この4月から、『受託支度費』が実費支給に変更されることになったそうです。
これまでは、子どもを里親等に迎え入れる際に支出する経費について、
1回のみ定額支給されてきましたが、1人当たり44,630円を上限に
実費を請求することになったんですって(初回1回のみは変わらず)。
「詳細については、追って事務連絡を発出する予定であるのでご留意いただきたい。」と厚労省のHPにありましたし、まだ、ウチの管轄では連絡がありません。
ウチの管轄は、基本的に受託していない里親に対して細かいお知らせはないので、
受託してはじめてわかるって感じかな。
実はこの費用って初回限定なので、
長期の養育をしている里親にはあまり関係がないんですよね。
じゃあ、どんなタイプの里親に影響があるかというと、
短期や一時保護を多く受ける(ウチのような)里親等ですね。
とはいえ、里親への負担はそれほど大きくないと思います。
大変なのは、施設(ファミリーホーム含む)でしょうかね。
中でも乳児院は、年齢層が限定されていますし、入れ替わりも激しい。
里親とは違って子どもが入所する度に必要な物品を購入するわけではないので、
初期費用として計上するのは大変だと思います。
恐らく、里親とは扱いが異なることになるのではないでしょうか、ね。
里親に支弁される費用全般において、都道府県政令市ごとに扱いが異なるので、
大切なのは自分の管轄の情報だけに従うこと、と覚えておいてくださいね。
例えば、実費支給分は1年分まとめて請求するところもあれば、
学期区切りや1か月ごと請求するところもあるようですよ(ブログ記事にしてくださった方に御礼申し上げます~)。
近頃、アメブロさんでも情報収集が難しくなっているのよね~
ちなみにウチの管轄は、
「できれば1か月分まとめて請求してほしいけど、都度清算でも可」です。
と~っても良心的です
1年分まとめてって、受け取った役所の人も大変だろうに・・・。
あっ、せっかくなので余談しちゃう、ね。
実費請求の際、品目ごとに決められた請求書があって、
役所のHPから必要な用紙を里親が印刷して、領収書の原本添えで提出するとかね。
HPから印刷するのは、里親以外でも目にすることが可能だから監査的な役割希望の
稀有な人には、いいんじゃな~い。
いやいや、参考になっていいんじゃな~い。か。
請求書の書式が面白いわけないもんな。
ちなみにウチの管轄は、
はじめてガイドブックみたいなやつにたくさんの提出書類が挟み込まれていて、
こんな感じで請求してね~、裏も貼ってよし、それでも足りない時は白紙に貼って
提出してくれたらよいよ~って。
ざっくりした感じです。
もちろん、HPから印刷もできません。
ざっくりしているからこそ、1か月単位での請求が可能なんだろうね。
違いを知るって、面白い。
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