35歳の私には今"先生"と呼んでいる人がたくさんいる。
かれこれ5人。
相場がどんなか分からないけど、35歳で5人も先生がいるのは結構多いように思う。
学んでいる事も多いって事なんだろう。
それが身になっているかは、別として…。
しかし、タイトルの"先生"は、高校生の時の先生。
たまに、思い出す。
影が薄かった学生時代。
今もあまり変わりないけどね。
いるのかいないのか分からない、幽霊のような存在の私。
注目される事なんて稀だった。
さらに褒めるなんて奇跡に近い。
だからまだ、覚えてる。
なぜそんな話になったのかはよく覚えていないけど、唐突に先生の言葉が始まる。
「はるの書く文章面白いと思うよ。」
先生は日直の時に付ける日誌を読んで、そう言った。
あれは褒め言葉だったに、違いない。
私は信じる!
文章を褒められた初めてで、なんだか凄く嬉しくなって文章を書く仕事もいいなって考えたりもした。
でも実際は、そうはならず、さらに
"「はる日記」面白いですね。"
って誰かに言われるまでそんな事忘れてた。
日誌の時間割りや連絡事項の下の、書いても書かなくてもいいメモみたいなスペースに、何か一生懸命書いていたようなきがする。
今となっては覚えていないけど。
いつか思い出す時が来るかもしれない。
言葉は消えてしまうけど、時間も空間も飛び越えてまた現れたりもする。
イリュージョン?
でも小学生の頃は、読書感想文にあらすじを書いて出してしまうような子でした。