アパホテルが、コロナ療養者向けに一括貸ししている期間中、宿泊費とは別に一食当たり1500円(国から地方への支給額。地域によってはこれより少ないところもある)の支援金から中抜きをしていた疑惑で、アパホテルがこの事実を認めました。
仮に一食1500円で計算した場合、実際にはアパカレーを提供していたので、アパカレーの上代が350円だとすると原価は150円ぐらいだと思うので、一食で1000円以上不正に利益を上げていた可能性があります。
これはもはや詐欺のレベルではないでしょうか。
アパカレーじゃない日においても、食事の製造をアパホテルのグループ会社が行っていて、陳腐な食事しか出されなかった事実から、中抜きをしていたのはほぼ確実です。
決して赤字を出さないという自分のメンツや会社の体裁のために、社会貢献するという偽善者のフリをして、不正に儲けるのはいかがなものかと思います。
私も実際予約していたアパホテルが、突然1週間前になって一括貸しをすることになったため強制キャンセルをさせられた経験があります。
実際には常連客を蔑ろにして突然予約をキャンセルし、コロナ療養者向けに一括貸しをするという企業姿勢も問題です。
ホテルは、コロナ禍では赤字スレスレの安い金額にしないと予約が取れないので、アパホテルも2000円で泊まれる日もありましたし、通常でも3000円代で泊まれるわけですが、東京都などに貸し出す場合は定価(1万円超え)で貸し出しているという噂も聞いたことがあります。
こうしたやり口で多大な利益を上げるだけに満足せず、食事代でも不正に中抜きをすると言うアパホテルのような企業は、社会から淘汰されるべきだと思います。