 だが思えばここまで行き着けるまで本当に辛く厳しい道のりだったことは言うまでも無いのだ。  車校の教官というのはこんなもので果たしていいのだろうか。教官はほぼ40歳半ば。教える態度が悪いわ、口は悪いわ、で本当に考えることが多かった。県内にある車校だがもう二度と行くことは無いだろうが非常に腹立たしい思いをして家路を急いだことが何度あったことか。  テニスコーチという人を教える仕事をしている自分とドライバーテクニックを教える教官と同業者の自分がとても恥ずかしくなった。これくらい教えることがなぜこんないい歳になってまでまともにこなせないのか見ていて哀れに思う。「あんたに人にものを教える資格なんてない、いますぐ辞められた方が生徒のためになります」と・・・ こんなふうに思う生徒は自分ばかりではなかった。在籍する生徒、卒業した生徒も口を揃えてこう言う。この車校自体評判が悪いようだ。 これから人に教え、支え、救っていく自分に良い経験にもなっただろう。こういう大人もいるんだと。自分はもうこんな足を踏み外す大人にはならない、社会から見て模範となる秩序を兼ね備えた社会人を目指して努力していきたい。  それからというもの人を教えるとはどういったことなのか考える時間は多くなった。スタンダードな教え方などなく、人それぞれと異なるのはたしかだがそこには一定の手法がある。その手法をいかにして自分が噛み砕き分かりやすく教えるかということに尽きるだろう。自分が簡単だと思っていることはその人にとって非常に難しいこと。これを納得してもらえるように分かりやすく簡潔に手を携えて教えていく。何度考えてもこれだという答えは見つからない。  この先人を救う立場、教える立場に立つ自分の姿がどのようなものか。理想の姿を求め日々努力を惜しまない自分でいたいものだ。
   大学が始まり、さあこれからが勝負。徐々に履修科目も専門科目に変わりつつ内容も難しくなってくる。将来に直接関係してくる科目ばかりだ。口腔機能や内科学、生理学、臨床歯科衛生学など手強いものがほとんどだ。ここから冬休み前の後期考査まで気を抜かず、時間に余裕のある時は必ず机に向かって少しでも内容を理解することに専念していきたいと思う。車も手に入った分、時間と体力には十分余裕ができたはず。  今まで納得のいくまで学習が進められず悔しい思いをしていたが、ここで他の学生に差をつけるチャンスだと考え少しここから本腰を入れてこなしていきたい。