おはようございます。今日で2020年はおしまいです。
本当に今まで体験したことのない世界を過ごしました。
そんな中、長年続けている読書の時間はより一層確保できた1年でもありました。あまり外出できなかったですから。
新しく読んだ本、読み返した本の中で『今年の一冊』を決めるとしたら
『維新秘話・福岡 志士たちが駆けた道』という本になります!
福岡を舞台にした時代劇を作りたい
ボクは時代劇が好きです。
役者を目指したきっかけも学生時代に観た『新選組!』『座頭市』『七人の侍』などの影響です。
特にジャンルとしては幕末が好きで、新選組モノを中心に様々な作品に触れました。
そんな中、ふと思いました。
「幕末の福岡を舞台にした作品は無いのか?」
「そもそも幕末の福岡で教科書に載るような人物はいたっけ?」と。
そこから幕末の福岡に興味を持ち始めたのですが、いかんせん幕末という日本史のメジャーな時代に於いて、
福岡は表舞台に出てきていないからか関連書籍が少ない。この書籍も今年帰省した時に見つけた本です。
福岡にも、あの時代には
佐幕派だろうと尊王派だろうと開国派だろうと攘夷派だろうと国を憂い命を賭した偉人たちはたくさんいました。
また幕末の福岡は高杉晋作、西郷隆盛といった超有名人とも関わりがあったなんて、
それを福岡に住んでいる時にはまるで知らかなった。
その人たちをもっと知りたい。その人たちの物語を作りたい。少しでも理解できるように自分が演じてみたい。そんな想いからボクの1つの夢「福岡を舞台にした時代劇を作る」が出来上がりました。
地方だから手に入れることができる本がある
上京して早3年半以上が経ちました。東京の生活は楽しいです。多くのモノが揃います。
でも、自分がそうであるように東京には様々な地方の人たちが集まり生活しています。
そうなると『誰もが使っても困らないモノ』『当たり障りのないモノ』がチェーン店的な存在が多く溢れています。
本屋に行っても同じです。幕末モノなら幕末という全体ジャンルを扱ったモノ、
もしくは知名度のある人物関連の書籍はたくさんありますが、『幕末の福岡』に特化した書籍はあまりありません。
ところが、福岡に帰省した時、東京にもある全国チェーンの大型本屋に立ち寄ると「福岡(九州)地方史の棚」があり、
ボクが求める書籍がたくさんありました。
当然のことですが、その土地の歴史に関する書籍はその地方に行ったほうが揃うんですね(^^)
今年は特に全くと言っていいほど帰省ができず家族とも会えませんでした。福岡の歴史に興味を持った矢先にこの状況。だからこそこの本が余計にふるさとへの愛着や興味をより駆り立て、インプットの質も上がります。
とは言え、コロナ禍によるこの窮屈な状況はご勘弁。
1日でも早く堂々と帰省ができる世界になりますように。
博多佐之助でした。それでは皆様、良いお年を(^^)/