毒を吐いておりますので興味の無い方はスルーして下さい。
急いては事を仕損じる
この言葉を聞いて皆さんお気付きだと思いますが、
今回の
JALのスマイルキャンペーンの事です。
ANAが7,000円のキャンペーンを打ち出した時に慌てて対抗策を考えたのでしょう。
サーバーが落ちる事は容易に想像出来たと思います。
「想定外の・・・」とJALは公式に発表しております。
しかし、皆様が仰る様にお客を飛行機に乗せて安全運航が約束されて
いないければいけない航空会社で想定外があってはならない事だと思います。
想定外=リスク管理=危険予知
何故この様な基本的なリスク管理がJAL内部で出来ていなかったのか甚だ疑問です。
ANAも同様のキャンペーンを行っていましたが、綿密に計画を立てトラフィック
増加に伴うサーバーの許容や増強等で朝になっても復旧しないところまで陥る
事は無かったとの事です。
(故)稲盛さんが泣いていますよ。
稲盛さんの名言に以下の言葉があります。
完成品を作るには、九十九パーセントの努力では足りません。
一つのミス、一つの妥協、一つの手抜きも許されない、百パーセントを
目指す「パーフェクト」な取り組みがいつも要求されるのです。
何か今のJALは稲盛イズムを忘れている様に感じます。
思い起こせばJALはこんなキャンペーンを昔やっていました。
会員種別の先行予約
以前はシステムに一気に負荷が掛からない様にちゃんとやっていたじゃないですか?
ANAが誰でも予約出来るってしましたけど、JALはサーバーの負荷を考慮して
先行予約をしても良かったのでは?って思います。
誰がこの初歩的なリスクもスルーして決裁したのでしょうか?
客側にしても確実にゲットしたければステイタス会員になると言う相乗効果が
生まれるのに・・・。
また、一部報道で「WEB限定なのに電話で・・・」って言われておりますが、
この先行予約の仕組みがあった当時から
WEBでは取れない同一区間複数予約は先行予約で取れない部分
(2往復以上と記憶しております)は電話で対応するという暗黙のルールがありました。
最初から電話で取ろうとするとちゃんと上限になってから掛けて下さいと怒られました。
WEBでダメなら電話でって言うのは以前からJALを利用している方なら、
今に始まった事で無い事を十分承知している筈です。
またこの電話も先行予約に準じた時間が勝負で、それ以降は一般会員も増える為
時間との勝負でした。
ただ、WEB限定って書いておいて、結局電話でもOKって言うのは外資系の航空会社
では絶対通用しないルールです。
という事で次回、もしJALが同じ様なキャンペーンを行うなら制度設計をしっかり
行って会員種別の先行予約等で復活させて集客する事を願うばかりです。
じゃあお前はどうだったんだ?
私ですか?怒られそうなので止めておきます(爆)
おしまい