諏訪市は12日、東日本大震災の避難者を受け入れると伝えていた宮城県石巻市から、11世帯23人を一時的に受け入れると発表した。期間は13日から1週間。
 諏訪市によると、両市が加盟する「花火サミット」関係者の調整で、石巻市内の幼稚園に避難中の23人が応じたという。県外への長期避難は望まない人が多く、諏訪市は「温泉に入るなどして、しばらく静養してもらえれば」としている。
 一行は13日夕、バスで同市総合福祉センターに到着予定。希望に応じて、個室のある市内の旅館にも滞在できるようにする。市職員やボランティアが支援にあたる。【武田博仁】

4月13日朝刊

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