さて、GWにハワイに行かれた方は大勢いらっしゃった様ですが、

実はオーストラリアはGW時点ではハワイよりも入国に関して制限が緩和されていて

入国しやすくなっておりました。

 

ちなみにオーストラリア線は長距離線扱いなのに、JALもANAもFOPやPPが

1.5倍なのも魅力です(笑)


シドニーとゴールドコーストに行ったことはダイジェストで既に書いておりますが、
今回はオーストラリア渡航に際し、コロナ禍以前よりも若干違った変わった部分がありますのでその点を中心に記事にしたいと思います。




渡航に際して必要なもの


1,パスポート

   これが無くては旅行が出来ませんね・・・(笑)
2,ETAS(電子渡航認証システム)
    従来は旅行会社で代行で手続き出来ましたが、

  現在はオンラインでの申請に代わりました。
  日本語ページがあるので苦では無いと思います。

 

 

  渡航72時間前までに申請が必要です。
 

3,DPD(デジタル旅客宣言)
    従来にはなかった健康管理システムの様なもので出発7日前より登録可能です。
  (渡航情報・ワクチン接種証明登録等)

  入力についてはこちらのHPが参考になると思います。

 

 

 オーストラリアは2022/4/18から入国72時間前の陰性証明は不要となりました。

航空会社(JAL)での確認は航空券・パスポート・DPD登録確認のみでした。



オーストラリア到着後

1,入国審査時ワクチン接種証明の提示

  通常は「スマートゲート」と呼ばれる自動化された出入国管理システムを利用

  出来るのですが何故か多くの日本人がエラーで弾かれ有人での入国審査

  でした。

  デジタル庁の接種証明アプリ等で接種の確認を行い書類に署名する必要が

  あったからかもしれません。

2,到着後24時間以内の抗原検査
  
  これが一番ややこしいと思います。
  到着後、ホテルに直行し自室で抗原検査を行い陰性を確認したら外出可と

  言われています。
  シドニーの場合、JAL便は朝7時に到着するのでホテルのアーリーチェックインも

  難しいと思いますし、ましてや抗原検査キット等持っていません

  (TGA(オーストラリア保健局)認証のもの)

   これをクリアする方法として
   ①旅行会社に抗原検査キットを手配して貰いホテルに予め送って貰う

 
      私の場合、HISにお願いしておりました。
 

    AUD50(4,486円)

 

  シドニー市内のホテルに届けてくれる様です。


   ②ホテルのデイユースプランを利用するもしくは前泊から予約する
 ホテルによってはAM8:00~PM5:00利用出来るデイユースプランがあります。
 私はリッジスエアポートホテルのデイユースプラン+宿泊(AUD220 

 (要ホテル交渉)) を利用しました。

 


 デイユースプランはAUD139です。
 

  予約画面で緑枠の部分をスライドバーを右にするとデイユースプランが

  表示されます。

 

   また、デイユースプランは他のホテルでも行っているようですがネットで

  検索するのが難しいです。また、ホテル検索サイト(エクスペディア等)では

  私の探し方が悪いのか?出て来ませんでした(汗)

 面倒な場合は到着日前日から予約しておき、当日朝7時頃到着する旨ホテル

 に伝え 当日チェックアウトまでの時間を利用する、連泊の場合はそのまま利用

 出来ると思うのでぐっすり眠れると思います。


  ダイジェストでもご紹介しましたが、

  この抗原検査をホテルチェックイン前に行い陽性だった場合はホテルに

 宿泊拒否 されると聞いています。
  チェックイン後に陽性だった場合、そのままそのホテルに7日間自主的に

 隔離可能と聞いています。(要交渉)

この為、一番奥の部屋とかに案内されるケースが多い様です。


日本帰国時

1,72時間以内日本帰国向けPCR検査

シドニーから帰国する場合は

 

 

シドニー国際空港チェックインカウンターCの出口を出てすぐの

 

 

24時間営業のHISTOPATHが便利です。
 

私はこちらも
 

HISにお願いしました。

 

 

AUD114(10,690円)
(事前にHISシドニー支店の担当の方からオンラインで細かい説明もあり、

また検査時間の指定も無い為行きたい時に行けるのが便利です)

尚、HISTOPATHは直接予約無し飛び込みでも可能な様です。AUD78(7,314円)
但し手続き等は自分でやっておりませんので分かりません。

 

 

検査の時に「ジャパニーズプリーズ」と言えば日本語の様式でちゃんと

記入してくれます(笑)


1時間半~2時間でPDFで送られてきますので、それをプリントアウトすればOK

たぶん、色々なPCR検査があると思いますが、私が調べた中では、これが一番

確実で安かったです。
 

尚、シドニー空港での帰国時航空会社のチェックインカウンターでの確認は

パスポート・航空券・MY SOSが緑(黄色の人がどの様なチェックかは不明)でした。



抗原検査キットについて

日本と違いTGA承認の抗原検査キットしか販売してはいけないルールに

なっている為、日本の厚生労働省未認可(研究用と記載)の抗原検査キットの様な

ケースはありません。

価格はAUD12(1,125円)~15(1,406円)で街中のドラッグストアで

「COVID19ラピッドセルフテストキット」と言えばOKだと思います。
大体レジカウンターの上やカウンターの係の方に言えば出してもらえます。
(鼻用と口(唾液)用のがありどちらにするか聞かれる場合もあります)


私は念の為何個か現地で買ってセルフチェックを定期的に行っておりました。




最後に、
 

 

6月には入国緩和と言われていますが、日本到着後の抗原検査は廃止して、

MY SOSが緑の人はそのまま入国出来る様な形で運用する事が望ましいと思います。
それでなければファストトラックと謳われている意味は全く無いと考えます。

また、現在新規感染者が3万人いても、緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置発出の

可能性は無い事から(重症者が100人台)、明確にウィズコロナで舵を切る時期に来て

いると思います。諸外国は既に舵を切っております。

政府もMY SOS(日本の健康確認アプリ)に登録し、緑になった外国人の緩和を徐々に

ではなく早急に進めるべき時期に来ていると考えます。
やはり何だかんだ言ってもインバウンドを日本の観光産業は心待ちにしている筈です。
そして、円安は海外旅行者にとってはまたとない日本を訪れる絶好の機会だと思い

ます。

尚、その際当面は厚生労働省承認のワクチン(日本人以外入国の場合)のみ入国可に

するべきと考えます。

 

 

おしまい