中野ドッグ。
岡崎芸術座『会社の犬』、公演終了いたしました!
今回は先週のギリシャ悲劇とは規模も雰囲気も何もかも違うもので(笑)、
主演でもある、作・演出の主宰の家でやる各回限定5名の公演でして、駅に集合して、歩いて家までお客さんを連れて行きます(道中も仕掛けが少しあるのですが)。
私はみんなが来る前から、押入れの中にずーーーっと待機していて、後半にガラッと開けられて登場します。
開けられてからもしばらくこの状態。。。
お客さんがびっくりするのが楽しかったです(笑)…ほんとに恐怖した方もいたようですが;
また凄いのが公演回数で、初日は朝7時から夜23時まで二時間おき9回公演(笑)
こんなにあれなのは長いであろう人生で後にも先にも最後でしょう。。。貴重な経験です。。。
何回かこなすと、出演者全員体に組み込まれた生活サイクルのように各スタンバイ場所へ。規則正しく演劇します。私はそろそろと押入れに入ります。。。そして正座し、ひたすら音を立てないようにじっっっと時が来るのを待つのです。。
朝は薄曇りの棲んだ空気の中、
昼はぽかぽかと差し込む太陽光&すぐ隣の中学の部活の声をBGMに
(「バックじゃなくて、フォア、フォア!!」「とりあえずじゃないだろ!」「パコンパコーン(テニスの音)」)
夕方は豪雨と雷ゴロゴロ
夜は水を打ったような静寂
…
こういった、まったくと言っていい程違う状況下で、二日間で計14公演行なわれたこの芝居。
ほぼ満席、朝の7時の回もしっかりお客様いらっしゃいました(笑)
案外一般のお客様が多く、おしなべて楽しんで帰って頂けたようです。。。
よろしければ「岡崎芸術座」ホームページもご覧下さい。→HP
また、「岡崎芸術座」は家で公演をする劇団ではありません(笑)
皆様御贔屓の程、どうぞ宜しく御願い致します…**