世の中は禁煙の方向にどんどんと向かっています。
いろいろな要因が複雑に絡み合っての事ではあるでしょうが、経済面や喫煙場所の問題で、喫煙者の方は例外無く肩身の狭い思いをしている事でしょう。
その辺の事に関して、キセルやパイプで喫煙するようになってから、気付くこと、考える事がたくさんあります。
もちろん、どんな事にでも感じ方に個人差はありますし、考え方も人それぞれなので、完全に自分の主観である事をお断りしておきます。

キセル・パイプを吸い始めて特にビックリしたのが、ニオイとゴミの量の違いです。
普通の紙巻きたばこのニオイは、吸っている時は、本人はまず気になりませんが、ずっとたばこを吸ってきた自分でも、吸った後に感じる服や部屋に残ったニオイは良いニオイとは言えません。
特に、カラオケボックスや一部のホテルなどは、扉を開けたとたんに鼻をつくニオイがしたりします。
健康に対する影響に加えて、非喫煙者の方にとっては耐え難いものである事は想像に難しくありません。
小さい頃に喘息やアトピー持ちだったので、アレルギーその他含めて他の人の迷惑にならないようにマナーを守って喫煙を心がけていても、このニオイは一つの悩みでした。
うちの相方は非喫煙者ですが、喫煙には理解のある人で、家や車でもたばこを吸わせてもらってます。
とても幸せな事だと思います。
ただ、一人暮らしの時と違って、洗濯物につくニオイは気になると思うので、部屋干しの日はキッチンの換気扇のところに行ったりと言った配慮はしていて。
キセルやパイプを始めたキッカケは、自分の場合経済的な理由からがキッカケで、むしろニオイに関しては、イメージ的に今まで以上の配慮が必要になるだろうと覚悟していたんです。
そして、キセル・パイプ喫煙を始めて数日後。
夕食後、いつもの様にお酒を飲みながらパイプを吸っていたら、相方がふと
「何かさ、たばこのニオイではあるんだろうけど、嫌なニオイじゃないって言うか、臭くないね。」
と言ってくれて。
(嬉しい驚きであると同時に、今まで少なからずガマンさせていた事に申し訳なく…
自分のアマさを感じました(-_-;))
キセル・パイプに変えてから煙が目や鼻に入っても痛くならないので、あれ?って思ってはいたんです。
で、ふと思いついてまずは灰皿のニオイをかいでみました。
…臭くない(-_-;)
全くニオイがしない訳では無いんです。
確かに、微かにたばこの「香り」はするんです。
でも、あのツンとする嫌なニオイがしない。
それで調べてみると、市販の紙巻きたばこには、火が消えない様にするために紙に燃焼剤が入っていたり、その他にもいろいろな添加物が入っているようで、それが目や鼻にしみる、ツンとするニオイの元なんじゃないか?との話も。
一方キセル・パイプ用のたばこ葉は、刻んで乾燥させているだけで、銘柄によっては様々に着香されていたりするけど、添加物はほとんど無いとの事。
ただ、紙巻きたばこにも添加物のほとんど無いもの、逆にパイプ用のたばこ葉にも、添加物のあるモノや、強いニオイのモノもあるそうです。
科学的な難しい事は詳しくわからないけど、何だかんだ言ってもたばこ自体が無害では無い事は確かですし、嫌いな人は嫌いな訳ですから。
当然これからもマナーは守ります(*´ー`*)
そして、ゴミの量。
まず、改めて灰皿の中を見ると圧倒的に量が少ない( ; ゜Д゜)
改めて考えれば、フィルター等の吸い殻が出ない分、あとは燃え尽きた灰ですから、当然ではあるのですが(笑)
でも、普通の紙巻きたばこの時にはだいたい毎日夜にはこんもりと吸い殻がたまって、嫌なニオイを発していたので、本当に驚きました( ̄▽ ̄;)(笑)
臭くない上に、灰も灰皿の底にさらっとあるだけ。
試しに、灰皿を1週間ほど捨てずに様子を見たんですが、ニオイも灰の量も、全然大丈夫でした(笑)
まあ極端な実験でしたが、紙巻きたばこの時は毎日灰皿の吸い殻に水をかけてゴミに捨てていたんですが、今は週に2回のゴミの日に灰をサッと捨てるだけで済んでいます。
それに加えて、たばこ葉はパウチや缶に入ったもので、自分の場合1パウチあれば半月以上は余裕でもつので、ゴミも15分の1くらいに減ってる訳ですね。
今まで当たり前の様に、高くなった紙巻きたばこを買い、ゴミとニオイをたくさん出していたんだなあ…と、しみじみ( ̄▽ ̄;)(笑)
紙巻きたばこを否定する訳ではなく、自分にはこっちの方が合ってると思ったんですね(*´∀`)
ストレスの多い今の時代だからこそ、気持ち良く楽しむために、迷惑をかけずに共存して行くために、喫煙者の側が心に余裕を持って考えて行くべきなんだな、と思います(*´∀`)


