2020年6月23日
その日もわたしはまじめに仕事に勤しんでいる、と見せかけて、どうでもいい思考を繰り返していた。
最近今までも乏しかった集中力が最低レベルに落ち込んでいる。
年を取ったか。疲れているのか。
今のわたしの幸福度は何点だろうかと考えていた。
結論:まあ、78点くらいですかね。
しかし、独身時代が93点で、そこから15点のマイナスとは、夫に失礼というものだろう。
夫は大企業でまじめに仕事をし、家では料理とゴミ捨てと風呂掃除とトイレ掃除と床掃除とカーペットの日干しをしている。
夫の母(遠方)も、大変良い人で、意地悪姑とか、おせっかい姑とかそういう人種とは程遠い。
修正、81点ということにした。
ところで私の人生、ここから上がることはあるのだろうか、むしろここから先下がることしかないのではないだろうか。
家も買ってしまった。
ペットも飼った。
友達もたくさんいる。
親戚はみんなわたしを可愛がってくれている。
仕事では、すでに私の能力と照らし合わせるとおかしいくらいに昇格しており(零細企業で人がいないため)、これ以上上がることはあり得ない。
しかし、一方でこれから先の人生では、夫から離婚を切り出されるとか、会社が私の担当している事業をやめるとか、親族がなくなるとか。そういった、マイナスのイベントがやってくる可能性はある。
まだ30半ばなのに、これから81点以下になる可能性しか残されていないということか!
まずい。これはまずい。
もちろん、旦那様と2人の生活を楽しむとか、様々な地を旅行するとか、仕事で出世するとか、趣味の世界を極めるとか、そういうことにより100点満点に近い幸せを感じられる人もあるだろう。
ただ、わたしに限っては、どうにもこうにもそういうことで、81点以上を達成できそうにないのだ。
そうだ、子供だ。
子供がいれば、きっとさまざまな幸せがやってくるだろう。
子供のお遊戯会で成長した姿を見たり、子供が志望校に受かる姿を見たり、そのうち孫ができたり、孫が還暦を祝ってくれたり(←これは、子供がよほどの早婚でないと、間に合わないな)。
わたしは、子供をつくり、これから81点以上の幸せを目指すのだ。
そうと決めたら、俄然やる気になってきた。
20代のときに、資格の学校の門をくぐった時のような気持ちだ。
今日より若い日はない、善は急げ。
この日より、わたしは妊活をスタートすることとした。
早速週末は婦人科へ。