*国士舘大学*




95回箱根駅伝

総合 18

総合タイム 11:16:56

往路 14

往路タイム 5:35:53

復路 20

復路タイム 5:41:03


住吉、ヴィンセントを中心にエースの力と繋ぎの区間が上手く組み合わされば、力を発揮できるのではないかという見方でした。特にヴィンセントはハーフの国士舘大学の記録を更新。1時間119秒という驚異的なタイムを叩き出した。そのヴィンセントを活かせるかどうかが鍵だった。


区間 タイム 選手名 区間順位:通過順位

1 62:54 住吉秀昭(9):9

267:12 ライモイ・ヴィンセント(3):1

365:22 多喜端夕貴(18):11

466:04 戸澤奨(22):16

574:21 鼡田章宏(12):14


6区61:12高田直也(19):15

766:26長谷川潤(20):17

8区67:19藤江千紘(18):17

971:59石川智康(17):18

1074:07加藤直人(19):18


住吉が去年のタイムを上回り、区間順位も上げた。先頭が見える位置で繋いだ。2区ではヴィンセントが46年振りに先頭に立ちます。最初は抑えて入りながら、前を伺うような走りだったのが後半の苦しく登りが続くなかで猛スパートをかけました。留学生のみならず、1年生で2区を走るときは前半に突っ込みすぎて後半粘れないということが多いです。けれども、彼はまさにクレバーな走りで2区を攻略してきました!3区、4区の多喜端、戸澤は、流れを切ってしまう走りになってしまいます。5区の鼡田は流れを新たに作りあげる走りで昨年以上の好タイムを叩き出します。

往路ではギリギリ、シード権の見える位置で終えましたが復路は上手く繋げず順位を落とします。なかなか厳しい状態になってしまいます。特に6区を攻略することが1番大切だと感じます。ここで好スタートを切ることが次に繋げることが出来ます。最終的には総合18位。往路での快進撃を考えると、復路でもっと粘ってほしかったというのが正直な感想です。

住吉、藤江、多喜端、戸澤ら4人が抜けます。箱根駅伝に出場できないこともあり、その経験を活かして成長してきた世代です。これからは、ヴィンセントやギトンガの留学生を中心に2人の力を借りながら、成長してほしいです。留学生が入学したことで予選会通過のボーダーラインからワンランク上の段階にいきつつある国士舘大学。今季は平成では1度しか取れなかったシード権を新たな時代ではシード権常連校となるよう、ステップを踏んでほしいです。