貧血と免疫 | 神戸 骨格矯正と栄養で健康へ導く 未病サロン Hal-Cure

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神戸・三宮にあるストレートネック・骨盤矯正専門のサロンです。
骨格とともに栄養状態を血液検査から確認して食生活のアドバイスをしています

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《栄養素と免疫vol.6》

貧血の人は感染症にかかりやすい⁉︎

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【鉄(F e)と免疫】

今回はミネラルの1つである鉄についてです

鉄と言えば「貧血」です

単純に鉄不足で起こる

「鉄欠乏性貧血」


赤血球が破壊されて起こる
ビタミンC、E不足、コレステロール不足

「溶血性貧血」


ビタミンA、ビタミンB12、葉酸不足で起こる

「巨赤芽性貧血(悪性貧血)」


赤血球を作るためにはビタミン・ミネラル・タンパク質が必要不可欠なのです

貧血については、また別の機会に詳しくお伝えします

今回は(鉄 : Fe)と免疫の関係について

【(鉄 : Fe)の役割】

ヘモグロビンの形成

疲労回復

コラーゲン形成

ヘモグロビンは細胞に酸素を運搬する役割があります

このヘモグロビンが不足すると、細胞がエネルギーを生み出せなくなり

疲労感
頭痛
動悸
冷え
精神的に落ち込みやすくなる

などの症状が出ます

慢性的にエネルギー不足になり、免疫力に影響します

また、コラーゲン形成には(鉄 : Fe)が必要なため、コラーゲンが不足して粘膜が弱り、ウィルスが侵入しやすい状態になります


【鉄不足が起こる要因】

・月経

月経血による(鉄 : Fe)喪失は およそ30mgと言われます

一日平均およそ2mgの(鉄 : Fe)が失われていることになり

補うには 20~30mg/日を摂る必要があります


また妊娠と出産時期の喪失は 3mg/日にも及ぶとされ 、さらに(鉄 : Fe)の摂取が必要となります


・食事での摂取量が少ない

食事で(鉄 : Fe)を必要量摂れていません


・消化吸収ができていない

消化能力が弱い

腸での吸収力に低下

例え必要量を食事で摂れてたとしても、きちんと吸収できてない方が多数

必要量を食事で摂れていた方には、会ったことはありませんが・・



【(鉄 : Fe)を摂取するためには】


(鉄 : Fe)を食事で必要量摂るとすると

豚レバー 150g

牛ヒレ肉 400g

いわし 7尾

まぐろ 700g

ほうれん草 700g


これを毎日

摂れますか?

やはり食事だけでは不可能

鉄の補給もサプリメントを有効活用してください


食事は、そもそも自負自身が貧血だと分かってない人が多いため意識して摂っていません

なぜ、そういう方が多いかと言いますと

会社の健診や健康診断で貧血と言われないからです

会社健診の血液検査表を見せて頂きますが、

ほとんどの人が

「なぜこれで貧血と言われないの?」

と疑問に思う数値なのです

明らかに貧血の症状が出ているに、貧血と言われなかったから貧血対策をしません


また、数値が悪くなくても貧血が隠されていることがあります

「隠れ貧血」と言われています

体の中に(鉄 : Fe)の貯蓄ができていない状態です

検査上の数値は、この貯蓄から補充しているので悪くないように見えます

しかし、貯蓄がなくなったら一気に数値が減り酷い症状が出ます

この貯蓄があるかどうかは「フェリチン」の数値で調べることができます

症状がなかったとしても、ご自身の数値は知っておくべきです

知らない方は未病栄養検査で一度調べておきましょう


少しでも免疫力が減る要因はなくしておくことが重要です


女性は特に貧血の可能性が高いので、ご自身の状態を知ってコロナ対策を今しておきましょう


新型コロナウィルスは効く薬はなく、すべて自分の免疫がウィルスを退治して良くなっていることを忘れないでください

これからの時代は、未知のウィルス・細菌、益々増えていくであろうガンへの対抗として自分の免疫力をいかに上げておくかが重要になってきます


その方法としては

・免疫力あげる手伝いをしてくる栄養をしっかり摂る
・免疫力を維持する自律神経のバランスを整える

この2つは常に意識して過ごして参りましょう