薄荷風 職人の勘 -68ページ目

エイ革の額縁加工


薄荷風 職人の勘


技法紹介やハウツーというよりは、こんな仕事しました的な記事なので、

画像ゆるいのはご勘弁ということで^^;


エイ革(スティングレー)は、その独特な風合いからファンの多い革ですが、

その特徴ともなっている表面の粒粒が非常に硬く、制作側にとっては

とても厄介な材料のひとつですね。


裁断の際に使用する刃物はボロボロになるし、なにより針が通りにくいので

手縫いにしろ、ミシンステッチにしろ真っ直ぐ綺麗に縫うのは至難のわざです。

(私の知り合いには、これを見事に綺麗に縫う技術を持った方がいますが、

いまだ、その製法はナゾなのです。もの見たらぶっ飛びますよっ)


そこで、主に用いられるのが、額縁加工(インレイ)です。


画像の様に、別の革でエイ革を包むように貼り込み、直接針が通らないように

縫っていく方法です。


わかりやすいように途中で額縁を外した状態で縫ってみました。

量産なので手縫いではなくミシンです。

というか、エイ革使って(ワンポイントではなく全体に)ステッチを手縫いに

した日には、一体いくらのベルトになるんだか^^;


ちょっと概算出してみます?


主役のエイ革は、真ん中に天眼のあるものがいいですね。

うらには使い込むほど味の出る質の良いヌメ革を使って、額縁用に乗せるのは

しなやかで頑丈な山羊革(ゴート)使っちゃいましょうか。

え~っと革もそうだけど、良いベルトにしょぼいバックルは悲しいですねw

重厚感のあるシンプルなバックルが、ベルトを引きたてつつ負けない感じで。

デザインとして、剣先に先金パーツ付けると見栄えがググッとよくなりますね~

そしてしっかり蝋の入った麻糸かシニュウを使って手縫い。

デザインの打ち合わせ、材料集めから、制作完成まで1カ月程見ていただいて。

こんなオーダーだったら8万円くらいでしょうか。


だれかこんな、贅沢なオンリーワンのベルト作りませんか?


いつでもお待ちしておりますw


もちろん、もっとリーズナブルなオーダーもお受けしますよwww







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