本来の意味:キモい。キショいとも。「気持ち悪い」を略した若者言葉。相手を傷つける可能性が高いので、あまり人に向かって使わないのが肝要。
しかし「気持ちいい」も同様に略せる筈だが「気持ち悪い」という意味でしか使われないのがちょっと不思議である。




妖解釈:木喪異(きもい)。歳を経た大木、御神木がこれを切り倒そうとした人間に祟りを為すと云う話は諸国に数多点在している。木喪異はその中でも殊に特異な例である。

昔、木曾のある村に大きな檜があり、その雄大さから山に入る人々に御神木として大切にされていた。
しかし、村の庄屋が蔵を作るのに使おうと人足を雇い、この檜を切ろうとした。
そしてその作業が始まった日、庄屋は進み具合を見届けた帰り、正面からすれ違って行く葬列に出会す。
(はて…村で死人が出たとは聞いていないが…)
「おい。誰か亡くなったのか。」
「はい…この村の庄屋様が…」
中の一人がそう云うと葬列は、あまりの事に立ち尽くす庄屋を他所に闇の中に消えていった。

間もなく庄屋は卒中で亡くなり、お弔いとなったが、その葬列のなかにいた一人が「誰か亡くなったのか。」と声をかけて来た者があったと話したと云う。


ふい~(´∀`)
つっかれた~寝よ寝よ…