ひさびさです。

はじめてのボランティアセミナーにつきまして。
今まで4回行われましたが、どの回も満員御礼で嬉しい限りです。

次回は6月3日(金)に行います。
3日はいつもと少し趣向が変わって、ゲストスピーカーにお話をいただきます。

ゲストスピーカーは原発30km圏内からこちらまで避難してきた方。
生のお話が聞ける貴重な機会です。

一度来られた方も、ぜひお話を聞きに来てください。
私も楽しみにしています。

もちろん、いつも通り初めてのボランティアにあたってのお話もございますので、
初めての方も大歓迎です。


はじめての震災ボランティア告知ページはこちら


6月3日お申し込みページはこちら
昨日22日の「はじめての震災ボランティアセミナー」、
私は残念ながらセミナーには参加できなかったのですが、
大好評だったようです。

NHKの方も取材に来られ、
今日の朝6:34分にNHKニュースでセミナーの様子が放映されました。
私は残念ながらこちらも寝過ごして見られませんでした…

4/25のセミナーはもう満席ですが、
5/12はまだ余裕があります。
そして、大好評につき5/19の追加セミナーが決定しました。

NHKも取材に来ちゃう「はじめての震災ボランティアセミナー」
詳細内容、お申し込みはこちらです↓
http://topics.yoikotonet.com/2011/04/hajibora/


さて、明日24日の正午、哲学者の内山節さんを中心として、
東日本大震災で亡くなった人々を、みんなで供養するお祈りを呼びかけています。

私達のワークショップでも、明日の正午に祈りをささげます。

明日は震災から四十九日にあたりますが、特に仏教ということはなく、
どんな様式でも構いませんので、皆様のしかたで供養してもらえたら幸いです。

内山節さんのおよびかけはこちら↓
http://www.uthp.net/20110424.pdf

以下、上記のPDFを転載します。

東日本大震災で亡くなった人々を、みんなで供養しよう
―亡くなられた方々の冥福を祈る日をみんなでつくりだすことを呼びかけますー

最初の呼びかけ人・内山 節
日時 2011年(平成23年)4月24日日曜日

この日にそれぞれの場所、それぞれの方法で亡くなられた方々への冥福を祈りましょう。
また12時正午にはみんなで祈りを捧げたいと思います。
方法 ご自身の信仰をおもちの方はその方法で、また他の方々はそれぞれが思いついた方法で。
被災地の方角を向いて手を合わせる、仏壇などをおもちの方はお線香を上げる、近くの
お寺、神社、教会などに集まり祈りを捧げる、ご自宅に思い思いのデザインの半旗を掲
げる、追悼の集まり、コンサートなどを開く、・・・・方法は自分がよいと思う方法で、
自分のできる方法で。国葬のような儀式にするのではなく、全国津々浦々でみんなが送
る日にしたいと思います。

東日本大震災は私たちのなかに驚き、恐怖、悲しみとともに、自分自身もまた「支え合う社会の一員で
いたい」という強い意志をも生みだしました。皆様もそれぞれの場所、それぞれの方法で、直接、間接的
な被災者への支援の活動をおこなわれていることと思います。私たちの役割はこれからも持続的な支援
活動を続けながら、被災地の復旧、復興に協力していくともに、この直接、間接的な活動をとおして社
会とは何か、社会はどうあるべきか、暮らしや労働をどう変えていったらよいのかなどを捉え直し、日
本の社会を再生させていくことだろうと思います。

その意志を示し、未来への歩みをすすめるために、みんなで東日本大震災で亡くなった方々を供養す
る日を設定することを呼びかけます。

古来から日本の社会には、災害や「戦」などの後に亡くなられたすべての方々の冥福を祈り、死者供
養をする伝統がありました。「戦」の後には敵味方を区別せず供養しました。またそのときには人間だけ
ではなく、巻き込まれて命を落としたすべての生き物たちの冥福を祈りました。さらに災害の後には、
大地が鎮まることをもみんなで祈りました。そうすることによって、悲劇に巻き込まれていった生命へ
の思いを共有し、ひとつの区切りをつけ、次の歩みに向かう入り口をつくりだしてきました。
この度の大災害で亡くなられた方々に対してはすでにご遺族の方々などの手によって、精一杯の供養
がおこなわれたことだろうと思います。しかしその一方でご家族が全員亡くなられるなどして、誰にも
送ってもらうことができないでいる人たちもおられると思います。そのような方々に対してはもちろん
のこと、すでにご遺族の方々なとによって供養された人たちに対しても、みんなで追悼、供養してあげ
ようではありませんか。そうすることによって、これからの私たちの決意をも示したいと思います。
この案内を受けられた方は、ご友人、お知り合いなどに転送し、この呼びかけを伝えてはいただけな
いでしょうか。またホームページ、さまざまなSNSなどでも呼びかけ合うとともに、供養の方法を提
案していただければ幸いです。お寺、神社、教会などにも呼びかけ、私たちはこの災害とともにこれか
ら生きていくことを確認したいと思っています。

亡くなられた方々を十分に追悼することなく、未来を語ることに私はためらいを感じます。ここから
はじめませんか。