松前町立図書館訪問
去る1月7日松前町 松前町立図書館を訪問しました。した。松前町立図書館は松前城公園の下の川沿いにある、公民館、資料室、教育委員会各種集会場、体育館などのある建物にあります。玄関を入った左側に入口があり白木の板に墨書された看板があります。その奥に図書館入口があり、スリッパを脱いで中に入ります。すぐ左に読み聞かせ室入口があり、カウンターと事務のコーナーがあります。その奥が明るい感じの開架書庫になっています。普段は司書資格を持つ1名他2名の館員さんで運営されています。館長で教育委員会で社会教育課長の堀川さんにお話しをうかがいました。図書館は読書の入口を作ることに力を入れているということで、2か月に1度くらいの割合でイベントを行っているそうです。最近では小学生以下を対象にした読書ビンゴを行ったり、正月には赤ちゃんから一般まで図書福袋という年代にそった本、2-3冊を入れた袋を貸し出すなどの企画を行っていました。松前は漁業や観光などが産業の町ですが、最近は子供の数も減ってきています。学校に団体貸出をしており、1か月に1度コンテナで図書を貸し出したり、図書館員が学校に出向いて読み聞かせ会を行う活動もしています。特に素晴らしいのは、郵便局に図書館コーナーがあることです。町内7カ所に郵便局に図書館のコーナーがあります。郵便局で本の貸し出し、返却がでリクエストもできます。松前は徳川時代から北海道の行政の中心であり郷土資料も充実しています。さらに北大の協力で古文書の読解事業もおこなっています。3月からはコロナ対策支援金で図書のネーム検索ができるようになるそうです。小さな図書館ですが、少ない館員で豊かな活動を行っている図書館でした。