先週末旅行等があり、絵もネタも間に合わなかったので、今回は母に教わった事を書く。

母が亡くなったのは私が19のときである。
母は私が子供の時分から病弱で節目節目で病院に係っていたが、其の頃には癌の転移が酷くなり、何ヶ月もずっと入院していた。

当時、秋田の学校に通っていた私にある日、母が危篤したと電話が入った。
私は取る物も取らず、母の入院していた八戸市の某病院へ向かった。

病室に僕が着いたときには、まだ兄は到着していなかったが既に親戚が沢山集まっており、眠ったように目を閉じている母とその心電図を見て、みんな一様に驚いたような顔をしていた。

なんでも私が着く数分前から母の心拍が少しずつ上がり始め、私が病室に着いた瞬間に其れが最大になったというのである。
母とその心拍を交互に見やりながら、母の手を握っていた。

其れから少し後、次第に落ち着いてきたようだった心拍が明らかに上がり始めた。
数分後、心拍の数字が最大になったとき、兄が病室に入ってきた。


母はそのまま目覚める事なく亡くなってしまったが、私は一つ大切な事を教わった。



母は死に際し、何キロも離れた自分達子供を知覚しえた。

不思議な事はなにもない。普段使えないだけで、人間にはそれだけの力が元来備わっているということだ。


壁にぶつかった時、自分はまだまだそこまで頑張っていないぞ。そう思う事にしている。


う~ん…
何時になく真面目に話をしてしまったので照れ隠しにバカなことを云うことにする。

ケン ショウエン
イ チョウエン
コウ トウガン
チュウ スイエン
オウ カクマク
ボウ コウエン
ニ トウキン
ノウ イショク
チョウ ネンテン
カン シュヨウ
チツ ケイレン

体の中に中国人…わろし