(↑仏師さんについて)
さて、本題の平和観音像(荘内平和観音第77番)
もう一つのエピソード
(↑昨年紹介したエピソード)
日本の近現代における五大仏師
と
西光寺先々代住職
と
西光寺先々代住職
(↑pic.①角香炉)
かつて..庄内地方には、"白蓮堂"という仏師が居た。西光寺内で現存している仏具・仏像にも、その名が確認できる。
pic.①角香炉
pic.②礼盤
pic.③荘内平和観音(第77番)
平和観音は、昨夏の投稿でも触れました。
もう一つのエピソードとして、先々代住職と制作者:佐久間白雲氏のやり取りが伝わっています。
(↑先々代住職 戦中に撮影か?)
白雲氏は、高村光雲(代表作:老猿)の孫弟子。
施主の願いを受け、先々代住職は白蓮堂へ平和観音の制作を依頼。白蓮堂の子息であった若かりし白雲氏によって、平和観音像は制作されました。
しかし... 納得のいく出来でなかったのか、
白雲氏は後年に渡って
と、西光寺を度々訪れました。
対して先々代住職は、
と答えていたそうです。
その後..白雲氏は岩手県内に工房を構え、
日本の近現代における五大仏師に数えられることとなりました。
如何でしたか?
人間と同じように、納められた仏像・仏具のひとつひとつにエピソードがあります。
そういったエピソードを知った上で仏具・仏像に触れるとき、使う側としての僧侶に意味や価値が生まれるのだと思いました。
人間と同じように、納められた仏像・仏具のひとつひとつにエピソードがあります。
そういったエピソードを知った上で仏具・仏像に触れるとき、使う側としての僧侶に意味や価値が生まれるのだと思いました。
⭐️オマケ
Nujabes好きの方々なら、知らない人はいない曲です(歌唱なし)
没後の2015年、未発表音源が市場へリリースされました。
昨今盛んに言われている、「チルい」とか「エモい」の先へ既に到達していたのだと思います。
没後の2015年、未発表音源が市場へリリースされました。
昨今盛んに言われている、「チルい」とか「エモい」の先へ既に到達していたのだと思います。
今思えば..Nujabesを知ったキッカケは、
アニメや本屋。
(↑アニメのエンディング)
"music by Nujabes" や "track produced by Nujabes"のテロップも。
(↑本屋で流れてた)
↑悲報.「推薦入試に合格したワイ(私)、道徳を失ってしまう」って感じだったと思います..笑
Nujabesが生きていたら..と語り始めると、翌朝になりそうなのでやめます。