誕生日

ヒトはなぜ生まれ、そして去っていくのだろう

新しい世界への産声と供に

「生きる」という使命を与えられる日

ヒトにとってそれは、一年のうちに最も特別な日なのではないだろうか

あなたが過ごしてきた年月の中の

３度の誕生日

それは２人で共に過ごした誕生日

この先ずっと２人で共に祝おうと誓った誕生日

４度目の今年はもう２人で祝うことはなくなってしまったんだね。

ヒトはなぜ生まれ、そして去っていくのだろう

僕のもとから去っていったあなた

去ることは必然だったのだろうか

あなたの幸せを願おうとも

願わくば僕の手で幸せを築いてあげたかった

幸せな誕生日

「生きる」使命を与えられた日

あなたの幸せを願う誕生日

違和感

いますごく違和感を感じるんだ。

楽しいときも辛いときもケンカしたときも、いつも、いつでも一緒にときを過ごしてた。

君は僕の一部で、君は僕の感覚のすべてだった。

いますごく違和感を感じるんだ。

君がいなくなってから、明るい太陽の光も淡い月の光も、そのすべての光がうまく感じられなくなってる。

色鮮やかな世界はひかり輝いているのに、すべてが色あせた映画のように過ぎ去っていく。

君がいなくなってやっと気がついたよ。

君がいた世界がどれだけ鮮やかで輝いた世界だったか。