カリフォルニアワインのある生活 -251ページ目

■ スタバとアメリカ人の嗜好

今日は珍しく一日中曇り。今回こちらに来て以来、こんなに天気の悪いのは初めて。



しかも午前中、雨が降った模様!授業が終わって外にでてきたら、道が濡れている!残念ながら振っている最中の様子は見れませんでしたが、結構珍しいんでしょう、この時期にしては。



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先日、クラスでスターバックスについて議論した。なぜこんなに成功しているのか?SDSUのキャンパスにも2つある。


要は、それまでアメリカ人になかった「スペシャリティコーヒー」というジャンルが的を得たということなのだろうが・・・・、日本にいればそれも「なるほど」とひざを打ちたいところながら、こっちに住んでいると(しかも住み始めて少しだと)、とても違和感がある。


何か?


誤解を恐れず言うと、「この国の国民」には"こだわり"が全く感じられない。


どうしてこの国が、世界を変えるヒット商品を作り上げたり、世界のマーケティングをリードしているのかがとても不思議になる。


日本人だからかもしれないが、日本のサービスを改善する余地はなかなか思いつかないけれど、この国のサービスを改善する余地は沢山ある気がする。コーヒーのクオリティを上げる前に、または、コーヒーにこだわりを見せる前に、もっと必要なことがあるのでは???と日本人としては思わずボヤきたくなる。


「この国の国民」。正確な表現ではない。今回私がこちらに来て以来、日常に普通に接したり、見たりする人たち。恐らく中流家庭(?)からそれ以下なのだろう。



国民の大多数を占めるこれらの人々は、はたしてはじめから"スタバ"に魅かれたのだろうか?


今でこそ、その辺のスーパーでも、$1ちょっと払えば、それなりに美味しいコーヒーは買える。そういうことを考えると、そもそもはある一部の、そこそこお金をもった人たちがブームを作り、それが次第に社会の基準となり、本当の意味で国全体に広がってきた、そう思わずにはいられない。


そう考えると、スタバが成功した背景に、アメリカ社会の抱える所得格差などの問題を感じるのは気のせいだろうか。


なんだ、コーヒーでもやりかたによっては億万長者になれるんだね。なんて思って、似たこと=似たマーケティング手法で日本で展開しても、きっと上手くいかないんだろうな、そんな風に感じた。


残念ながら、スタバの出現の時期を体験したわけでもなく、それに応える知識も持ち合わせていないことから、稚拙な問題提起にしかならないが、それにしても、これまで何十回とアメリカに来ていたものの、いかにアメリカという国、その日常生活のほんの一部分しか見ていなかったかを痛感させられる毎日である。