ハカセと田中さん
名著『7つの習慣』
第3の習慣『重要事項を優先する』に学ぶ時間管理 #2

 

 

 

 

 

ハカセ
 

じゃ次は簡単に4つの領域の活動の説明をするね。

第1領域は「緊急かつ重要」な活動の領域だね。
これは通常「問題」や「危機」などと呼ばれて解決がいち早く求められている状況や状態のことを指すね。
緊急で重要だから、第1領域の活動が一番重要そうに思えるかもしれないね。

もちろんそれはそうなんだけど、コヴィー先生は『第1領域に集中している限り、その面積は拡大し、やがてそれにより生活が圧倒されてしまうことになる』と言っているんだ。

どういうことかというと、第1領域に集中しすぎていると、ひとつ問題を解決したらまた次というようにつねに問題に振り回されて、結果的に疲れ果てることになってしまうと言ってるんだ。

なるほど、緊急で重要なものも最善の行動ではないんだね

田中さん
 
ハカセ
 

そして、そのような事態に陥っている人が逃げ込みやすい場所が、第4領域の「緊急でも重要でもない」活動なんだ。

要は、今ある問題をこなしていくだけで力も時間も使い果たしてしまい、第2領域の活動を行うほどの効果的な時間の使い方にはなっていないということを言っているわけ。

この緊急でも重要でもない領域は僕にもあまり良い時間の使い方ではないんだろうとは分かる

田中さん
 
ハカセ
 

次は第3領域について、これは「緊急だが、重要ではない」活動だね。
重要ではないんだけど、緊急(即自的に判断を求められる)であるから、第1領域だと勘違いしやすいから要注意なんだ。

ここに時間を費やしている人は「反応的」であり、他の人に振り回されて自分の時間を無駄にしてしまう可能性があるから注意してねってことだね。

コヴィー先生の言い方を使わせてもらうなら自分の中の大きな「YES」(自分の中の強い目的、目標、夢、ヴィジョン)を持っていないと本当に大事で重要だと思っていることに使うべき時間を作るために、それ以外のことに対する「No」を言うことはなかなかできないってことなんだ。他人にも自分に対しても。ここはとても重要に思うよ。

確かに、なんかわかる。ぼくは人の誘いを断るのがあまり得意ではないんだけど、会社の人に飲みに誘われて、本当はあまり行きたくないと思っていてもなかなか言えない。

田中さん
 
ハカセ
 

そうだね。わかる。僕も苦手だから。


ただその話に関しては色々な要素がかかわってくるように思うから一概に断ることが正しいとは思わないし、断るにしても言い方は大事だし、全体のバランスも大事なるとも思う。
それに会社の人たちと飲みに行くことがすべて無駄な時間だとも思わない。
人間関係の構築にも、学びにも良い息抜きにもなる可能性はあるからね。
何もないと感じているなら無駄に感じられてしまうだろうけど。

ただ、今回の話に限って言うなら、自分にとってやるべきことがあるなら、人に振り回されすぎないように、自分のヴィジョンのためには時には「NO」と言うことも必要だということなんだ。

断り方についての悩みは僕もよくきくから、自分も他人も尊重する『アサーション』というテクニック、考え方があるんだけど、それを違う回で取り上げてみよう。

うん。おねがいします。

田中さん
 
ハカセ
 

少し脱線してしまったけど、いずれにせよ、効果的に人生を営みたいと思うならまず、第3領域および第4領域の活動は極力避けたほうがいいってことなんだ。
なぜならそれらは『緊急であるないに関わらず、重要ではない』から
ね。

なるほどね。その観点でみると、自分の時間の使い方がいかに「3と4」に入っていたか気づかされる。。。
僕が見ないようにしてきた空虚感をいかに「3、4」で埋めていたかがわかる。

はー。

田中さん
 
ハカセ
 

田中さんの気持ちはわかるよ。
僕も初めて読んだときにそう強く感じたから。だからこそ、この考え方を田中さん含め、多くの人に一度は知ってもらいたんだ。


それを使うかどうか、納得するかしないかはその人が選べばいいことだけど、このような考え方を知ることで、その人の人生に良い影響力を持つ可能性があるようなものを僕としても話していきたいと思っているから。

そう思うと同時に、ここでは4つに分けて時間の使い方を分類しているけど、人間と同じように時間の使い方もそんな簡単に分類し、良し悪しをつけられるものでもないと思ってるよ。
無駄なことのように思えても、その人がそれを体験する意味、そこで考え感じたことの意味は必ずあるように思うから。

ただ一つの考え方の指針としてはとても良いと思うの。
バランスを取りながら、なるべくそうした時間の使い方をしていけたらいいねって。

今回このような考え方を知って、実践していくこはとても大事なことだとは思うけど、同時に僕はこの話を通して、田中さんが何を感じ、何を考えたかということもとても大切だと思っているからね。


だからあまり落ち込む必要もないさ。


それに落ち込んでいる田中さんが感じていること、こころは、田中さんに大切なことを教えてくれるかもしれない。


いつだってこれからだよ、田中さん。

なんでかよくわからないけど、ハカセってたまにすごく優しい人に思えるよ。

田中さん
 
ハカセ
 

たまに。。。(笑)

それでも嬉しいよ。

ぼくはやるべきことをしっかり見いだせてないから余計に断りづらいのかも。

田中さん
 
ハカセ
 

そうだね。それは良い気づきに思える。そのことも話していくね。

 

 

 

第2領域の活動が人生を変える

 

 

ハカセ
 

では最後に本題である第2領域『緊急ではないが、重要』な活動について。

前半でも行ったけど、この第2領域に集中することが、効果的な自己管理の目的であるとコヴィー先生は言っている。

自分の目的や目標、夢、幸せ、そういった人生のヴィジョンなどに調和した生活を送るためには、効果的な自己管理(すなわちマネジメント)不可欠である。 そしてヴィジョンが明確であればあるほど、この第2領域の活動が重要になるってね。

なぜなら「物質的創造の質は、このマネジメントの質で決まる」からだとコヴィー先生は言っている。

つまり、現実的な結果およびその質は、時間管理、自己管理の質で決まってくるということなんだ。

簡単に言うと?

田中さん
 
ハカセ
 

簡単にいうなら、

第2領域の活動(「緊急ではないが、重要」)を見極め、優先的に行うことがその人の人生の質を高める最も効果的な時間の使い方である

明確な目標がある場合にはなおさらそこに集中しなさい、それが一番効果的だからってこと。(逆に言うなら明確な目標、目的、人生のヴィジョン、自分を知る、幸せを知る、在り方を考える、ということが前提としてとても重要である)ってことですかね

文章でよかったよ。聞いただけならまだ難しい(笑)

田中さん
 
ハカセ
 

ふふふ、じゃ3回くらい読み返してみてね。

。。。

田中さん
 
ハカセ
 

さらに、第2領域の活動をするこは第1領域(緊急かつ重要)に対しての予防や準備として働くことになるから、それが緊急の問題になる前に未然に防ぎ、第1領域を少なくしてくれるものでもあるんだ。


そうだな、例えるなら、健康診断とか。
あれって緊急ではないけど、重要でしょ。身体はすべての資本だから。そう考えていない人もいるとは思うけど。

健康診断をすることで、未然に大病を防いだり、自分の健康への対策もとれる、または重大な病気が早期発見にもなると思う。

そのことで、それが深刻で緊急になる前に防ぐことができるよね。
それが深刻で緊急な事態になった時にかかる労力、精神的な負担、費用、時間、どれを考えてみても圧倒的に少ないと思う。

つまり第2領域の活動は、第1領域の予防や準備として働くから、結果として第1領域を減らすことにもなるってことなんだ。

第2領域の活動を行っていくことがいかに重要であるか、なんとなくでもわかってもらえたかな?

うん。わかったし、ためにもなった。


ぼくも第2領域の活動を考えてそのための時間を少しでもつくっていきたいと思ったよ。

それに、やっぱりヴィジョン(目標、夢、幸せ、生きる意味)みたいなものを自分の中にしっかり持つことがこの第2領域の活動が何になるかに大きく関わってくるってことなんだね。

その重要性も改めて思った。でもぼくの中でまだ不十分なんだと思う。
自分でも見つめてみるけど、また違う機会にハカセと話したいな。

田中さん
 
ハカセ
 

ほんとそうなんですね。

「こころある人間関係の構築、座ぜんざい、カウンセリング、目的や目標を考えること、自分を知る、勉強、勉強会への参加、自己啓発、健康、勉強、精神性を高める、作曲・作文などの創作活動」等
というようなことが、僕にとって第2領域なんだけど、第2領域の活動って、重要だと分かっていながら、第3、4領域の活動に比べたらそれをやるのための労力が必要になる。

ヴィジョン無くして、その時間を作り出すことも、それを行動に移すのも、モチベーションを維持して日々行動し続けることもなかなか大変なんだよね。

でも、そのヴィジョンや幸せが真にその人の人生や生き方、価値感に深く根差したものであれば、それがコヴィー先生のいう主体性や率先力、強い意志を発揮するんだね。
そして、自分にとって重要な行動や活動を持続的に、習慣的に行う力を持たせる力にもなる。

そしてなにより、それらの活動が真にその人の幸せ、またはそこに通じる活動であるなら、真の価値観や自分というものを見つめた時に出した答えなら。

そのほとんどがこころの充実感を感じられるもののはずなんだよね。だからこそ続けられる。もちろん楽しいことだけではないだろうけど。

そうか。ぼくは空虚感ではなく、その本当の充実感というものを持てる時間がほしいのかもしれない。

田中さん
 
ハカセ
 

僕はカウンセラーとしてもそのほかの活動にしても、その人らしく、その人がより生きやすく、その人にとっての幸せというものを実現できるように、ということを主眼に活動している。そしてそのサポートをできることに、その在り方に幸せを感じている。

田中さんにとっての自分らしく幸せであれる生き方をこれからも一緒に見出していけたらいいね。

 

 

終わりに(ハカセの所感)

第2領域の活動があなたの人生をより効果的にも幸せにもする時間です。

 

そして継続的な成功をもたらすのは、劇的で単発的な行動ではないく、地味でありながらも着実にあなたを成長させるような日々の行動の積み重ねなのです。

 

いわゆる世の中の成功者といわれる多くの人はこのことができた人たちなのだと思います。

 

でも、なかなか厳しくハードルが高いように思える気持ちも、めんどくさい、続かない、頑張りたくない、考えたくないという気持ちもよくわかります。

 

しかし、それでもなお第2領域の活動を優先して時間を管理することが、最も効率の高い時間の使い方のように思えます。

 

それと同時に、

ヴィジョンや幸せが真にその人の人生や生き方、価値感に深く根差したものであれば」という言葉を最後に使わせてもらいましたが、ここがとても大事に思います。

 

自己啓発本や知識を与えてくれるような本は素晴らしいと思います。

ぼくもできるだけ分かりやすく皆様の役に立つような情報を伝えていければと思って書いています。

 

しかし、万人に有効で万人に共通する成功の方法などないのです。

 

当然ですよね。

 

人は一人ひとりみんな違うのですから。

 

環境も性格も感覚も思考も、経験してきたことも、価値観も信念も好きも嫌いも。

 

色々な人と話をさせていただくとそのことをほんとうに痛感させられます。

 

同じ出来事に対してもひとによって反応がここまで違うのかと。

 

人とは本当に面白いと感じる瞬間でもあります。

 

 

つまり、その人にとっての成功も幸せもその人だけにしか見いだせない。ということです。

 

そして、その人が幸せであるためには、天才である必要も、大金持ちである必要も、すべての能力が優れている必要も、誰かに勝たなければというような必要も全くないと思っています。

 

 

全ての人に幸せになれる才能があります。

 

カギはその人らしさだと思います。

 

 

そのために、あなたがあなたを知ること、こころからの幸せを知ること。

(そこには同時に他者を知ることも含まれていますね。)

 

 

今回の時間管理の話はどちらかというと、テクニックや知識的なはなしですね。

 

テクニックや知識を2次的な目的とするなら、1次的な目的はあなた自身を知ることです。

 

 

そこにテクニックや知識が乗り、初めてあなたの幸せに対して最大の効果を発揮する。そのようなイメージです。

 

ですから、自分の中の第2領域の活動を見つけるよりも、それがなぜ第2領域なのか、その行動が真の自分と結びついているのか、ということを考える方が多くの方にとっては難しいのではないかなと考えています。

 

なぜなら答えは自分で導き出さなくてはならないからです。

 

他者も本も、教授も有識者もYouTubeもこれが唯一の正しい答えなんかは教えてはくれませんから。

(ヒントやきっかけはたくさん教えてくれていますが。その意味ならあなたの見る世界は常にそれを教えてくれてはいます。ま、その話は今はおいておきましょう。)

 

だからこそ僕はカウンセリングというもの通してお話させていただくことに非常に大きな可能性とその人を幸せにする力があると信じているのです。

 

 

ぜひあなたのことを僕に教えてください。

 

あなたが今何を感じ何を思っているのかを聴かせてください。

 

 

僕をあなたのために使ってください。

 

あなただけの幸せを、成功を一緒に歩んでいけたらと思います。

 

では、また。

 

 

 

メモ

第1領域
・締め切りのある仕事
・クレーム対応
・大きな病気
・行動を制限されるような体調不良
・事故
・災害
・仕事の電話
・大事な人間関係の危機(友人とのけんか)※場合による
第2領域
・人間関係の構築
・健康の維持
・準備、計画
・幸せを感じられるような趣味
・勉強
・自己啓発
・自分を見つめる時間
・世の中に貢献できるような活動
第3領域
・重要でない突然の来訪
・無意味な電話
・多くの会議
・無意味な接待や付き合い
・雑事 これって結局重要ともとらえられるけど
・無駄な残業
第4領域
・暇つぶしのゲーム ・多くのテレビ
・多くのYouTube
・意味のない活動