長文のみですので興味ない方はスルーして下さい
さて、ご承知のようにコロナ禍の中GWにオーストラリアに行ってまいりました。
何故今行くのか?と言う理由は後日書くとして(汗)、今回はコロナ禍での海外旅行に
ついて感じた事を書こうと思います。
尚、全て個人的な見解ですのであまり参考にならないと思います。
コロナ禍での海外旅行はいくつものリスクがあります
1,出国までに起こりえるリスク
出国までに渡航する国によっては、事前にPCR検査を行わなければいけません。
PCR検査の陰性証明の確認は出発当日航空会社でのチェックイン時にあります。
幸いオーストラリアは4/18から事前のPCR検査が無くなりました。
ただ、自分が陽性のまま飛ぶのは非常に危険と判断し、出発前日羽田空港第一ターミナル内にある木下グループの抗原検査+PCR検査で陰性を確認してから渡航しました。
(オーストラリア政府からは航空会社での提示を求められません)
しかし、国によってPCR検査が必要と言うところがありますね。
陰性証明に関して当日に万が一航空会社に拒否されたらどうしますか?
私はもし未だにオーストラリア入国時に陰性証明が必要だった場合、
羽田空港第三ターミナルにある
東邦大学のクリニックで検査を受検するつもりでした。
5/7追記:オーストラリアはDPDと呼ばれる健康管理アプリがあり、4/17までは72時間以内の陰性証明を登録する必要がありました。チェックインカウンターで航空会社が確認するのは陰性証明書の確認ではなく、このアプリが全部登録済でOKかの確認のみです。
他の国でアプリでの確認の場合も同様だと思います。
2,到着後に起こりえるリスク
オーストラリアは入国後24時間以内に自分で抗原検査を行わなければなりません。
しかも、公共交通機関を使う事は禁止されていて、ホテルに直行と言う厳しいものです。
そこで私が考えたのはシドニー空港国際線ターミナルから190歩(笑)の
リッジスエアポートホテルにしました。
ここを選んだ理由ですが、デイユースプラン(AM8:00~PM5:00) AUD139が
ありまして、私の場合到着翌日ブリスベンに飛ぶ予定がありましたので、
ホテルに交渉してそのまま宿泊できるプランにしてもらいました(AUD 220)
さて抗原検査キットをどうするか?
ここではHISシドニー支店が現地オプションとして設定していましたので
ホテルに抗原検査キットを届けてもらう様にしてもらっていました。
(後日詳細について書こうと思います)
入国時抗原検査を端折る事も物理的に可能だと思いますが、
自分が万が一感染者(陽性)だった場合オーストラリアの方々に迷惑をかける事に
なりますので厳に慎むべきだと思います。
また、ホテルにチェックインする前にどこかで抗原検査キットを買ってきて
陽性のままチェックインしようとするとホテルに拒否されます。
ホテルでチェックインを終え自室で抗原検査を行った結果、陽性だった場合
ホテルのお客様が陽性になったと言う事で、そのまま7日間の自主隔離が可能
と聞いております。
私の場合JAL51便は朝7:00頃にシドニー到着後公共交通機関を使わずホテルに
直行、抗原検査キットもホテルに届いていて、部屋に入って検査し
陰性になりまして(当局に報告の必要無)、無事外出出来る様になりました。
陽性になった場合でもホテル側と交渉して自主隔離を申し出るつもりでした。
3,現地で起こりえるリスク
オーストラリアでは外でのマスクの着用義務が無くなりました。
ただ、国内線搭乗時はマスク必須、公共交通機関利用時はマスク着用推奨と言う段階です。
ここで注意しなければいけないのは現地の人がマスクをしていないから自分もマスクなしでOKと言う考え方をするのは非常に危険だと言う事です。
日本ではこのコロナ禍、自己責任よりもマナー(現在の言い方をすれば同調圧力)の
方が上にあり、マスクをしている方が殆どだと思います。
しかし、海外はマナーよりも自己責任の方が上にあり、コロナに感染しても7日間自主
隔離すればOKと思っている方が殆どと聞きました。
現地の人は自主隔離だけで大丈夫ですが、海外旅行に出ている人達は帰国72時間前
のPCR検査で陽性だったら帰国出来ません。
アフターコロナではなく、まだウィズコロナの段階と言う事を肝に銘じて行動
しなければなりません。
現地の人の様に左右されずに絶対に感染しないと言う強い意志が必要です。
ただ、日本人の方はマスク生活になれていらっしゃるので大丈夫だと思いますが・・・。
また、現地の方にマスクをしている事によって怪訝な目で見られるよなことはありません。
特にシドニー等感染者数が多い街では自主的にマスクをしている方も多く見かけます。
要は
郷にいれば郷に従うな
って事です(笑)
あとはご自身が気になる様でしたら日本で抗原検査キットを持ち込み、
または現地で抗原検査キットを買って定期的に検査するのも良いと思います。
私も3個ほど現地で購入(1200~1500円/個)して自分の行動は正しかったと言う
確認を行っておりました。
ホテルも感染対策や消毒を徹底して行っている外資系の大手のホテルを利用する
事をお勧めします。(個人旅行の場合)
5,日本到着時のリスク
降機後は入国審査にそのまま向かう従来とは違って抗原検査が行われます。
場所は増設された140番台ゲート全体が会場になっております。
17時15分に飛行機のドアが開いてから抗原検査そして
入国審査を終え到着口まで出るのに2時間45分を要しました。
(到着口に出たのは20時00分)
予め時間は掛かると言われていますが、人によってまちまちの様です。
ただ、これは入国の時にも言われていますので、国内線乗継とかをお考えの方は
十分余裕を持った乗継を設定するなり、羽田空港に1泊するなりのリスク回避をした
方が良いと思われます。
これからGWの帰国ラッシュで各空港の到着便が重なるとさらに時間を要する
可能性が高いです。
こう言ったリスクを許容しなければ旅行出来ないのが残念ですが、
6月になると水際対策を緩和すると政府が発表しました。
もう少し時間短縮出来る様な仕組みづくりが急務だと思われます。
細かい部分も色々ありますが、全般的にはこんな感じでリスク回避を行ってきました。
かなり特異?な旅行になりましたが、コロナ禍の中では仕方が無い事だと思います。
早く季節性のインフルエンザと同じ様になって欲しいですね。
おしまい