眼が覚めると、
僕は布団の中にいた
夢は見なかった
カーテンを開けてみる
眩しさに、
僕は瞼を閉じる
もう一度ゆっくりと、
自分のいる世界を眺める
昨日脱いだ服、
散らばったティッシュ、
飲みかけのミルク、
書きかけのノート、
何もかもいつも通り
今日も僕は生きている


ぱっと頭に浮かぶもの
退屈、絶望、不安


理想と現実の隔たり
何もできない自分


生み出す側になりたいのに
享受することしかできない


才能とか限界とか
考えちゃう


僕は生きてる
間違いなく存在してる
なのに
信じられない
自分のいる意味が


もし自分がいなくなったら
なにか影響あるんかな
きっと何も変わらない
地球は回り続けるし
夜が明ければ朝がくる
夏は暑いし冬は寒い


君だってそうだろ
僕と君はもう終わったから
君の人生に僕はいない
僕にはそんなことないのに


現実は残酷だ
ドラマみたいにうまくはいかんね


それでも僕はご飯を食べる
生きるために
それがまた虚しい


空が暗くなってきた
今日もまた一日が終わる