木蓮・・認知症の母と共に・・・

木蓮・・認知症の母と共に・・・

のんきに過ごしていたのに・・・
父が亡くなり、母が認知症に。
父の抜けた“穴”は大きく、母の心に空いたみたい。
そんな母と共に、毎日を徒然と綴って行こうかと。

Amebaでブログを始めよう!

こんにちは。いつも、ありがとうございます。

 

今日は、雨降り。少し蒸し暑い感じがします。

今日は、雨降りなので、私的には出かけたくなかったのですが、

珍しく母が出かけたがったので、母の好きな海に向かって、ドライブしました。

 

お昼のなって、食堂で昼食を食べる事に。

今までも、母は時々“食べこぼし”をしていたけれど、最近その量が多い様な・・・

“こぼしているよ。”と、母に声をかけるけど、母は“こぼしていないえー”と言う。

テーブルや服にこぼしていると指摘すると、妙な表情になる。

“食べにくいなら、スプーンとか借りる?”と言うと、少し怒ったように“そんな必要は無いプンプン”って。

 

どう、声をかけたらいいんだろう・・・・ショボーン

母は“こぼさない”って、思っている訳だし・・・プライドもあるんだろうし・・・・

 

黙って、そのまま食べ終わったら、拾って片付けたり、服を拭いてあげればいいのか。

 

家で食べる時と、外で食べる時・・・他人の目もあるので、声かけには注意した方がいいのか。

 

歯の噛み合わせが悪くて、こぼすのだろうか?

口をきちんと閉じられなくて、こぼれてしまうのだろうか?

 

でも、いちいち“口をきちんと閉じて”とか言っていたら、食べるのも億劫になるだろうし。

このまま、見守ればいいのか。

 

子供と違って、大人に声をかけるのって、難しいショボーン

 

こんにちは。いつも、ありがとうございます。

 

何だか、急に“夏”が来てしまった様な暑さあせる

体調を崩してしまいそう汗

 

母は、最近ますます忘れっぽくなり、食べても食べても・・・・

“食事はまだか?”と、聞く様になって来ましたショボーン

それを、他人様に言うので、困ってしまう滝汗

“食事を食べさせてくれないえーんお腹がいつも空いているショボーン”って。

そんな事を言い出すから、それを聞いた人は、ジロジロと冷たい視線を送って来る。

いちいち母は“認知症なんで”って、言う訳にも行かないし、母のプライドも

あるので、他人様に言いふらす感じはしたくないし・・・・困ったもんだと。

 

そんな母ですが・・・・・

 

先日の事、買い物帰りに車を走らせていると、後ろから凄いスピードで、

車が迫って来た。制限速度で走っているのに、後ろからせっついて来る。

“後ろの車、怖いんだけど・・・・”と、母に言っている時に、

ブォォォ-ンと、対向車線にはみ出して抜いて行った。

“危ない!!”と、私が言うより早く反応した母。

“ここは、オレンジの線なんだから抜いたら行けないのにムキー”と、母が怒ったむかっ

“まだ、あんな運転する人がいるんだね。”と、嫌な気分ショボーン

心で悪魔が囁く。(あんなやつ、警察に捕まればいいのに。)えー

 

ただ、不思議な事が・・・・

さっき食べた食事の事を忘れる母。

なのに、オレンジラインの事は覚えているの?

免許は持っていたけれど(とっくに返納している。)、ペーパードライバーだった母。

 

母の脳みその回線は、どんなんなんだろう・・・?びっくり

 

母の言動や行動には、イライラする事もあるけれど、不思議だと思う事も多い。

人間の“脳”って不思議だなぁ。

 

 

 

 

こんにちは。いつも、ありがとうございます。

 

何だか、急に暑くなって、身体がついて行かないショボーン

この前まで、寒い寒いって言っていたのに・・・・

 

今日は、私の受診日なので、母に会えないと電話する。

すると、母が“私がついて行ってあげる!心配いらないよ!ニコニコ”と言う。

 

気持ちはありがたいけれど、母の場合は“付き添い”にならない。

 

“待ち時間が長いし、疲れちゃうからいいよ。”と、断ったけれど・・・・

母が“ダメダメ!一人で行かせられない!”と、電話の向こうで騒ぎ出す。

電話をそのままにして、どこかへ行ってしまった。

 

代わりに姉が出て、母がパジャマのまま外に出ようとしていると。

 

姉に、今日の事を説明し、病院が終わったら、帰りに寄るので、母に伝えてと言う。

 

病院は、やはり待ち時間が・・・気が遠くなるくらいだった。

診察なんて、3分もあっただろうか?って、感じだしショボーン

 

病院の帰りに、昼ご飯を買って、実家へ向かった。

 

母に“今日は、ごめんね。気持ちだけは受け取ったよニコニコ”と言うが・・・・

母は、すっかり忘れていましたあせる

 

何事もなかった様に、昼を一緒に食べて、別れて来ました。

電話の後、しばらくは“出かけるんだ!”と、言い続けていたらしいけど・・・・

 

まだ、心配してくれる事に感謝しつつ、忘れてしまう事に悲しさを覚えショボーン

そんな事を繰り返して行くのだと、感じつつ・・・・・