で、彼女の大学。彼女の友人達とその彼氏達にいじられまくる。みんな仲睦まじい。けどぜんぜん羨ましくはなかった。けっこうかわいい子とか,

かなりイケメンが居たけどなんかピンとこなかった。

彼女「じゃね。彼に学内案内してくるわ、じゃ…」

「ええんか？」

「えーねん…」

「彼氏役やってくれてありがとな」

「まぁ、お役に立てれば」

「あちこち案内するわ、でキミ君、芸大なんてよく受かったなぁ」

「マグレやん」

「いやキミ君、小学の時、学年で絵一番凄かったやん」

「そうだっけ？」

「そう」

「キミのダンスも綺麗でカッコええやん。まだやってるん？」

「もちろん。絶対にプロになるんや」

「オレもそうやな、プロになるで！」

「お互い頑張るしかないなぁ」

「そうやなあ」

「で、なんで彼氏つくらんの？」

「……キミ君のせいや」

「？…オレなんかした？」

「相変わらず鈍いんやなぁ」

「…その前に、わたしのダンスみてくれん？」

「中学生のころよりは多少上手くなってるて思うんや」

「ぜひ、見たい…」

「…ちょっとだけ待ってな」

そう言うとバックから白い靴を取り出した。専用の靴なんかな？

履き替えると。スッと立ち上がる。

小さな声でリズムを切ると、それは突然始まった。

その4に続く

Please dance for meその3