7月27日

今日は、パパの大腸にある腫瘍を取り除く手術。
その日はまだ、私は何が腸に詰まって腸閉塞を起こしてるのか、詳しく知らなくて、腫瘍は腫瘍だけど、悪いものかとかまでは開けてみないとわからないって事だったんだ。
詳しく内視鏡検査してからじゃなかったから、何が詰まってるかもわかんなかったみたい。
いや、もしかしたらママは先生から聞いてたかも?なんて、今になって思う。

長くお休みしてたので、お仕事がたまってて、なかなかママに連絡出来ずにいたけど、順調に行けば3時間くらいの手術って言ってたから、14時くらいには終わってるだろうと、何回かママや叔母に仕事の合間を縫って電話した。

無事、手術終了!
やっと叔母と連絡が取れて、手術も早い事終わったよって!
私が一番心配してたのは、お腹を開けてみて、腫瘍が悪いガンで、取りきれないくらい大きくなってたりして、取らずに閉めました…なんて言われるのが怖かった…
けど、その時の電話では、無事腫瘍部分も取れて、手術も成功したよ!と。
良かった!それで?…とその先を直ぐに聞きたかったけど、仕事の途中の電話だったから、また、仕事終わったら直ぐ電話するね♪と言って、叔母との電話を切った。
この時は良かった〜〜〜^^;取れたんだー、ホント良かった良かった♪って。

この日は、定時までの時間が凄く長く感じて、早く終わって、ママに連絡しなきゃ…と、なかなか仕事が手につかなかった。

夕方17時過ぎ
やっと終わって、帰路についたその車中で直ぐ電話をかけた。いつも、車のナビ機能を使って手放し通話をしてたんだけど、ママに何回かかけて出なかったから、多分病院からそのままでマナーモードで気づかないんだな?って思って、叔母にテル。
そしたら叔母はもう家についていて、どうだった?って急かして聞く私に、まだ家についてないんだよね?運転中でしょ?なら、また、家についてからママに電話して?って言われた…
ざわ…
心にツーンと何かが刺した。
え?なんで?手術して取れたんだよね?って聞く私に、叔母は、うん。大丈夫悪いものは取れたから(^-^)
けど、手術後直ぐに叔母は家に帰ったようで、術後の先生の話も、ママから聞いたという。だから詳しい事は、家に帰ってからママに電話する様に…と。
そかそか、まぁ詳細は気になるけど、家に帰ってからテルしよう。

家について、早速ママにテル。
また出ない(・・;)
んー。あ、もう1人の叔母にテルしよう。

もう1人の叔母とは、パパの妹の方の叔母。
ママとパパは同級生同士の結婚で、なんと2人の妹同士も同級生という、とっても仲良し兄弟なんだ。
電話すると直ぐに出て、やっぱりママ妹叔母と同じ事言った。
ママに電話して?って。
んー。まぁ、そのうちかかってくるか?って、夕食の支度に取り掛かった直ぐ後に、ママからテル。

「ゴメンゴメン💦何度もテルくれて。今やっと家について落ち着いたところ。」と。
「いや、いいよー。忙しいのに何回も電話してゴメンねー。で、手術どうだった?取れたんだよね?」って聞いた後、ママが、術後の先生の話を全部、少しずつ話してくれた。

その後の会話はどんなやり取りかはあんまり覚えてないけど、手術の結果

原発巣の大腸がん切除成功。ただし、お腹を開いたときに肝臓に確認できただけで7箇所の転移、また、腹膜にも転移を認めた。
ステージで言えば、最悪のステージⅣ
今後、何も治療せずにいれば、最悪2〜3ヶ月又は年内には…みたいな事を言われた。と。

え?は?うそ…そんな事になってたの?パパのお腹の中…

胸にツーンときてた痛みが、ズンっに変わった。

布団にうずくまって声を殺して泣いた。
だって、1階には部活終わりの長女と学童保育帰りの次女が、お腹を空かせて「ママご飯まだー?」なんて言ってるんだもん💧

なんだかな、こういうのって、慣れるの嫌なんだけど、こんな衝撃は今まで何回か経験してる。

そのせいか、割と直ぐに落ち着いて、今のパパの状態をしっかり把握しないとと、細かく聞いて、この時からいろいろネットで情報漁りだした。

なっちまったものは仕方ない。今までこれが悪かった、あーすれば良かったなどといっても、これまた仕方ない。それより、今、私が、パパやママに出来る最大限の事をしよう。
そんな思いを胸に、支えていこうと熱くなっていた。

ただ、そんな熱さとは裏腹に、心の弱いところもあって、過去の経験からこんな弱さはいつも子供に負担がかかるとわかってる分、今回はそんなところにも注意して、自分の出来る範囲で、頑張ろうと、強く思った。

で、今現在術後一ヶ月経過しているけど、やっぱり辛い部分が多くて、少しずつ思い出してこうやってブログに綴っている。
なんか、前にも言ったけど、不思議と書いていくと吐き出されて、気持ちが整理される?そんな気持ちになれる(^-^)

んなわけで、これからもっと時間を見つけては思い出し、綴っていこうと思います。

その日、後から思ったけど、なるほど、運転中にそんな話できないわな💦夜遅く、叔母と泣きながら話した時、私に対するそんな気遣いもすごく暖かく、いつも周りに支えられているという事をほんとありがたく感じたよ。

私ときたら、こんな大事な日に、こんな衝撃的な事実を突き付けられる辛い日に、一緒にいてあげられなくてゴメン💧ママ。遠くにいてゴメン💧