車に関心が無い方、そして今回は長文なので興味の無い方は
スルーして下さい。


 

さて、タイトルを見ても何の事だかさっぱり分からないと思いますが、



 


 

 

今回は自動車のブレーキを右足で踏むか左足で踏むかと言う事について記事にしたいと思います。


 

まず始めに、私は以前は右足でブレーキを踏んでおりました。。

 

しかし、事故後後遺症が残存し、運転免許試験場で臨時適正審査を受けて合格してから
再度自分の車で運転した時の事ですが、走行中にアクセルからブレーキを踏もうと思って
ブレーキに足を掛けた途端踏み外してしまい、あわや前の車に衝突するところでした(汗)

 

咄嗟にサイドブレーキを引き、車は停まったので衝突は回避し問題ありませんでしたが・・・。。


 

その事をリハビリ病院で一緒に頑張った仲間に話すと

 

「左足ブレーキにすればそういう事も起こらないよ!!俺もやっているし・・・」

 

ご存知の方も多いと思いますが私の場合、右足裏は感覚が無くアクセルを踏んでいるのか
ブレーキを踏んでいるのかどちらか分からず、今までの経験だけで運転していました。。


 

なのでこの言葉を聞いたときは目から鱗状態でした。。


 

慣れない左足ブレーキ


 

オートマ限定免許では無い方は分かると思いますが、左足はクラッチを踏むため踏力が
必要ですね。。
このクラッチの感覚で左足ブレーキを使うといきなり「ガクッ」とブレーキが効いてしまい
難しかったです。。

 

ただ、慣れるとアクセルは右、ブレーキは左として踏み分けが出来てスムーズな動作が
出来る様になります。。

 

私の運転する車に乗ったことがあるブロガーさんも数名いらっしゃると思いますが、
特に違和感や恐怖心を感じさせたことは無いと私自身は思っております。。
また女性が苦手な急な坂道発進でも踏みかえ操作が要らないので後退することは
ありません。

 

この左足ブレーキ、実はサーキットでも役に立ちます。。

 

コーナー手前で左足ブレーキで最大限減速したら直ぐに右足でアクセルべた踏みが
出来ます。。この一連の動作を右足で行うとコンマ何秒ですが踏みかえ操作が伴い
立ち上がりが遅れるとも言われております。。
細かい事を言えば、ブレーキにより前輪に荷重が掛かるのをアクセル操作を加える
ことで車体を水平に保つ等のテクニックにも使われています。。

 

最近は2ペダルの車が殆どだと思います(日本では90%がオートマと聞きます)


 

何故今この話をするかと言うと自分の自慢話では無く


 

最近毎日の様にニュースで取り上げられる





 

「アクセルとブレーキ踏み間違えによる事故多発」





 

について思うところがあるからです。。



 

踏み間違えてコンビニに突っ込んでしまったとか、誘導していた奥様を轢いてしまった
と言う痛ましい事故が毎日の様にTVで放送されています。

 

高齢者だけでは無く免許を取りたての若者でもこの様な事故を起こしているとも聞きます。


 

オートマ車はクリープ現象と言ってギアが入っていると平坦な地では微妙に動く様に設計
されております。。
この微妙に動いた時、特にバックの時にブレーキを踏んだつもりがアクセルを踏んでしまった
と言う事で起こってしまった悲劇が多いのではないかと推測されます。。

 

日本の教習所や警察でも右足で全て操作しろと昔から習っていますね。。

 

これが右がアクセル、左がブレーキって使い分けたらどうでしょう。

 

クリープ現象でバックする時に左足はブレーキって頭に入っていれば停まる時に自ずと
左足のブレーキしか踏まなくなると思います。。

 

人間はパニックになった時には両足で踏ん張るとも言われていますが、たとえアクセルと
ブレーキを両足で同時に踏んでも回転数が上がるだけで車はブレーキを踏んでいる限り
進みません。

 

安全対策の為に色々なシステムで操作間違いを起こしてもフェールセーフになる様な
車づくりを始めているようですが、ハード面だけではなく、ソフト面(左足でのブレーキ操作)等
の普及を進めるべき時期に来ているのではないかと考えます。


 

ただ、この左足ブレーキは公的に認められている訳ではありませんし推奨もしておりません。。
ましてや私の個人的な主観で述べているだけです。。


 

もし、試してみようと思う方、必ず安全な場所で行うことをお願い致します。


 

また全て自己責任でお願い致します。





 

最後までお読み頂きありがとうございました。



 

おしまい