「恥人君は、週刊誌編集部に配属します」

――7月某日、都内出版社の会議室にて、人事から私の配属先が言い渡されました。

この宣告から数日後、研修期間を終えて正式に週刊誌の記者になりました。

それは、定時退社の温い毎日が終わり、昼も夜もないブラックな日々になることを意味していました。


 お久しぶりです。前回の更新から期間が空いてしまいました……、というのがもはや挨拶と化してきました。

本配属されてから、明け方に帰宅して、数時間仮眠して会社に出かける日々が続いていました。

そのため、ブログを更新する暇がありませんでした。これも常套句になりつつありますね。

多忙な毎日が続いていましたが、昨日から1週間の夏休みをもらえたので、ようやく更新することができました。

休み中に、書き溜めていたネタを綴っていこうかと思います。

まずは、今の仕事のことに関して簡単にまとめていきます。


 週刊誌編集部は、週初めのネタ出しから幕を開けます。

デスクと呼ばれる人に毎週3本、自分が持ち寄ったネタを提出します。採用されると、翌日から取材がスタートします。採用されないと、その週は他の先輩の手伝い(ほぼ雑用)をされるので、ネタを通すのに必死です。

3日間で取材します。この間は、あまり会社に行かず、取材先に直行・直帰するのが多いです。

取材は、私一人で行うので気楽です。(会社に行くと色々な人に気を遣うので)

金曜日は1日中会社に籠って、記事の執筆です。早い時は終電前に帰れますが、大体明け方になります。土日は、基本的にお休みですが、張り込み等に駆り出されることが多々あります。


 金曜日以外は、大体仕事は22時から23時くらいに終わります。

しかし、これで家に帰れるわけではありません。翌週のネタ集めのために、誰かしらと飲みに行きます。

飲み会スタートが遅い分、終わるのも遅くなります。飲む相手にもよりますが、大体3時くらいです。酷いと、朝になります。

タクシーで帰宅して、シャワーを浴びて、話題ドラマを見て寝るのは大体朝5時です。

翌日何もなければ、9時まで眠れますが、朝から取材があればもっと早く起きます。


 毎日眠いですし、大体体調も良くありません。(今も風邪をひいています)

先輩から毎日怒られ、胃がキューッとなります。肉体的にも精神的にも辛い毎日ですが、何とかやっていけるのは仕事が楽しいからです。

自分のプランが通り、取材のアポを取り、話を聞き、データーにまとめ、タイトルやリード文を考え、記事を書く・・・・・・・。

この仕事が楽しくて仕方ないのです。

入稿時は、˝仕事が楽しい"というアドレナリンが大量に放出され、先述した疲労が一時的に消え去ります。(帰宅するとこの疲労は復活します)


 とはいえ、1週間のうちに最低3回は˝辛い"と感じます。

˝来週出すネタがない"、˝仕事でミスして先輩にこっぴどく怒られた"、˝飲み会のマナーがなってないと怒られた"など、枚挙に暇がありません。

週刊誌編集部で関わる相手は、外交的な人が多いです。

元々、人見知りで内向的な人間の私はそういう相手のノリにあわせなければなりません。

これが最大のストレスです。辛くて仕方ありません。


 それでも、週刊誌の仕事が楽しいので、続けます。

ブラックな日々の中に、微かな希望の光を見出しています。

更新が滞っている間も、歯を食い縛り、仕事に励んでいたことをご理解頂けると幸いです。

仕事の具体的な内容(今、何を取材しているかなど)は、書けませんが仕事で楽しい・辛いと感じたことは合間を見つけて書いていきたいと思います。

そんな私のブログをこれからもよろしくお願いします。

※更新が滞っていたら、˝ブログ更新しろこの童貞野郎"などとコメントしてください。