2月26日（日）、仕事で日本橋へ。この日のランチは…

日本橋三井タワー地下 1階にある奏す庵へ。もともと早稲田で営業していたソースカツ丼の店だが、テナントビルの取り壊しに伴いちょうど 1年前の 2022年2月26日（土）に閉店。その後 5月25日（水）に現店舗にて移転オープンした。時刻は 12:05、店は空いていた。

席に置いてあるメニューがディナーメニュー（17:00〜22:00）になっていたが、昼も同じなのかな？

ワセカツ定食（アツカツ 2枚とウスカツ 3枚・¥1,200）

ベジカツ定食（椎茸、蓮根、茄子＋他野菜 2品・¥1,300）

ベジミックスカツ定食（アツカツ 1枚、ウスカツ 1枚、他野菜 3品・¥1,300）

ミックスカツ定食（アツカツ・ウスカツ各 1枚、海老、イカ、他野菜 2品・¥1,500）

定食は各種カツ＋千切りキャベツ、小鉢、ご飯、味噌汁、漬物。

ワセカツ丼・カレーカツ丼（各 ¥1,000）、ベジカツ丼・ベジミックス丼（各 ¥1,100）、ミックスカツ丼（¥1,300）

丼は味噌汁・漬物付、ご飯大盛りは＋¥100。

ちょい飲みセット（小鉢 2品＋セットのアルコール 1杯・¥800）

単品メニュー

ウスカツ・ミニサラダ（各 ¥100）、アツカツ・エビフライ（各 ¥150）、メンチカツ・野菜カツ（2品）（各 ¥200）、エビメンチ（¥300）、ポテサラカツ（¥350）

ビール

アサヒマルエフ（生・435ml）・サッポロ赤星ラガー（中瓶・500ml）（各 ¥600）、アサヒビアリー（334ml・¥500）

ウィスキー

ブラックニッカハイボール（¥450）、竹鶴ピュアモルト（ロック・水割り・ソーダ割り・¥800）

サワー

チューハイ・レモンサワー・緑茶ハイ・ウーロンハイ（各 ¥400）、リンゴ酢サワー・トマトサワー（各 ¥500）

翠ジンソーダ（¥600）

ワイン　

〈グラス〉白・ロゼ・赤

グラスワイン・ロックワイン（各 ¥500）

スプリッツァー（ワインのソーダ割り・¥600）

〈ボトル〉

ランブルスコ（750ml・¥2,500）

福井の日本酒

常山（¥550）、花垣（¥800）

福井の梅酒　花垣（ロック／ソーダ割り・¥600）

焼酎〈ロック・水割り・ソーダ割り〉

芋金黒・麦一番札・米ほやって（各 ¥500）

ノンアルコール　アサヒドライゼロ（¥500）、セレブレスパークリングワイン（355日・¥1,200）

ソフトドリンク　コーラ・ウィルキンソンジンジャーエール・三ツ矢サイダー・リンゴ酢ソーダ・ウーロン茶・緑茶（各 ¥400）

オーダーはスマホから。ただ実際には店員さんに直接注文しても受けてくれるようだ。

奏す庵の食前サービス　「梅ぼし」のお話

梅干しは疲れをとり食欲増進させることで知られ、食前の梅干しは、血糖値が上がるのを抑える働きもあります。カツ丼を食べる前にひと口、「昔ながらの梅ぼし」をぜひどうぞ！

福井の梅干し

食前にアミューズとしてお出ししております梅干しは、毎年6月に皇室に献上される「福井梅」に塩と紫蘇だけを使った、無添加で昔ながらの丁寧な製法で作られた梅干しです。

オーダーから 6分ほどでワセカツ丼が着盆。

ワセカツとは？

「ワセカツ！」は、日本で初めて生まれたとされるカツ丼のカツをオマージュしたもので、「薄いトンカツ」「早く仕上がる」「ソースに浸す」という特徴をもっています。早稲田生まれの、早く仕上がるカツとして、「ワセカツ！」と命名いたしました。早稲田生まれ、福井育ちの「ワセカツ！」をどうぞお試しください。

カツ丼の歴史

大正2年、東京早稲田鶴巻町にあった洋食屋さんが、日本で初めてのカツ丼を料理界に発表しました。それは、ドイツ修行から持ち帰ったシュニッツェル（カツレツ）をウスターソースに浸して丼に仕立てたものです。その洋食屋さんは、大正12年の関東大震災をきっかけに、故郷である福井県福井市に移転します。結果、福井県内では、様々なお店が、カツ丼を注文すると、ソースカツ丼が提供されます。

米五の味噌

奏す庵では、曹洞宗総本山・永平寺御用達の福井で唯一の味噌屋として有名な、「米五のみそ」を使った味噌汁を提供しております。その中でも、米五さんが、永平寺より引き継いだとされる、古来、永平寺で作られていた味噌を、原料調達から配合、仕込み、熟成のすべてを再現して作られているものを使用しています。

ごはん「コシヒカリ」

奏す庵では、千葉県産のコシヒカリを使用しております。コシヒカリは、福井で生まれた品種であることは意外と知られておりませんが、新潟とともに、千葉では古くからコシヒカリの栽培に取り組んでこられています。そして、現在奏す庵では、契約農家さんとともに、無農薬栽培に取り組んでおります。

奏す庵のソース

奏す庵で使用しているソースは、京都で知らぬものはいないといわれる老舗の高級ウスターソースをベースに、極上の甘味を店内で調合した至極のソースです。また、カラシソース、タルタルソースにも深いこだわりが。どうぞお楽しみください。

カラシのヌーベ

和辛子を配合したソースをヌーベ（泡状にしたものを固めたもの）にしました。味変わりとして、バターのようにカツに塗ってお召し上がりください。

要するに、福井のヨーロッパ軒で出しているソースカツ丼は早稲田生まれで、その味をオマージュしたカツ丼を早稲田で出していたという事らしい。そのせいか食材や酒にも福井ゆかりのモノが並ぶ。

まぁ美味いんだけど、カツが薄いのが淋しい。アツカツ 2枚にウスカツ 3枚との事だが、全部薄い。しかし起源がシュニッツェルであり、「薄いトンカツ」「早く仕上がる」をウリにされてしまっては、もう受け入れざるを得ない。7年前に食べたヨーロッパ軒のカツもこんなに薄かったんだっけ？ただあの時はトンカツ・エビフライ・メンチカツが乗った 3種盛スペシャルカツ丼に牛カツまでトッピングしたから食べ応えを比較するのは可哀想か。あと今回のはカラシのヌーベがなかなか良かった。

なお電子レシートも受け取れます。なかなか進んでるな。とりあえず、ごちそうさまでした！

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