ナ・ホンジン 監督
2016年 / 韓国
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韓国、山あいの村
謎の日本人が山小屋に住み始める
時同じくして、家主が一家を惨殺する事件
放火による一家焼死事件と立て続けに発生
それぞれ犯人は捕まるも、共通するのは謎の湿疹
村の警官ジョングは、自分の娘に同じ湿疹があることに気付く。
連続殺人事件の謎解きをシャーマニズム解釈で描くホラー・ミステリー
様々の映画的要素を詰め込んでいて、話がすすむうちに混乱していきます。
猟奇殺人、奇病、黒魔術、悪霊祓い、ゾンビに・・・
中盤に祈祷師が救済に入ってきてから、不穏感がスピードもって増していきます。
暗闇のなかのジェットコースター、どこがクライマックスかわからない。
謎の日本人を國村隼さん
寡黙ながらも眼で語る芝居が大きく貢献しています。
たどり着いたラストはとても穏やかな先。
ふた組、どちらも哲学的な問答。
計ることができない心の奥深さに鳥ハダの作品でした。
３本続けた韓国映画ですが、本作が一番 カオスな作品でしたかね。