艦これストパンSS置き場

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ストパンと艦これのSSを書いています
ラブライブも増えました

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\前回のラブライブ!/ デン

花陽『にこちゃんのおうちでエアライド!!』

にこ『あなたなら楽しめると思うけど?』

花陽『とっても強くて、本当に楽しかったです!! だけど…』

にこ『上手くなったらやりましょうよ』

真姫『嫌よ、あなたたち喧嘩するし。凛は誘ってあげる』

凛『やったにゃ!』

花陽『真姫ちゃんとしては、私たちは楽しんでるようには見えなかったみたい』

花陽『私たちは私たちで楽しんでたんだけどなぁ…』

真姫『中古で買おうかしら』

花陽『一緒にやろうよ真姫ちゃん…』

真姫『嫌よ、喧嘩するもの』

・・・。

~まきホーム。リビング~

真姫「…」ソワソワ

真姫「…」ウロウロ

ピンポーン

真姫「きたっ!!」バタバタ

・・・。

真姫「やっと来た!」パタパタ

真姫「あのあと、結局中古でも売ってなくてネットで買っちゃったのよね」

真姫「思ったより高かったけど、これは後悔しない買い物だったわ!」

真姫「お菓子もジュースも用意完了。早速始めるわ!」

真姫「カービィのエアライド!!」パカッ

カシャ

ウィィィン

真姫「ちょうどWiiでゲームキューブのソフトができるから、本体まで買うことにならなくて良かったわ」カチカチ

真姫「…そりゃ、コントローラーは買ったわよ?」

真姫「さて、この前でやり方はわかったけど、まずは1人でゆっくり遊びましょう」

ピコーン!

真姫「ふふ…このタイトル画面だけで気分が高揚してきた…!」

真姫「やっぱりテレビゲームは大画面に限るわ!」

真姫「…さて、と。『エアライド』に『ウエライド』に『シティトライアル』か…」

真姫「とりあえずエアライドから始めようかしら」カチカチ

真姫「最初にスター選ぶのね」

真姫「にこちゃんの家でやったときのは…これか、ワープスターね?」

真姫「…あれ? シティトライアルのときに使ったライトスターが無いわね…」

真姫「こっちじゃ使えない…とか?」

~調べた~

真姫「どうもそういうことみたいね…残念。あれ可愛くて好きだったのに」

真姫「クリアチェッカーを埋めていくと、他のスターも手に入るみたいね。なるほど」

真姫「…さ、気を取り直して始めましょ」ピコーン

・・・。

真姫「プランテス…植物系のステージなのかしら? なんだか、寝転んだら気持ち良さそうね」

3...2...1...

真姫「行くわよワープスター! あなたと私の初陣なんだから!」キュォォォ...

START!!

真姫「そりゃっ!」キィィン!

真姫「あはは、この疾走感が楽しいわね! 2003年のゲームだなんて考えられないわ」

真姫「あ、さっそくソードの人だわ。いただくわよ!」シャキーン!

真姫「ほらほら、逃げなさい!」ザシュザシュズバババッ!

真姫「自動攻撃ってすごいわ」

真姫「あら、洞窟じゃない…真っ暗ね。絵里だったら泣いちゃうかもしれないわね、ふふふっ」

真姫「あ、あれ? また逆走してるし!」

真姫「ちょっと…ちょっと止まりなさいよ! もうっ!!」

真姫「あ、Aボタン長押しで止まるんだ…なるほど」キュォォォ

真姫「おまけにチャージも出来るわね。よし」シュゥゥン

真姫「あ、もう一周終わっちゃった。このコースは短いのね」パパーン

真姫「さ、早く新しいスターをゲットしなくっちゃ」

真姫「あ。クリアチェッカーでワゴンスター貰った」

・・・。

真姫「次はコルダにしましょう。綺麗なコースね」

真姫「全体的に白い…氷のステージってところかしら」

真姫「ワゴンスターってどんななのかしら。楽しみね」カチカチ

3...2...1...

START!!

真姫「…あれ、なんだか…すべる?」

真姫「うわわっ! ナニヨコレ!? すっごくすべるから曲がれない!!」

真姫「やりにくいったらないわね!!」

真姫「このワゴン、チャージ出来ないみたいだし!」

真姫「…いや、むしろチャージ出来ないからこそ…曲がるときに少しプッシュするだけでいいのか」

真姫「なるほど、これはいいかもしれないわね」

真姫「よし! 行くわよー」

一時間後

真姫「ふぅ…」

真姫「それなりにスターも集まったし、そろそろ他のモードやろっと」カチカチ

真姫「と言っても…ノンストップで一時間はキツイわね。楽しくて時間も忘れちゃった」ゴクゴク

真姫「ぷはっ…午後ティーがおいしい…」

真姫「次は…っと、そういえばこの『ウエライド』ってなにかしら?」

真姫「やってみるか」ピコーン

真姫「『ウエライド』って何なのかしらね。上ってこと? とにかく空を目指せ、とかそんなことなのかしら」カチカチ

真姫「またスターを選ぶのね。フリースターとハンドルスターか…」

真姫「スティックを入れた方に曲がる? …よくわかんないわね、フリースター」

真姫「ハンドルスターは…『エアライド』と同じように左右で操作するのね」

真姫「ならハンドルスターでいいか」ピコーン

3...2...1...

真姫「えっ」

START!!

真姫「ゔえぇっ!? なによそれ、聞いてないわよ!?」

真姫「上からの視点で操作するってわけ!!?」

真姫「…あ」

~前回の回想~

花陽「このエアライドには3つのゲームモードがあるの!!

まず、ごく普通に色んなコースでレースする『エアライド』

次に、上からの視点でキャラを操作して小さなコースを回る『ウエライド』

最後は(一部割愛

~回想おわり~

真姫「ああ…言ってたわね、花陽のやつ」

真姫「…わかった、やってやるわよ『ウエライド』!!」カチカチ

真姫「うわっ、やりにくっ!!」

真姫「上視点だから、うまく曲がれない…!」

真姫「ああもう!! ナニヨコレェッ‼︎」

~数分後~

真姫「意外と楽しいわ…『ウエライド』」

真姫「最初はナニコノクソゲーって思ったけど…意外と奥が深いし」

真姫「小さなステージを回るだけだから、ちょっとの時間でたくさん遊べるし」

真姫「さすがカービィのエアライド…隅から隅まで楽しめるなんて」

真姫「…さて、そろそろ『シティトライアル』やるか」

・・・。

パーンパーンパーンパーンパッパッパラッパーン

3...2...1...

START!!

真姫「やっぱりこのBGMよね!」

真姫「エアライドのBGMってすごいわ…私でもびっくりするものばっかりよ」

真姫「…とりあえずステータス上げながらスター探そ」

真姫「クリアチェッカーもそのうち埋まるでしょ」

真姫「…そういえば、この前は青ボックスばっかり見てたけど、あの赤とか緑のは何なのかしら」

バキッ

コピー:ファイア

真姫「赤は…コピーか」

真姫「緑のは…見当たらないわね。まあいいか」

真姫「あ、とりあえずあの黄色玉を燃やしてあげましょう」

ボッ

CP「アァァァイ!!」

真姫「あはは、黄色玉が黒コゲね」

真姫「…ごめんなさい」

真姫「さて、色々回りましょう」フィィン

真姫「あ、火山だわ。そういえば前回はスルーしてたのよね」

真姫「うわぁ…溶岩吹き出てる」

真姫「こんなとこ暑くないのかしら」

真姫「山の上にはレーンがあるのね。これで他のとこに行きましょう」ヒュゥーン

ブーッブーッ

真姫「事件ね」

パワーアップにニセモノアイテムがまざった! 要注意!

真姫「ゔえぇっ!? なによそれ、アイテム獲得数が減るじゃない!」

真姫「めげずに青ボックス…」

バキッ

真姫「…センカイに見せかけて、眼科のアレ?」

真姫「なんて面倒な事件なのかしら…」イライラ

真姫「このあと、もうひとつくらい事件あるみたいだし…やってらんないわ」

真姫「あ、赤」バキッ

真姫「…なにこれ。なんかの部品?」

真姫「まあいっか、もらっとこ」キラーン

真姫「…聞いたことある効果音ね。なんだったかしら」

真姫「ま、いっか」

数分後

キラーン

真姫「みっつめゲットね」

バチバチッ

真姫「!?」

バァーン

真姫「BGM変わった…しかもスターもなんかゲットした!!」

真姫「この前、にこちゃんがゲットした伝説のスターってやつかしら…」

真姫「…なんか見た目違うんだけど」

真姫「ま、いっか」

ブーッブーッ

真姫「ナイスタイミング。このスターの性能を見極める、いい機会だわ」

エアライドマシンのチャージタンクが暴走した!

真姫「ヴェ」

ドドドドドドドドド

真姫「チョ、チョチョチョチョッ!!??」

真姫「待ッテ、待ッテチョット待ッテナニコレ何コレ」

真姫「止マンナイワヨコレナニ!?」

真姫「チャージタンク暴走ッテナニヨ!!?」

真姫「止マリナサイヨ、コノバカッ!」カチカチ

真姫「モ、モォーー!!」

ドドドドドドドドド


・・・。

ピピーッ

TIME UP

真姫「や、やっと終わったわ…」ハァハァ

真姫「なんか…ハァハァ、ひとしきり叫んじゃった…」

真姫「事件なんかでテンパりすぎよ…私…」ぐったり

真姫「…さ、スタジアム…やるわよ」

エアグライダー

真姫「なるほど…遠くまで飛べばいいのね?」

真姫「それなら、伝説なんだから楽勝でしょ」

真姫「さ、あなたの本気を見せなさい!」キュォォォ...

3...2...1...

真姫「てやっ!」ヒュゥーン

真姫「ダッシュボードがあるわね、ここでラストスパートかけろってことかしら」カチカチ

バシュウゥゥーーン

真姫「おお」

真姫「飛ぶわ飛ぶわ、さすが伝説」

真姫「スティックを上に倒しながらがいいのよね?」カチカチ

真姫「あっ」A

ズドン!

634.28m

真姫「Aボタン押しちゃったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

真姫「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ」がっくり

真姫「一位だけど、一位なのにぃぃぃぃぃぃ!!!」ドンドン

真姫「まだまだ飛べたのにぃ…」

真姫「ぁぁぁぁゲッホ、げほっ…げほっ」

真姫「喉痛い…」ごくごく

真姫「…ジュースおかわりしよ」

・・・。

真姫「クリアチェッカー埋めてると、ドライブで30分ってのがあったわ」

真姫「まあ他のスターで遊べるし、休憩もかねてそれやりましょう」

真姫「ふあぁ…」

真姫「…あ、このヘビースターってかっこいい」

真姫「これ使お」カチカチ

3...2...1...

START!!

真姫「…チャージ遅っそ」キュォォ

真姫「おっそ!!」

真姫「なによこれ…」

真姫「しかも小回り全然効かないし…何よコレただのオモリ?!」

凛《ヘビースターをバカにするにゃ!!》

真姫(凛…直接脳に!!?)

真姫「…調べるか」

調べた

真姫「」カチカチカチカチカチカチ

真姫「」カチカチカチカチ

真姫「指疲れた…」

真姫「ライトスターに戻そ」

真姫「しかもまだ五分…あと二十五分って長いわ…」

真姫「…寝よ」

真姫「レーンに乗せとけば、そのままずっと走り続けてるでしょ」

真姫「おやすみ」

~そのまま寝落ちすること五時間後~

真姫「…ゔぁっ!!」がばっ

真姫「寝ちゃった…いま何時?」

真姫「…五時間…」がっくり

真姫「うわぁ…カウンターもカンストしてるわ」

99'59"99

真姫「…頭痛い」

真姫「もう今日は終わりにするわ…そろそろパパも帰ってくるし」

~翌日。通学路~

真姫「~♩」

凛「真姫ちゃーん」

真姫「~♩」

凛「…真姫ちゃん!」ぽんぽん

真姫「!」スッ

真姫「あら、凛。おはよ」

凛「おはよー真姫ちゃーん! イヤホン耳に入れて、なに聞いてたの?」

真姫「エアライドのBGMよ。YouTubeにあったから」

凛「ドハマリしたんだね…さすがの凛もびっくりにゃ…」

真姫「今日も帰ったらシティトライアルやるわ」ムフフ

凛「んー…凛も行っていいかにゃ?」

真姫「もちろん! いつでも来なさいよ」

凛「やったにゃ!! かよちんとにこちゃんは「ダメ」…はい」

真姫「でも、コントローラーだけは持って来てね。うち、ひとつしかないの」

凛「了解にゃ」

花陽「おーいふたりともー」ててて

凛「かよちん!」

真姫「おはよう」

花陽「エアライドの話が聞こえたから…走ってきちゃった。てへ」

真姫「まあいいけど、アレよ。ガチ勢は呼ばないからね」

花陽「そ、そんなつもりないよー! ただね、真姫ちゃんにひとことだけ言いたくて…」

真姫「?」

花陽「エアライド極めたら、誰でも血を求めるようになるから」

真姫「…」

花陽「それだけ。じゃあ、先行くねっ」ぱたぱた

凛「血を求めるって…どういうことだろね?」

真姫「最後まで楽しむことを考える…それがゲームよ」

凛「え、あ、うん」

真姫「ゲームでも遊びじゃない…そんな人には、私はならない」

真姫「カービィのエアライドは、みんなで楽しんでこそなんだから」

凛「よく分かんないけど、凛もそうだと思うよ! 楽しめないなんて悲しいもん」

真姫「ええ、その通り。…さ、私たちも行きましょう?」

凛「はーい♩」

楽しんでやるわよ、最後まで必ず

血を求める? バカを言わないでちょうだい

ゲームは楽しむためにある

勝っても負けても楽しめる…それがゲームなのよ

花陽やにこちゃんみたいには…ならない!

真姫「待ってなさい…必ずあなたも楽しませてあげるわ、花陽!」

おしまい