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さて、今回入庫してきたBMW 750Liはバッテリー警告ランプが点灯・点滅するとお預かり。何やら電子制御に異常が起きているようです。それにしてもENERGY MOTOR SPORTコンプリートカーマジでカッコイイです。欲しいーーー😢
今回のトラブルは「バッテリーランプが点灯・点滅」という症状です。バッテリーランプは運転席メーターパネル内に表示される、バッテリーマークの「警告灯」のことです。バッテリーへの充電電圧が下がったときにバッテリーランプが点灯するようになっています。
※こちらはサンプル画像になります、バッテリー警告は運転席メーター内に表示されます。
電装トラブルの良否判定するにはオシロスコープが一番かと。クルマ時代もアナログからデジタル化と電子制御車が多くなってきます。電子制御を良否判定するには正常波形と故障波形を知ることが必要です。今回のようにバッテリーランプ点灯・点滅した場合も診断でオシロスコープを使用します。汎用機テスターもありますが、オシロスコープが一番の近道かな?私はまだまだ勉強中ですが色んな波形にチャレンジしていこうと思います。
※こちらはサンプル画像になります。
今回入庫されたBMW F02は電子制御装置「オルタネーター」が不良と判断できました。
オルタネーターの脱着作業には少々エンジンパーツを取り外す必要があります。脱着作業を行う際はボディーに傷が入らないよう養生テープやフェイスカバーを使用して慎重にオルタネーターを交換します。
オルタネーター交換後、再度、オシロスコープでチェックします。
波形は正常なリップル波形になり、電装トラブルの修理は完了です。
オシロスコープの上達方法は?とにかく「やるしかない!」ですね。
最後にバッテリーランプが点灯・点滅する時に疑うべき箇所は3つです。
まず1つはバッテリーの寿命です。
バッテリーの寿命がくると電圧がかからなくなり、バッテリーランプが点灯する1つの要因です。バッテリーサイズによって固有のCCA値(始動性)が決められていますので健康診断対応のバッテリーテスターでCCA値を知ることでバッテリーの状態を的確に把握することができます。
2つ目はドライブベルト(ファンベルト)の劣化。
ドライブベルトはエンジンの補器部品のオルタネーター、ウォーターポンプ、エアコンコンプレッサーなどに伝えている役割があります。ドライブベルトが切れたり外れたりすると、オルタネーターに力が伝わらないのでランプが点灯します。
最後3つ目はオルタネーターの故障
バッテリーの充電はエンジンが始動いている間に充電しています。車に搭載された発電機、この発電機こそがオルタネーターです。オルタネーターはコイルがたくさん巻かれており、コイルも劣化して断線を起こしたりします。断線すると発電できなくなりバッテリーランプ警告が点灯します。突然バッテリーランプが点灯した時には、オルタネーターの故障を疑うかな?
その他にも電装トラブルは数多くあるのでまず疑わしい箇所の診断、点検が必要です。
でわ✋でわ✋
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