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ダンボールに服を詰める単純作業で1日15時間働かされ月給6万円、来日のために仲介業者に多額の手数料の支払い、雇用主の命令に逆らうと送り返すと脅される ~過酷な環境に耐えるよりない外国人技能実習生


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竹下雅敏氏からの情報です。

 新たなスキルを学べると思って日本にやってきたミャンマーの女性に与えられたのは、ダンボールに服を詰める単純作業で、1日15時間、時には深夜まで働かされ、それで月給は6万円。完全に奴隷労働だとしか言いようがありません。約束されていた額の半分と書かれていますが、月12万円でも少なすぎると思います。
 日本に来るために仲介業者に多額の手数料を支払っていて、雇用主の命令に逆らうとミャンマーに送り返すと脅され、技能実習生は過酷な環境に耐えるよりない状況にあります。
 技能実習制度は、“雇用主を変えることができない”とのこと。なので、過労死になる前に、実習生は逃げ出すより方法がないのだと思います。ところが日本では、逃げ出した実習生を犯罪者扱いするのです。こうなると、本当の犯罪者は誰なのか、そしてその犯罪に加担しているのは誰なのかが問題です。
 現代の「徴用工」とも言えるこの問題が、韓国や中国で起こっていたなら、一部の人たちはここぞとばかりに、韓国人や中国人を鬼畜として罵るでしょう。まさにそのように罵られても仕方がないことを、日本人が行っているのです。
 このことから、国や民族には関係なく、クズはどこにでも居ることがわかります。もちろん、まともな人もいます。ことの善悪を一部の国や民族に当てはめて単純化してしまう思考こそが、闇を作るのだと思います。そうではなく、ありのままの現実を見て、何が起こっているのかを理解することが大事です。自分の心の闇に光を当てることが大切なのです。
 
 
(竹下雅敏)
 
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注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

 

 

 

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米紙が見た「外国人を使い捨てるニッポン」 ミャンマー人技能実習生「私は奴隷だった」週100時間労働で月6万円
引用元)
(前略)
ワー・ヌ(27)がミャンマー中部の村をあとにして日本へ向かったのは2017年末のことだった。岐阜県の縫製工場での職を仲介してくれた業者に手数料を払うため、34万円近くを借金した。(中略)… 先進技術を誇る国で、新たなスキルを学べるチャンスに期待を膨らませた。しかし、日本で彼女に与えられた仕事は、段ボールに衣服を詰める単純作業だった。週6日、朝7時から夜10時まで、同じ作業を繰り返した。深夜まで働かされたり、週7日勤務になったりすることもあった。それで月給は6万円。約束されていた額の半分しかなかった。
(中略)
毎日、言葉の暴力を振るわれました。友達と話すのさえ許してもらえなかった。彼の言うことに従わないと、『ミャンマー人はダメだ。使い物にならない』と言われ、ミャンマーに送り返すと脅されました。とても怖かったけど、耐えるしかなかった」

弁護士らによれば、技能実習制度の大きな問題の一つは、雇用主を変えることができない、つまり転職の自由が許されていないことにあるという。苦情を申し立てれば、就労ビザを奪われ強制送還されかねない。
(以下略)
 
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配信元)

渡辺輝人 @nabeteru1Q78

 

 

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と、個別ケースでの具体的な事情も、日本の法律も、裁判例も調べずに言うわけですね。「慰安婦は売春婦」「徴用工などいない。志願者だ。」というのも同じ議論。

渡辺輝人 @nabeteru1Q78

 

 

「徴用工」は名の通り徴用された工員であり志願ではない。国家総動員法に基づいており、日本人でも徴用されている。そして当時の朝鮮人徴用工の奴隷的な労働に従事させられたという訴えを理解できるか否かは、今、現在進行形の外国人技能実習生の奴隷のような様を理解できるか否かとも類似する。

 

 

 

日本国憲法18条が「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。」と定めているにもかかわらず、外国人技能実習生に睡眠すら満足にとらせずに無賃労働させている例が実際にある。これは奴隷的拘束かそれに類似するものだろう。

渡辺輝人

@nabeteru1Q78

弁護士/日本労働弁護団常任幹事、自由法曹団常任幹事、京都脱原発弁護団事務局長/京都第一法律事務所所属/残業代計算用エクセル「給与第一」開発者/労働者側の労働事件・労災・過労死事件などを手がけています。ツイッターみて来られた労働者の方の労働相談は無料。

京都市/府下


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以下削除

 

 

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私の周りで、建設関係の会社(個人)ですが

働いていた外国人:カンボジアの若い男の子22歳

朝6時から夜10時まで働いていました。

仕事はというと「雑用」です。

日本語が通じないので親方は「いつも大声で怒鳴る」ことがあり

その子は黙々とよく働いていました。

田舎のカンボジアの事を聞くと

「もちろん親に仕送り、そして兄弟にも、おじさんおばさんにも

 仕送りしています」と、話していました。

 

給料はいくらかというと 「15万円」と言ってたと思います。

 

もうその子は「田舎へ帰らされました」

 

ちなみに住まいは「コーポ」でした。

 

たぶん一部屋の5万ほどする家賃だと思います。

 

やはり 日本語が通じないというのは「マイナス」ですよ。

 

惜しいことです。いい子でしたから。

 

業者も言葉が通じないとそれだけ時間のロスでして

現場がはかどらないし一人がその子の為に通訳というか

例えば 「ペンチを持ってこい」と言ってもそれが何なのか

分からない、、、となると、こちら側の誰かが教えなければいけない。

 

人手不足の日本の会社も個人も、 それは毎日できない。

 

すると イライラして 怒る、、、外国人は嫌になりますよね。

 

それに 労働時間も長い、、、家に帰るとご飯食べて風呂入って寝るだけ。

 

若い子は「耐えられません」

 

ほんとに 考えなければいけないことがたくさんありますね。

 

政府は現場を知らない、、、、ペーパーの上だけで、、、、。

企業は又別ですかね?

 

単純労働、、、マシかな。

 

賃金はとても安いのがかわいそうですね。

 

日本では建設関係の会社で

70歳過ぎてても 賃金は「1万円~1万2千円」くれます。

最低でも「8000円」くれます。

 

そのかわり、経験ありですが、、、・

 

外国人は「奴隷状態」という言葉は当てはまります。

 

厳しいですね。

 

                    ひかり