函館の図書館と歩む会
  • 03Feb
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      松前町立図書館訪問

      去る1月7日松前町 松前町立図書館を訪問しました。した。松前町立図書館は松前城公園の下の川沿いにある、公民館、資料室、教育委員会各種集会場、体育館などのある建物にあります。玄関を入った左側に入口があり白木の板に墨書された看板があります。その奥に図書館入口があり、スリッパを脱いで中に入ります。すぐ左に読み聞かせ室入口があり、カウンターと事務のコーナーがあります。その奥が明るい感じの開架書庫になっています。普段は司書資格を持つ1名他2名の館員さんで運営されています。館長で教育委員会で社会教育課長の堀川さんにお話しをうかがいました。図書館は読書の入口を作ることに力を入れているということで、2か月に1度くらいの割合でイベントを行っているそうです。最近では小学生以下を対象にした読書ビンゴを行ったり、正月には赤ちゃんから一般まで図書福袋という年代にそった本、2-3冊を入れた袋を貸し出すなどの企画を行っていました。松前は漁業や観光などが産業の町ですが、最近は子供の数も減ってきています。学校に団体貸出をしており、1か月に1度コンテナで図書を貸し出したり、図書館員が学校に出向いて読み聞かせ会を行う活動もしています。特に素晴らしいのは、郵便局に図書館コーナーがあることです。町内7カ所に郵便局に図書館のコーナーがあります。郵便局で本の貸し出し、返却がでリクエストもできます。松前は徳川時代から北海道の行政の中心であり郷土資料も充実しています。さらに北大の協力で古文書の読解事業もおこなっています。3月からはコロナ対策支援金で図書のネーム検索ができるようになるそうです。小さな図書館ですが、少ない館員で豊かな活動を行っている図書館でした。

  • 25Dec
    • リンク 

      函館の図書館歩む会は図書館友の会全国連絡会の会員です。全国の皆様よろしくお願いします。ブログコンテンツ 充実作成中です。

  • 24Dec
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      函館市図書館の沿革(4)

      市民の覚醒と図書館建設の運動函館市では、岡田健蔵の活躍と市民(豪商など)の手によって図書館がつくられ、函館市立図書館となった。しかし岡田健蔵が終戦を待つことなく死去し、戦後日本に起きた図書館建設の波に乗ることができず、図書館(図書室)網は作ったものの、戦前作られた図書館のある谷地頭町(函館公園)は市全体から見れば市の中心部からそれ、一般的市民の行きやすい場所なくなっていた。第1分館も保健所の跡の施設に移転したもので老朽化が進んでいた。岡田健蔵氏の長女の岡田弘子氏が図書館長になったのを機に昭和52年本会「函館の図書館と歩む会」が発足した。この会が設立され、図書館の資料費の増額、図書館網の充足などを市長や教育長に要望を始めた。これは毎年のように続いた。また、市議会立候補者や図書館来館者を対象としたアンケート調査などをすすめた。戦後、各地では新しい図書館がつくられ日野市、浦安市など、北海道では置戸町、旭川アンドでモデル的な図書館が建築され、話題となっていた。「歩む会」ではこれらの動きから図書館に関する講演会や道内各地の図書館見学会かどを行っている。また当時、北洋資料館問題、連絡船連絡船存続運動をすすめ市民運動として活動していたメンバーで立ち上げた「街づくりはこだて市民会議」も街づくりは図書館づくりから始めようと運動を始めた。この2つの会は平成7年(1995)共催で中央大学教授で日本図書館協会常務理事の今まど子氏(今日出海、東光氏の兄弟で幼少期に函館で育った)の「地方文化の発展と図書館の役割」という題で講演会を開いた。これを機に「歩む会」は毎年のように「図書館づくり講演会」として市民向けの啓もう活動を行った。翌年には図書館計画施設研究所長の菅原峻氏の「図書館は市民がつくる」という講演を行いその後も中央図書館づくりに助言を頂くことになった。図書館づくりと図書館に関する講演会は次のようなものでご参考に掲載します。図書館づくり講演会平成7年(1995)  図書館づくり講演会 第1回 今 まど子(中央大学教授) 平成8年(1996)同 第2回 図書館計画施設研究所長 菅原 峻 平成9年(1997)同第3回 図書館づくりを考える講演会               旭川図書館づくりを考える会 北川武子  平成9年(1998)文化講演会 函館の図書館を考える 酒井 嘉子 平成10年(1999)図書館づくり講演会 第4回               苫小牧市立中央図書館前館長 堀江 敏夫               図書館づくりあれこれ 図書館づくりあれこれ 平成11年(1999) 図書館づくりフォーラム「新しい図書館をつくろう」 平成11年(1999)  文化講演会 市民の望む図書館像              本会会長 白井雄三 平成11年(1999)講演会「岡田健蔵の図書館づくりを支えた人々」 坂本龍三 北広島図書館館長平成12年(2000)第5回図書館づくり講演会  石狩市民図書館長 石沢 修 平成13年(2001)文化講演会 私と図書館 木下順一 タウン誌街主宰平成14年(2002)第6回 図書館づくり講演会 図書館計画施設研究所長 菅原 峻 「北欧図書館紀行」 平成16年 2005年  図書館づくりフォーラム

  • 23Dec
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      会報「歩む会」119号 令和2年1月号

      これからの市民の図書館像を考えるときネット時代に対応した情報の収集、発信これからの図書館を考えるにあたり、今回の千葉真氏による札幌市図書・情報館や札幌市の図書館政策、最近の出版と図書館についての状況等の講演は多くの示唆に富むものがありました。インターネットの時代になり情報の伝達やこれまで出版に支えられていた文芸等の文化の伝達が大きく変化しており、受け取る側にも書籍や紙を介さない受取りが普及してきていることです。若い世代ではスマートホンやタブレット等による検索や電子書籍による読書が増えてきています。講演では読書の時間が減っていることが統計で表れているのが示されました。電子情報も提供する新しい図書館の姿を考える時が来ています。来年度の図書館の指定管理者がこれまでとほぼ同じ仕様書でTRCグループで行われることになりこれまでと変わらない図書館運営が行われます。最近の情報化は書籍界や図書館に変化をもたらし同じ図書館では読書離れが進む年代の要求にこたえることができないでしょう。電子書籍や電子情報は保管、貸出、配送、返却などの省力化、時間の短縮など物理的な利点も多いものです。電子情報の時代にあった図書館像を作る必要があります。書籍と電子情報を融合した利活用で豊かな生活が作られる時代が来ています。-読書週間講演会 中央図書館と共催で開催札幌の図書館の政策などを講演元札幌市中央図書館館長 千葉 真 氏11月9日(土)午後2時から本会と中央図書館共催で元札幌市中央図書館館長 千葉真氏の読書週間講演会が中央図書館視聴覚ホールで開催されました。開催に先立って本会桶本会長より「20年ほど前から図書館の開設について市民運動をはじめ、このような中央図書館が建設されて14年が経過したが、図書館協議会の廃止や美原図書館の廃止など函館市では市民の意見の反映などの問題がおきている。他都市の図書館についてお聞きして函館の参考にしてほしい」とあいさつ、続いて、図書館長の30年来北海道の図書館について一緒に考え、活動してきたという中央図書館丹羽館長より千葉氏について「札幌市図書情報館は今年のライブラリーアウオーズの大賞をとった注目の図書館で、これを進めてきた千葉氏の講演を聴けるのは貴重な機会」との紹介があり、講演が始められました。 千葉氏は市の職員としての図書館員などは、他の部署への移動が行われるがこれまで30年以上図書館員を続け、札幌市の図書館計画を作成したり図書館を作ったりしてきたとし札幌の図書館事情や最近できた、図書情報館とえほん図書館などについて講演し、最後に、情報化時代の図書館について講演しました。会場には約40名の参加者があり最後まで熱心に聞き入っていました。<a 要旨札幌市の図書館と「えほん図書館」「図書・情報館」のビジョン札幌市の図書館施設中央図書館大通カウンター えほん図書館 図書・情報館地区図書館(10) 区民センター図書室 館(7)其の他の図書施設(メディアプラザ) 図書コーナー(4ヵ所)他館の本の受取り返却はしない図書館や読書、情報収集などでは大きな変化が起こっています。今の若い人たちは生まれた時ときからネット社会に育っており、価値観も含めて感じ方の違う世代と暮らしているといえます。図書館もそれに合わせたやり方を進めていかなければなりません。札幌市図書情報館は昨年建設され、「貸出をしない」「文芸書、児童書を置かない」「会話ができる」などが注目され、イメージが独り歩きしているが、実際は調査、相談カウンターが中心の機能を強調した「機能分館」というのが本質です。 このような図書館ができたのは札幌ならではのことで、どこでもできるわけではないと思います。札幌は横浜、神戸とともに全国に先駆けて電算化を進め、また中央図書館と地区図書館、区民センターなどは毎日、図書の物流が行われておりコンピューターと物流による大規模なサービス網があります。それに休日の少ない開館日、電子書籍の貸出など総合的サービスを全域に広げてきました。そこで考えられたのが専門的な分野が隠れてしまうということです。 <a    (えほん図書館内部)      出版の約25%が児童書や文芸書なのに、一般の図書館の蔵書は50%が児童書と文芸関係で占められ、これでは満たされないユーザーが出ることが心配でこれを埋めることが必要となってきました。札幌市では1914年に札幌市図書館ビジョンを作成してすすめてきました。現在は第2次のビジョンを作り基本計画を作っています。その計画の中で機能を追求した図書館が必要であるということでこれらの図書館ができました。 こうしてできたのが予約貸出、返却を行う大通カウンター、えほん図書館、図書情報館です。札幌市えほん図書館は幼児期からの読書のきっかけ作りをも目的に、えほんに囲まれ読書を楽しみ学べる場、読書活動などで子育てに係る人を支援する場をコンセプトに特化して作られたのが、えほん図書館です。えほん図書館は区役所の建物の中にある小さな図書館ですが、地下鉄に直結して雨風にあたらずに入館できます。職員はカウンターにいません。フロアサービスを主とした仕事をして貸出は自動貸出機を使っています。こども達はそれを普通に使っています。        絵本、大型本、紙芝居など当初1万5千点を蔵書とし、利用できるのは午前8時から午後9時まで。書架も低く分類もひらがなで大きい字で示されている。低いテーブルや書架、絵本の表紙を見せる書架、ちいさな椅子、靴を脱いで本の前で過ごせる場所、お母さんなどと遊べる場所があります。図書館レビュー認定書を出して読書に誘っています。   母親との入館以上に多いのが父親や祖父母と一緒の来館です。隣が大人用図書館で、大人も一緒にが足せて、安心して子供を連れて来れる図書館になっており子育てしやすい街づくりの一環になっています。札幌市図書・情報館は仕事やくらしに関する調査・相談・情報提供に発信に特化し札幌の情報発信、都心の知的空間にふさわしい環境整備をコンセプトにしています。 この図書館は市の中心部の新しいビルの1.2階にありますが面積としては小さくて図書館で500㎡位しかなく、このため書庫がなくサービスは開架資料だけです。この面積では40000冊位しか入らずジャンルを絞った結果がこうなったともいえます。都心の政府機関やビジネス機関も巻き込んで活動しており、職員もビジネスパーソンの動と思って仕事をして居ます。「はたらく」を楽にすることでは主に2階で仕事や暮らしに関する図書・情報を提供しWORK(マーケット情報、起業)・LIFE(健康、法律など)・ART(舞台芸術、現代アート)にわけて陳列・情報提供をしています。仕事支援では業界新聞90紙、雑誌600誌を購入、陳列しており、書棚も担当の司書が独自の考えで蔵書、陳列を行っています。またレファレンスとともに法テラスなどの周囲関係機関と協力してよろず相談所を開設しています。 札幌市の中心に位置し市庁舎や業界団体、時計台、札幌大通りタワーに近く札幌を訪ねる人に札幌の魅力を紹介する場所しても機能して 図書情報館2階、1階には150インチの大型画面があり北海道、札幌関係の図書、雑誌を置き、70~100席のイベント、セミナーのスペースにもなります。会話を禁止しておらず自由に意見の交換をしながらIT環境で交流や調べものを支援しており館内はwifiが使え、グループ室も用意しています。一方、創成川の見えるコーナーにはリーディングルームをとっており読む環境を提供しています。ここでは会話、PCの持込を禁止しています。図書情報館1階資料の保存機能がない代わりにフレッシュな情報を得ることができます。                 この図書館がどう評価されているかというと1年で来館者が120万人を超え月9万人の入館者があります。女性の入館者の方が男性より多く、本を貸さないことにより1冊の本の利用回数が多くなっています。入館者からは「税金を払ってよかった」、「本を見直した」、近くの書店からは「開館後本の売り上げが上がった」などの声が届いています。これからの図書館と読書 出版を取り巻く環境は、書籍の推定販売金額は1996年当時と比べて半減しており、書店も半減以下に減少しています。雑誌の販売の減少が書店減少の原因で、これは札幌も地方でも同じ現象です。なぜ本を買わなくなったかというとインターネットのりようなどで本を読まなくなったことがあげられます。現代ではインターネットの普及により、調べもの、情報収集にパソコン、スマートホンなどの利用が増えています。図書館員の私でも、ネットで調べることが多くなっています。全国の図書館も自治体財政も厳しくなり予算も1998年を最大で以降は減少しています。情報の刷新が進まない図書館は魅力が下がります。これからの図書館を考えると、これらを前提にして資料情報の収集の継続的な展開が必要になります。図書館は「知りたい」を刺激し支援してくれる図書館でありたいと思います。資料情報の収集、整理、提供を継続的に展開していくのが図書館で豊かな市民生活を送るのに頼りになるのが図書館です。居心地の良い空間でとして、生涯学習の期間として日常の不安心配を解消することもできます。インターネットの時代になってはいますが図書館の蔵書にはネットの手軽さにはない価値があります。ネットも書籍も総合的に自由に操ることができ、図書館で活動してくれる市民がいてこそ図書館で一番身近な生涯学習の場として活動を続けてほしいと思います。      

  • 22Dec
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      函館市図書館の沿革(3)

      地区図書館網の整備戦後の函館市は市の中心部が移動し、市民の居住地域が拡大し函館の西部地区にある本館は利用するのに不便を感じる地域となった。本館の他に第1分館を置いたが、当初、西川町にあったがさらに東に移動し、保健所の跡に移転した。ここもすでに老朽化した建物に移転(昭和26年)しているため、狭くて、老朽化した施設は、市民にも利用しにくいものであった。昭和48年に亀田市と函館市が合併し、亀田地区の亀田福祉センター内に図書館 赤川通り分室を開設した。この地区は、当時は市の中心部から離れていたが徐々に、住宅地が造成され人口が増加していった。これをきっかけとして、人口が増加していく地域の図書館の地区図書室が設置されいく。また日本各地では、市民の間に図書館運動が盛んになり使いやすい図書館が開館していく。読み聞かせレファレンスなど市民向けに使いやすい図書館が目指され、「ポストの数ほど図書館を」など図書館網の整備も提唱された。昭和52年には我々の「歩む会」も発足し、図書費の増額とともに分館の整備も市長に要望されている。昭和53年に桔梗配本所が開設され、昭和57年には市役所湯川支所内に湯川分室が開設されている。平成2年には旭岡分室、平成8年には港分室が開設されている。平成8年に分室を地区図書室に改称されている。平成15年には老朽化していた第1分館を廃止して平成15年に千歳図書室を開設している。しかし、平成17年には上湯川図書室を廃止し、平成18年には千歳、美原の図書室の夜間開館を廃止し、平成24年には旭岡図書室の開館時間を短縮、平成30年には市民団体などの存続要望に反して美原図書室を廃止した。市民生活に必要とされ永年にわたり整備してきた図書館網が消されようとしている。また、平成16年に合併した、旧臼尻町、旧椴法華村、旧恵山町、旧戸井町の地域には合併計画として図書館等の社会教育施設の整備を進めるとしながらいまだに実現していない。

  • 15Dec
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      函館市図書館の沿革(2)

      戦後の函館市の図書館岡田健蔵は昭和19年逝去し、翌年日本は終戦となった。欧米流の民主主義がはじまった。日本の図書館も市民の図書館という色合いが強くなり、市民の利用しやすい、開架中心で活動も読み聞かせなどがしやすい図書館が各地で建築されることになった。また、「ポストの数ほど図書館を」などの合言葉で図書館網の整備も課題になった。函館では岡田健蔵の建てた図書館のある谷地頭は函館市の住民居住地が東部や北部に広がり市の中心部とは言えない場所となり、市営電車が通っているとはいえ市民が行きやすい場所にあるとは言えなくなっていた。函館市はこのような状況から、市の中心部に近い、千歳町にあった保健所の跡を第1分館として図書館にした。1階が玄関と集会室、2階が開架書庫と閲覧室になっていた。しかし、この図書館は、すでに老朽化が進み、廊下は傷み止めの油が塗られ、階段はギシギシとなり、2階の閲覧室は狭く、机も表面が波打っていた。このような図書館であるから閲覧室もいつもすいており、利用者も少なかった。岡田健蔵と函館の市民などが建設した本館の方といえば、もともと閉架式で、蔵書カードから本を閲覧カードに記入しカウンターの館員に渡して、閉架から持ってきた本をにぎにぎしく渡してもらうというやり方であったが、いつのころか、閲覧室に金属の書架を置いて本を陳列するようになったものの、そのおかげで閲覧室は狭くなっていた。このような函館の図書館を見たら岡田健蔵はじめ図書館建築をすすめていた当時の市民たちは残念に思うこと間違いなしである。

  • 13Dec
    • 函館市図書館 沿革の画像

      函館市図書館 沿革

      函館市図書館の沿革(1)岡田健蔵の活躍建設と偉業  明治40年 岡田健蔵が開設「函館毎日新聞緑叢会附属図書室」 明治42年 会員制の「私立函館図書館」を開設 岡田健蔵私財の投入   大正4年  書庫完成 (相馬哲平 寄付)大正15年 市立函館図書館建設(小熊幸一郎、平出喜三郎寄付)        昭和3年 1928年に市立図書館が開設された。 写真左が岡田健蔵 他は当時の図書館員だという   豊かな収集資料 江戸時代以前からの古文書・古地図、絵葉書などの郷土資料や「啄木文庫」も所蔵          岡田健蔵の死(1944年)

  • 01Jul
    • 講演会開催

      函館新聞電子版より図書館のあり方考える 歩む会・桶本会長が講演 2019年6月18日 17時00分 函館市 講演する桶本会長 函館の図書館と歩む会(桶本建郎会長)は16日、函館市中央図書館大研修室で講演会を開いた。同会の桶本会長が講師を務め、「函館の図書館の現在(いま)を考える」と題して講演し、市民ら13人が耳を傾けた。 同図書館が2005年11月に開館して14年が経過。この間に、図書館協議会の廃止や指定管理者の導入、利用者減少を理由に美原図書室の廃止が決まった。 市が今年5月に公表した「函館市図書館指定管理者業務仕様書」によると、来年度からは千歳・港・湯川図書室の閉館時間を午後5時から同3時に変更するという。桶本会長は「開館時間を短くすると利用者が限られてくるのは当たり前。美原図書室のように廃止の理由につながりかねない」と指摘した。また、統合された学校の図書館でも十分な図書資料のないままの現状がみられる点にも疑問を呈した。 桶本会長は「若い人から高齢者までが駆け込んでいけるような図書館があちこちに必要。市民の声を市にしっかり届けていきたい」と話していた。(北川隼夢)

  • 30May
    • 会報 歩む会 117号 ① 

      令和1年(2019年)度 総会のお知らせ本会の令和1年度総会を下記の通り行いますのでご参加くださいますようお願いします。           記日時 6月16日(日) 午後1時より 場所 函館市中央図書館 大研修室 議題 1.平成30年度事業報告及び決算報告2.令和1年度事業計画及び予算について3.その他総会後の講演会について函館の図書館の現在を考える。~中央図書館指定管理導入、地区図書室、学校図書館の動きから~日時  令和1年6月16日 午後2時から (本会総会終了後)場所  函館市中央図書館大研修室講師  函館の図書館と歩む会 会長 桶本 建郎函館市の図書館をめぐる現状についてお話します。1.中央図書館建設にいたるまでの経過と市民の運動2.指定管理の導入と図書館協議会の廃止3.美原図書室の廃止をこれからの地区図書室4.函館市の学校図書館の現状5.函館市の図書館政策への疑問      など多数の市民の方にご来席いただき、ご意見をいただきたいと思います。全国図書館友の会連絡協議会に加入本会は今年4月から全国図書館友の会連絡協議会(以後 図友連“トトモレン”と略します)に入会しました。図友連は、日本全国の図書館関係の市民による、図書館友の会、図書館を考える会、などの団体や図書館に関心を持つ個人など団体会員75 個人会員117 合計192の会員 (2018.10.1現在)による団体です。パンフレットには「図書館は、すべての人々に、本を読む楽しみ、知る喜びを豊かに与えてくれ、知る自由、学ぶ権利を保障し、暮らしの中で感じた疑問や仕事や学習などの情報を提供し、生きる力を支えます。その大切な図書館に心を寄せ、守り育てていこうとしている市民やグループが、全国各地にたくさん生まれ、活動しています。「図書館友の会全国連絡会」 は、そうした個人・グループが交流し、知恵を出し合い、支えあって理想とする図書館づくりを進めていくためのネットワークです」とあります。北海道では「NPO法人ゆめの種子トーペッ」、「藤野地域に図書館づくりをすすめる会」、「札幌の図書館づくりをすすめる会」「ねむろ図書館友の会」「札幌地区子どもの本連絡会」「私たちと図書館をつなぐ会・くしろ」「帯広図書館友の会」などが加入しています。全国の図書館に関する運動や、自治体の動き、国や地方行政の在り方などを知り函館の図書館をよくするための情報や知恵などを知ることができると考え入会しました。千葉 真氏(元 札幌市中央図書館館長)講演会を企画中央図書館との共催で 札幌市では、今年の「図書・情報館」の開館。昨年の白石区での「えほん図書館」の開館、また中央図書館の改修など、図書館の充実を目指した都市づくりを行っています。これらの計画に携わった元中央図書館館長の千葉真氏をお招きしての講演会を今年秋にも中央図書館との共催で行うことを計画しています。函館市では美原図書室の閉館、地区図書室の開館時間の短縮の提示など図書館には逆風が吹いていますが、図書館の充実を運動している本会としても是非、熱心に図書館の充実を進めている札幌市のまちづくりについてお話していただき、市民の方にもご参加願いたいと思っています。 また、札幌市の「中央図書館」「えほん図書館」「図書・情報館」をめぐる見学会も計画中です。全国図書館友の会連絡協議会に加入本会は今年4月から全国図書館友の会連絡協議会(以後 図友連“トトモレン”と略します)に入会しました。図友連は、日本全国の図書館関係の市民による、図書館友の会、図書館を考える会、などの団体や図書館に関心を持つ個人など団体会員75 個人会員117 合計192の会員 (2018.10.1現在)による団体です。パンフレットには「図書館は、すべての人々に、本を読む楽しみ、知る喜びを豊かに与えてくれ、知る自由、学ぶ権利を保障し、暮らしの中で感じた疑問や仕事や学習などの情報を提供し、生きる力を支えます。その大切な図書館に心を寄せ、守り育てていこうとしている市民やグループが、全国各地にたくさん生まれ、活動しています。「図書館友の会全国連絡会」 は、そうした個人・グループが交流し、知恵を出し合い、支えあって理想とする図書館づくりを進めていくためのネットワークです」とあります。北海道では「NPO法人ゆめの種子トーペッ」、「藤野地域に図書館づくりをすすめる会」、「札幌の図書館づくりをすすめる会」「ねむろ図書館友の会」「札幌地区子どもの本連絡会」「私たちと図書館をつなぐ会・くしろ」「帯広図書館友の会」などが加入しています。全国の図書館に関する運動や、自治体の動き、国や地方行政の在り方などを知り函館の図書館をよくするための情報や知恵などを知ることができると考え入会しました。

  • 10Apr
    • 「函館の図書館と歩む会」(以後歩む会)の設立と現在

      北海道函館「函館の図書館を歩む会」は1978年に創立し、その後40年にわたり活動を続けています。読み聞かせ会、読み聞かせ講習会、本の交換会、読書まつり、文化l後援会などの活動を行ってきました。1995年からは他都市図書館の見学会、図書館づくり講演会、市民アンケートなどの新図書館開設運動を行い、2005年には函館市中央図書館が開館しました。運動の達成や会員の高齢化、減少などで活動は鈍っているというのは現実です。一方、指定管理制度の導入、図書館協議会の廃止など市民の声が届きにくい状況になっており地区図書室の廃止などが行わなわれ、図書館政策が後退しております。市民の声を市へ届けなければならないと思っています。 

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