ある日、結婚を考えていた恋人に裏切られたあなたは、衝動的に車に飛び込もうとする。
目が覚めたとき、傍にいたのは「死神」と名乗る男…ハデスだった。
あなたを気に入り、花嫁にして冥府に連れていくと言うハデス。
その日から、あなたは毎晩のように強引に抱かれ、彼に快楽を教え込まれるようになる。
最初は抵抗するが、ハデスと過ごすうち、次第に彼の不器用な優しさや胸に秘めた思いを知ったあなた。
だがそんななか、あなたの元恋人が「寄りを戻さないか」と持ちかけて来る。
ハデスに心惹かれるようになっていたあなたはその申し出を断るが、逆上した元恋人は刃物を持ちだし…
死神と人間の、禁じられた恋のゆくえは…
つやまろ様が好きで購入した作品。
初めての会社だったので正直期待してなかったのですが、いい意味で裏切られました( 〃▽〃)
ハデス様素敵でした////
トラック1
物語は主人公が彼氏に振られて車の前に飛び出すところから始まります。目が覚めたら目の前に見知らぬ男の人が!
冥府の王のハデスだと名乗る男。自分を助けてくれたのかと思い、お礼を言う主人公。
だけど、そうではないらしい。どうやら生まれながらに天使の加護を受け、生気をたくさん持っていた主人公は死にたくても死ねなかったらしいのです。
そんな生気たっぷりの主人公が気に入ったハデス様。
死にたかったのか、それならば冥府に来ないか?そこで俺の花嫁にならないか?と誘う。
そして、いきなり主人公を抱きます♪(/ω\*)
触られるだけでも気持ちいい。実はハデス様の持つ死気と主人公のもつ生気が入れ替わっている瞬間が快感に繋がるらしいです。
強引に抱かれているシーン。たまらないです!!ご馳走様です!!
「激しく突いてやるからもっと乱れろよ」
ああぁぁあ…♪(/ω\*)
S、傲慢って感じが伝わってくるシーンですね。
抱かれたあと、太ももに花形の痣ができてます。それは主人公が快感を感じる(死気を注ぎこまれる)度に黒く大きくなっていくそう。それが進んでいくとやがて望み通り死んでしまうそうです。だから毎日抱きにくると…
「死ぬのが先か花嫁になるのが先かどっちが先か楽しみだ。」
とこのときは興味の方が強いように感じました。
トラック2
主人公が死にかけの猫を看病してるところにハデス様遭遇。いつものように抱きにきたようです。
「死にかけでもう助からない」
それでも必死に猫を助けうとする主人公を見ていたハデス様は主人公から吸った生気を猫に与えます。
すると、猫が回復しました!
喜ぶ主人公を見たハデス様は気まぐれだ、気が削がれたと帰っていきました。
照れ隠しで素直にはなれないハデス様ですが、気持ちが近づいているようなかんじかな?
ハデス様が可愛かったです(笑)
トラック3
遅くに帰ってくる主人公。すでにハデス様がいらっしゃる。猫となつかれていることに鬱陶しいと言ってますが、まんざらでもない様子?
いつものように抱こうとしますが、主人公は担当しているプロジェクトのため毎日残業で疲れている様子。
「プロジェクトが終わったら休んで生気を元に戻しておけ」
それまでは待ってくれるそうです!
なんと優しい。
またまた素直になれないハデス様は否定します。でも、ハデス様なりに心配をしてくれてますよねー(笑)
微笑ましい(笑)
トラック4
なんと、主人公は倒れちゃってました。
「ろくに休まずに働くからだ。この、バカ。」
主人公はだいぶ生気が薄くなっているそうです。
すると、ハデス様がキスで生気を戻してくれました。
「お前が素直に従っているのも悪くねえな。むず痒くて妙な気分だけど、不思議とお前に優しくしてやりたくなる」
生気を戻したハデス様は立ち去ろうとしますが、そばにいてほしいとハデス様を引き留める主人公。どうやらハデス様は寝るまでそばにいてくれるようです。
うん、愛が芽生えてますね!
戸惑いながらも満更でもない気持ちがすごく伝わってきました!!
トラック5
早くに帰ってきている主人公。ハデス様に話があるようです。
どうやら前の恋人によりを戻そうと誘われたようです。
ハデス様は怒って主人公を押し倒します。
「離すわけねえだろ。お前は俺のものだ」
「そんな簡単に俺から逃れられると思うなよ」
激しいキスのあと激しく抱くハデス様。
主人公をとられたくないハデス様は必死です。
その、必死さが…たまりません!!!!
抱かれたあと、主人公が前の男に戻るのは…と言いかけますが、主人公が否定する。どうやら好きな人ができたからと断っていたようです。主人公が前の恋人とよりを戻すのではないかと勘違いしていたハデス様はホッとするのもつかの間、主人公の痣が急激に黒くなっているのを発見!!(゜ロ゜)
ハデス様が抱いただけではここまで急激には広がらない。なぜ!?
あることに気がつきます。主人公は前の恋人に会っています。その時に触れられたことで男の死気が流れ込んだのではないか?
そう!
前の恋人は主人公とは逆に生まれながらに死気をたくさん持っていた人だったのです!
死気をたくさん持っている人間は周りにも影響を及ぼします。身内がどんどん死んでいくとか。
そう…主人公のように自殺しようとするなど。
「死にたくなければ、その男には関わるな。そいつに近づくことは俺が許さない」
なぜ?
生気がほしいからその男のせいで死んだら癪だからと言いましたが、
「ちがうな、何を言ってるんだ 」
言葉の途中でインターホンが鳴ります。
相手は元カレ!
ハデス様は自分の姿は見えないから部屋にあげろと言いました。
トラック6
元カレが部屋に上がってきました。明らかにイライラしている様子。
好きな人ができたからとキッパリ言う主人公。すると、元カレの様子がおかしくなってきました。
刃物を取りだし…
「やめろっ!!!」
ハデス様の悲痛な叫び…
主人公は刺されてしまいます。
倒れる主人公、逃げ出す元カレ。
血が止まらない。生気が抜けていく。
このままでは主人公は…
「嫌だ、嫌だ!!死ぬな、俺の生気をやるから、俺の命をやるからっ…!!!」
必死になって生気を分け与えます。
助けようという気持ちが、すごく伝わってくる…!!
つやまろさん、迫真の演技!!
主人公が回復しました。でも、ハデス様は…
「どうして、だろうな。俺にもわからない。ただお前が死ぬのがどうしても嫌だったんだ」
「お前と過ごす内にいつの間にか生きているお前を見ているのが楽しくなっていた。」
「猫だの仕事だのくだらねえことを嬉しそうに話すお前が、可愛くて。」
主人公は泣いています。
ハデス様はもうすぐ消えてしまうのですから…
でも、主人公が強く願うなら魂が人間として蘇るかもしれない。
「それも、悪くねえな」
「なあ、知ってたか?俺は…お前のことを、好き……」
トラック7
新製品の紹介をしに来た男性社員。お互い会ったことがあるような…
主人公をずっと探していたような…
ここからまた始まります。
最後、どう終わるのかなと気になっていた今回のCD。
生まれ変わり?で締めでした。
どのシーンも捨てがたいですが、やっぱり主人公が刺されて必死に助けようとするところ、ハデス様が消えていくところ、ここははずせませんね!
ちなみにこのシーン、私は電車で聞いていたのですがおもわずウルウルきてしまい、抑えるの必死でした(笑)
でも、全体的にも恋する過程が丁寧に描かれています。
お互い素直になれない態度の裏側の気持ちをすごく感じることができました。