大分県の日田市で小さな農園を借りています。
農作業ではなく自称『脳作業』しているつもりに
なっている。
その理由は従来の有機農法ではなく、炭素
循環農法(愛称:たんじゅん農)をこの農園
では行っています。
エノキの菌床や木材のチップをすき込んで
土づくりをします。
発酵していない堆肥の多い土は『腐敗型』の
微生物が増え虫が付きやすくなります。
そうなると土が固くなり収穫が減り味もよく
ありません。
これは発酵食品と同じことで『土』も
『腐敗』 ⇒ 『発酵』へ転換することで野菜の
味もよく栄養価の高い良い物が安価に
生産できるという仕組みです。
それでは収穫してきた野菜や果物で
『夏の植物酵素』を作りましたのでご紹介します。
◎材料
ナス、トマト、キュウリ、オクラ、カボチャ、
ピーマン、ウリ、インゲン、ジャガイモ、
それと自宅で栽培したメロン、レモン、
山ブドウ、モモ
これらを洗って水気をよく拭きとって皮ごと
刻みます。
種や茎、葉の部分も全部使います。
一つの酵素は一種類の働きしかできない
のでなるべく多くの材料を使うといいです。
今回は発酵助成材に自家製の玄米麹を
使用。
それにてん菜糖を入れ、木べらでかき混
ぜます。
てん菜糖が溶けきってから2~3日で良いかと
思います。
夏は異常発酵しやすいので大き目容器を
用意しました。
布で濾したらガラス瓶に入れ冷蔵庫で保存
します。
食前に20~30cc氷水で割って飲むと
美味しいです。
(そのままでも可)
夏バテ防止におススメです。