新型インフルエンザ37「新たなインフルエンザの可能性も、ウクライナで肺を破壊する謎のインフル」 | 脱奴隷小児科医の刹那主義

新型インフルエンザ37「新たなインフルエンザの可能性も、ウクライナで肺を破壊する謎のインフル」


 さてと、3連休を前に不吉なニュースが入ってきましたな。
 
 真偽のほどは分かりませんが、強毒化した新型インフルエンザが猛威をふるい出したようです。

 日本政府はどう対応するのでしょうか?

 水際作戦などと言って宇宙人のカッコして喜んでいる場合ではなさそうですな。

 
 『 新たなインフルエンザの可能性も、ウクライナで肺を破壊する謎のインフルエンザが大発生

      
   今年5月上旬に日本でも初の感染事例が正式に確認された「新型インフルエンザA(H1N1)」ですが、
   ウクライナでH1N1型とは異なる、肺を破壊するタイプのインフルエンザが大発生していることが
   明らかになりました。

   すでに感染者は140万人を超えており、症状は1918年に発生した、当時の世界人口の約3割にあたる
   6億人の感染者と5000万人とも言われる膨大な死亡者を出した「スペインかぜ」に似ているとのこと

   現在ウクライナで新型のインフルエンザと思われる感染症が大発生しているそうです。
   すでに11月18日時点でウクライナ国内の感染者が145万人を超えているほか、11月18日時点での死亡
   者は328人におよんでおり、直近24時間で12人が死亡したとされています。


   気になるインフルエンザの症状ですが、38度を上回る熱やせき、呼吸器障害、肺から多量の出血など
   を経て、最終的に肺が破壊されてしまうというものだそうです。
   

   患者は発症してから平均3~7日で重篤な症状となって病院に運ばれており、病状が悪化して死に至る
   までの期間は発症してから平均4~7日であるとのこと。


   ちなみにこのインフルエンザは呼吸器障害や肺に大きなダメージを与えるといった点が1918年に発生
   した「スペインかぜ」に似ているとされています。
   出血性病変で、肺が血液で満たされ、あらゆる穴(鼻腔、口腔、肛門)から出血が見られ、
   1918年のパンデミックを想起させるものだそうです。

   また、伝染病のエキスパートであるDonald Lau博士が明かしたところによると、このインフルエンザ
   ウイルスと現在世界的に広まっているH1N1型ウイルスが同一である可能性は非常に低いそうです。』



   では、もういっちょ・・



  『  ウクライナでスーパーインフル発生328人死…政治陰謀説も

     中国メディアは18日、ウクライナでインフルエンザ患者が激増、感染者は100万人以上で少なく
     とも318人が死亡したと一斉に報道した。ウェブサイトでも「超級甲流(スーパー新型インフル
     エンザ)」などの文字が躍った。

     その後、「世界保健機関は17日、ウイルスの変異は認められないと発表している」などの情報が
     伝えられ、中国メディアの過熱報道はやや沈静化。一方で、「ウクライナ政府の陰謀説」も
     出始めた。

     ウクライナでは、インフルエンザ感染者が肺の中で大出血を起こして死亡した例が多いとされる
     。現地の専門家は深刻な流行について、抗生物質乱用の影響を指摘。ウクライナ人は自由に
     抗生物質を購入して自分で使用しているため、ウイルスに対する抵抗力がかえって低下したと
     考えられるという。

     ウクライナ国内では、政府がインフルエンザの流行に対する恐怖心をあおりたてているとの見方
     も発生した。ユーリヤ・ティモシェンコ首相は10月末に、欧州諸国中でも最も厳しい感染拡大の
     阻止策を発動すると宣言。テレビに毎日登場し、感染拡大の状況を発表している。

     ウクライナは2010年に総選挙を実施する予定だが、「インフルエンザに対する恐怖をあおり、
     政府反対派による政治集会を開きにくい雰囲気を作り出している」との批判が出た。

     同国政府の衛生部門行政官も「政治闘争により、パニックが強められているようだ。住民が
     マスクや医薬品を争って購入する現象も発生しており、医療資源の浪費になりかねない」と
     批判した。     』



     まだまだ推測の域を出ないニュースのようですが、死亡数が事実だとすれば死亡率は
     約1万人に2.3人。従来の季節性インフルエンザの約2倍、新型インフルエンザの約20倍
     といったところでしょうか。


     もし本当に強毒化しているとすれば、現在の新型ワクチンの効果のほどはどうなんでしょうか。
     効果のほどは期待できないのではないでしょうか。


     いずれにせよこのニュースが事実であれば、お遊びは終わりですな。
     
     新型インフルの予行演習も、からきしダメだった日本政府に自らの命を預ける気はサラサラない
     ので、自分で対策を考えないといけませんな。


     う~ん。


     続報に注目していきたいと思います。