はじろがこの仕事について、
とてもとてもうれしいことの一つが、
今日、起こりました。

私の教え子で、
私の元から巣立っていったお子さんが、
大学生になったので、
ご飯を一緒に食べませんか?
というお誘いの電話が、
今日、鳴りました。

はいはいはいはい、よろこんで!

おいしいものを食べましょうね。

そうした知らせが、
たまに、春、訪れます。

3月とか4月とか、こうした季節です。

私はいつも忘れていないけれど、
こうして巣立った教え子が、
大きく
うつくしく
希望とか野望とかどっさり持って
帰ってきてくれると、
泣いてしまいそうになります。

ああ、
この仕事をしてきてよかったなあ。

と、
彼女の好きな色のお洋服とか、
探しだすはじろなのでした。