書置きをして私は友達の家にころがみ込みました。
書置きお内容は。
「子供がうるさいからと布団に巻くなんて人間としておかしいと思います。殺されるという不安から家を出ます。さようなら。」
こういう内容です。
家をでて1晩たち、2日目にわたしのほうから連絡をいれました。
離婚するといわれてもかまわないから話はしなくちゃいけないと思ったからです。
電話にでた先の元夫の声は泣き声でした。
「二度とこういうことはしないから。俺も疲れてたんだと思う。だから帰ってきてくれ!!!」と・・・・。
情が少しはいってしまったでしょうね。その言葉に騙され家に帰る事を了承してしまったんですから・・・。
馬鹿だったと今でも思います。
家に帰りやはり泣き顔だった元夫は情けなく可愛そうな姿でした。
子供は理解できなくとも謝罪をして自分を改めなさいとだけ言い、また元の生活に戻りました。
そういう出来事があってすぐ。息子は気管支炎からくる肺炎にかかり即入院を余儀なくされました。
危ない状況を一番そばにいたわたしが見逃すなんて母親として失格だと自分を罵り、死ぬかもしれないと言われこの一晩を越えれば大丈夫と言われた医師の言葉だけを頼りに神様に祈り・泣きながら長男を抱き続け・
後悔と反省と祈るしかできない状況で一晩を越え朝になった瞬間。
ここまで神様に感謝したことはないというくらい感謝しました。
息子は泣き声は小さいけれども少しの笑顔をわたしにくれた。
いまこうやっていながら思い出すだけでも涙がでてくる・・・・。本当にうれしかったんです!!
体の調子も戻った頃、家に戻りました。
元夫も戻ってくるのを喜んでくれるだろうと思い、入院中の息子の表情などを話そうと思っていたんです。
ですが・・・・
姑の育て方の賜物ですね。
わたしと息子がいないのをいいことに寿司や焼肉、自分の給料では食べれないものを食べ過ぎてお腹をくだしたとか・・・・・・・。
息子の入院中、家の事をしていたのは姑。元夫はそんな姑に甘え、会社は息子の入院の為にとったと。
だけど入院中に病院にきたことはなし・・・。(お腹をくだしてたからしょうがない?!)
しっかりと有意義な時間を送っていた元夫に家に戻って言われた一言。
「入院代はないよ?誰が払うの?」でした・・・・。
お金が足りないと言われればその工面でわたしは自分で貯めていたお金をすべて使い生活にあて、工面で頭を下げてまわり・・・・もちろん入院代も最初できちんとした手段で準備をしました。
姑からは小言を言われ、元夫にはくだらないことをいわれ。
その時に心に決めたのは 「自分が仕事をし母子家庭のような家でかまわないから守っていこう!」です。
病気に負けずに強い生命力で乗り越えてくれた愛息子の為に・・・・・・・・