この4月から、『受託支度費』が実費支給に変更されることになったそうです。

これまでは、子どもを里親等に迎え入れる際に支出する経費について、

1回のみ定額支給されてきましたが、1人当たり44,630円を上限に

実費を請求することになったんですって(初回1回のみは変わらず)。

 

「詳細については、追って事務連絡を発出する予定であるのでご留意いただきたい。」と厚労省のHPにありましたし、まだ、ウチの管轄では連絡がありません。

ウチの管轄は、基本的に受託していない里親に対して細かいお知らせはないので、

受託してはじめてわかるって感じかな。

 

実はこの費用って初回限定なので、

長期の養育をしている里親にはあまり関係がないんですよね。

じゃあ、どんなタイプの里親に影響があるかというと、

短期や一時保護を多く受ける(ウチのような)里親等ですね。

とはいえ、里親への負担はそれほど大きくないと思います。

 

大変なのは、施設(ファミリーホーム含む)でしょうかね。

中でも乳児院は、年齢層が限定されていますし、入れ替わりも激しい。

里親とは違って子どもが入所する度に必要な物品を購入するわけではないので、

初期費用として計上するのは大変だと思います。

恐らく、里親とは扱いが異なることになるのではないでしょうか、ね。

 

里親に支弁される費用全般において、都道府県政令市ごとに扱いが異なるので、

大切なのは自分の管轄の情報だけに従うこと、と覚えておいてくださいね。

例えば、実費支給分は1年分まとめて請求するところもあれば、

学期区切りや1か月ごと請求するところもあるようですよ(ブログ記事にしてくださった方に御礼申し上げます~ウインク)。

近頃、アメブロさんでも情報収集が難しくなっているのよね~あせる

ちなみにウチの管轄は、

「できれば1か月分まとめて請求してほしいけど、都度清算でも可」です。

と~っても良心的ですチュー

1年分まとめてって、受け取った役所の人も大変だろうに・・・。

 

あっ、せっかくなので余談しちゃう、ね。

実費請求の際、品目ごとに決められた請求書があって、

役所のHPから必要な用紙を里親が印刷して、領収書の原本添えで提出するとかね。

HPから印刷するのは、里親以外でも目にすることが可能だから監査的な役割希望の

稀有な人には、いいんじゃな~い。

いやいや、参考になっていいんじゃな~い。か。

請求書の書式が面白いわけないもんな。

 

ちなみにウチの管轄は、

はじめてガイドブックみたいなやつにたくさんの提出書類が挟み込まれていて、

こんな感じで請求してね~、裏も貼ってよし、それでも足りない時は白紙に貼って

提出してくれたらよいよ~って。

ざっくりした感じです。

もちろん、HPから印刷もできません。

ざっくりしているからこそ、1か月単位での請求が可能なんだろうね。

 

違いを知るって、面白い。

 

今日の記事のネタ元はこちらから確認できます。

https://www.mhlw.go.jp/content/11907000/000907065.pdf

全国里親会は、全国で統一した『里親の身分証』導入を求めてきた、らしい。

(受診券が特殊なもので目立つ為、保険証サイズにして欲しいって要望が多いことは知っていたが、身分証明の導入を求めていたとは知りませんでした。)


 要望のかいあって?この度、厚生労働省は都道府県などに対し、『顔写真付きの里親登録証』の導入について積極的に取り組むよう事務連絡をした、らしい。


登録証は、名刺(91✕55mm)サイズか100✕80mm(だいたいハガキ半分程度)サイズを想定。

顔写真、氏名、住所、電話番号、里親登録年月日、登録番号などを記載し、里親の身分を公的に証明する登録証の導入案を示した、そうです。


以下、福祉新聞記事より引用(一部改編)

全国里親会河内美舟会長は「従来のようにA4サイズで紙の登録証を常に持ち運ぶことは現実的に無理だったので、非常にありがたい。里親としての誇りや責任の重さも増すのではないか」と話している。


いや、反論したりデモ起こしたりする気なんて全くないですよ。

ないですけど、ちょっと言わせていただくとね。

登録証って、使う場面あります?


必要なのは受託中の児童との関係を、説明なしに一発で証明してくれる物なんじゃないですか、ね。


登録年がわかったところで何の意味もないし、登録番号なんてどこの誰が必要なんでしょうか。


氏名・住所・電話番号の御三家プラス顔写真は、今どきあり得へん、拒否権行使レベルの個人情報ダダ漏れ証ですやん。

落として、悪い人に拾われたら地獄の始まり〜。

ひぇぇ〜、怖すぎるゲッソリ


里親自身の身分証明は免許証等(マイナンバーカードとかパスポートとか)が社会的に最も有効なものやと思う。


里親の誇り?

私は里親を任されるほど、社会的に優れた人間だと認められたのよ〜、うふふ。 

とは絶対ならない社会で、何なら里親であることは他人に言い辛いと思う人がまだまだ多いのに、登録証ひとつで誇りを持てってちょっと無理があるんじゃないかな。


責任の重さも増す?

名刺サイズの登録証の重さ程度の責任しか持てない気がする。

証明証は財布に入れっぱなし、が定番だもん。 


登録完了までの期間が長すぎるから、その分認定された時はある意味感動もするし、責任やら不安に駆られることはあるけど、登録証に意味をもたせて喜ぶのは、資格コレクターだけだとワタシは思う。

実際、増えてるみたい。

里親に登録したけど、はじめから受託するつもりないって人が。

それだけは本当にご勘弁くださいな。


登録証が無駄だと言うつもりはないよ。

登録証だけ小さくするんじゃなくて、受診券や措置決定通知書も同じサイズにした方が今よりは便利になるはず。

もっと言うなら、子どもとの関係を証明するカード1枚あれば、通帳開設等の各種手続きがスムーズに進んで助かるけどな。

登録証のカードタイプなら、ワタシはいらんな。


明るく、毒突いたレポートを書いてみましたグラサン


お願い調べてないけど、常時登録証の所持を求める管轄があるかも知れませんね。

そういう方は、便利になるんだろうな。 


ずっと心の片隅に住まい、

会いたいと願っていたはずなのに

探そうとしてこなかったワタシのソレイユ。

 

思いがけず、みつけることが出来た。

変わらない温かさと力を与えてくれる

ソレイユの今、に触れる。

 

涙越しでしか想ひ出せない

麗桜女(うおめ)からの贈りものね。

きっと、そう。

 

笑いなさい  

走りなさい 

惹きつけなさい

貴女らしく・・・

 

うららかに春の光が降ってくる

良い日よ 良い日よ 良い日今日は・・・

 

近頃、春の光はとても強くて痛いくらい。

 幼かったあの頃とは、

見える景色だけでなく、

見え方さえも変わったけれど、

決して哀しいことではないから。


隠居気質はなかなか治らないだろうけど、

動き出すよ。

ワタシには手も脚もかたちもあるのだから。

さあ、何から始めよっかな。

やっぱり掃除から、ですよね笑い泣き
今年も咲きました。

 

 

 

 

 

 

 

ケーススタディから見えて来た課題は、いくつかあるように思う。

 

今後、被登録者の同居人による代替養育を認めないを維持するか、

同居人(成人)の里親登録の推奨(沖縄方式?)か、

同居人(成人)や親族、ママ友などの友人等の協力者(サポーター)の登録制度の新設や研修の実施を盛り込んでくるのだろうか。

 

そもそも養育里親家庭は代替養育なのだから、安定した生活を提供出来なければ、チェンジも有り得るとは思うけれど、里親家庭だけで子どもを見守るのではなく、地域や社会全体で

フォローしていくことが必要ではないだろうか。

 

ワタシは、全ての同居人(祖父母や成人したばかりの実子)が里親登録者になるのではなく(沖縄方式?)、同居人(成人)や友人等(気心の知れた人)で構成されたサポーターを各里親が申請・登録し、必要な研修等を実施していくことを望む。

 

もちろん事故が起こった場合の補償はどうするか等課題はあると思う。

しかし、サポーターを経験することで里親制度への理解が進み、将来里親登録する人が出てくるかも知れないし、里親家庭の都合で子どもがたらい回しされたり、不安になったりしない

ように、子どもを支える人は多い方がよい。

 

実子の子育てを卒業してから養育里親として里親登録した人が、長期養育で里子を預かる

場合、高齢や健康不安により途中で養育を断念せざるを得ないこともあります。

 

これまでは、継続養育は不可能ということで、措置変更されることが多かったものの、

里子が継続養育を希望する場合、成人した実子が単独でも里親登録して、親を支えるケースもあると聞いた。

 

そういった場合は、実子の婚姻によって状況が変わってしまう不安定さも抱えているので、

(親が)里親登録する前に、実子の意思(将来里親継承する気持ちがあるかどうか)も十分に確認しておく必要がありそうですね。

 

ケース1:里親登録者不在時の児の処遇について

(家族構成)

里母(46歳)のみ里親登録。4歳の里子(女)の養育中(養育期間は2年)

里母の同居家族は、配偶者(夫:51歳)、21歳大学生の実子(女)、配偶者の母(義母:73歳)

 

上記の家族構成を見て、里親登録申請時点で、婚姻届出をもって夫婦になっている場合、

里母単独登録は、許されているのか?という部分にひっかかるのはワタシだけでしょうか?

 

現在、養育里親については未婚(独身)でも登録することが可能。

ただし、里親制度運営要綱(厚労省HP)には、

知識、経験を有する等児童を適切に養育できると認められる者については、

必ずしも配偶者がいなくても、里親として認定して差し支えないこと。

と記載されていることから、配偶者のない者が里親登録する際には、夫婦単位よりもハードルが高く、どちらかというと消極的認定に近いことが伺える。

 

例えば、成人した同居人(パートナー含む)や近隣に関係良好な親族がいることを条件にしたり、福祉・教育系の職業、子育て経験あり、比較的社会的地位が高いことや経済的に安定していることを求められているのではないだろうか(もちろん自治体によっても違いあり)。

 

里親登録後に、離婚・死別・長期単身赴任等により家族の形態に変更(→配偶者不在)が

あった場合を除いて、

婚姻によって夫婦となっている場合は、同居人の承諾を得られていないと判断され、

単独での里親登録は認めにくい、もしくは、登録できても極めて稀なケース、ではないかと

思う。(現時点ではデータを見つけられていないので曖昧な表現をしますが・・・。

 

ここにひっかかっちゃうと、このケーススタディは成立しないことになっちゃいますね。

極めて稀なケースとして先に進めますキョロキョロ

 

里親に限らず、主たる養育者(多くは母親)が入院等をすると、子の安定した生活が保障できなくなり、祖父母や親族の助けを借りるなど環境調整を行う必要がある簡単にいうと誰が子のお世話をするか決めないといけないってことね

助けを借りる相手の選定に養育里親は一定のルールが必要、というのが、行政の考え方

であり、児相等に相談を要する事案必ず事前に相談してねとなります。

 

2~3日程度ならば、夫が有休等を使って子のお世話が出来そうなので、いちいち児相に

報告しないわと言う里親もいるかも知れないけれど事後報告だと苦言ありです。

 

上記を踏まえると、児相に相談した段階で児の処遇が検討される。

夫婦で登録していてくれたら・・・と児相さんは考えるでしょうね~。

 

病気やオペの状況によって異なるものの、2週間程度の入院となると、予後1か月程度は

普段通りの生活に戻りにくいケースが多く、活動が活発だが付き添いを要する幼児の養育は、かなり負担が大きい。

 

まだ「レスパイト・ケア制度」が出来るずっと前であれば、措置解除→一時保護所→施設や

別の里親委託が行われるなど、健康状態が不安定な里親は切り捨てられてきた。

「再発の可能性は否定できますか?」

「何度も分離不安を与えることになったら子どもが可哀想でしょ~。」って言われたら、

受け入れるしかないですものね、里親は。

「健康でいて下さいね。」が合言葉だったのです。

 

近年では、レスパイト・ケア以外の支援機関の利用も可能になり、安易な措置解除は減った

のではないかと思う(自殺企図や精神疾患を除く)。

 

今回のケースであれば、幼稚園等に通っていることが予想できるため、①延長保育有りの

幼稚園等に通っていれば利用。

②お迎え時間に間に合わなければ、ファミリーサポート事業の利用。

夜間~登園までを里親宅で過ごすことは十分可能。

可能であっても・・・。

 

里親登録者の不在=支援機関以外の代替養育は認めない、というルールを明確にしている自治体も多いことから、

レスパイトケア後改めて処遇を検討する(措置変更も含む)選択が無難な対応というところでしょうね。

 

①里母の入院に動揺する里子の最善の利益とは?

里子の思いをしっかり聞き取り、児相・里親家庭、その他の支援機関が連携し、不安を軽減するための方法を探すことが最善。

4歳ではあるものの、レスパイトが必要な理由や期間をしっかり決めておくことも大切。

 

②同居の家族が取るべき対応は?

里母が不在になることで家族のパワーバランスも崩れるため、まずはレスパイトケアを積極的に活用し、里母の回復支援を優先する。

退院後は、ヘルパーの利用や家族が家事分担を行い、なるべくレスパイトの延長を行わずに済むよう里母を支えるとともに、里子の不安感に寄り添う。

里親追加登録についても、しっかり話し合っておく。

色んな研修が激減しているので、久しぶりにケーススタディにチャレンジしてみませんか?

(唐突やな~ゲラゲラでも懐かしいな、ブログ始めた頃にやってたスタイル)

コメントして下さってもいいですし、自分だけで楽しんでもらってもいいですよ~。

明確な正解は、でないということで、今ある制度や制限を踏まえて

自分なりの見解を出してみましょう(学生気分も味わいながら)

 

ケース1

里母(46歳)のみ里親登録し、4歳の里子(女)の養育中(養育期間は2年)

里母の同居家族は、配偶者(夫:51歳)、21歳大学生の実子(女)、配偶者の母(義母:73歳)

 

夫:里親になりたいという里母の希望に賛成したものの、仕事が忙しく里子との関わりは

週末の数時間だけ。

 

実子:通学に1時間程度かかる大学に通い、学業以外にサークル活動、バイトで多忙。

里子にはとても優しく接していて、時間があれば母の手伝いも積極的に行う。

 

義母:夫と死別後、悠々自適な生活。手習い等も多数しており、アクティブ。

里親をやりたいという嫁に、いいわね、と快諾。時間があれば里子の相手をしてくれる。

 

里母の病気が発覚し入院(2週間程度)が決まる。

里母不在の間、レスパイト・ケアを希望すると児相に入電。

しかし、里母の入院に動揺した様子を見せた里子のために、何とか都合をつけて

家族全員で里子のお世話をすることに決めた、と児相に報告。

 

児相の判断はいかに?

養育継続orレスパイト・ケアor措置解除orその他

 

「里母のみの登録」がポイントですね。

①里母の入院に動揺する里子の最善の利益とは?

②それぞれが忙しく生活しているものの、里子を温かく迎え入れ、

里母の精神的・物理的フォローもしてくれる家族が取るべき対応は?

この2点を踏まえ、児相の判断を予想してみよう。

学生気分で・・・。学生の課題として・・・。養育里親として・・・。

単に他の人の意見を聞いてみたくなっただけ(笑)

 

ときに、里親側の思いと児相の判断が大きく異なる場合があります。

今ある制度の中で、どのように判断されるかを考える機会を持つことも大切だと思います。

 

 

 

養育里親と一括りにされるけれど、それぞれに与えられる役割が大きく異なっていることに 着目されることは、案外少ない。

 

一時保護や短期的な預かりを担う里親、

法的な親子ではないものの、赤ちゃんから成人するまで長期的に育てる里親、

縁組予定で預かったが、保護者の撤回により養育里親に切り替えさせられた里親、

養育で預かったが、子どもの意思で縁組に至った里親、

縁組か養育か判断できないまま長期化している里親・・・。

 

子どものニーズではなく保護者のニーズが優位な状況で、その多様な要望に対応しているのが養育里親の特徴といえる。

その特徴のせいで、同じ養育里親の話として聞いた話でもいまひとつピンと来ないこともある。

特にブログに書いてあるような話は、書く人の視点に過ぎず、書いてある内容に一喜一憂する必要はないし、自分が登録する自治体の状況と異なるを自覚しておいて頂きたい。

 

何より、里親の種類によって優劣などなく、与えられた役割に真摯に向き合っている里親を、同じ里親としてワタシは全力で応援するよ(直接助けることは出来ないですからね)爆  笑

ありがとう!アリガトウ。お疲れ様ですチュー

 

・・・で、ワタシは主に一時保護や短期的預かりの養育里親をしています。

ああ~、そっか。長期的に預からないので思春期の話は苦手なのかな~って思うところですよ。

ウチに子どもを預ける利用者(保護者)さんは、とても頑張り屋さんが多くて、

環境改善に全力で取り組んでいる様子が、児相を通して伝えられることもあります。

 

ワタシが心掛けていることや果たすべき役割は・・・。

皆さん、記事を読みながら考えてみて下さいね。

・・・

・・・

・・・。

〇里親家庭で過ごす子どもの様子を、児相を通して伝えてもらう。

ポジティブな内容を中心に。

〇いつ引き取りになっても良いように、長距離移動や長期旅行は控える。

〇面会等の交流は、出来る限り保護者の都合に合わせて調整する。

〇里母をママやお母さんと呼ばせず、名前で呼んでもらう(話せる子どもの場合)。

〇引き取りの際、病気の有無や里親家庭でどのように過ごしていたかがわかるように、

簡単な記録を渡す。

※上記内容はすべての短期的里親がすべき約束事ではありません。

 

短期的預かりの養育里親は、保育園のような存在でもあるので、サービス提供者という位置だといえます(もちろん、施設変更や縁組へのステップにもなります)。

 

これと対極にあるのが、長期的養育里親です。

ワタシはやったことがないのですが、その心持ちはとても複雑で保育園のような存在などではありません。

親権者・保護者との交流はまったくない子どもを長期に預かる。

実子同様であるが、実子ではない。

親子でありながら、法的親子ではない。

こころの中に手放しでは喜べないモヤモヤを抱えつつ、

成長する子に様々なスキルを身につけさせたり、楽しいと思える経験をさせたり、必要な教育を受けさせないといけません。

 

親としての役割を担います。

 

同じ養育里親なのに、担う役割が違い過ぎることに対応しきれず、苦しくなる里親はとても多く、また、養育里親に子どもを預けたら引き取りが遅くなる、と勘違いする保護者もいる。

 

知らないことで傷つくのであれば、はじめから教えてくれたらいいのに・・・。

子どものための制度である、ことを強調するだけでは、伝わりませんよ~あせる

10月1日(本日)は里親月間の開始日です。

どんなキャンペーンが打ち出されるのかな?

前回、ここdeサーチの紹介をしましたが、

どこから引っ張ってきたか(出典元)を書いてなかったのでお知らせしておきます。

 

内閣府の子ども・子育て支援情報公開システム(運営:独立行政法人福祉医療機構)

です。

急に信頼度が増すように感じるのはワタシだけかなゲラゲラ

 

さて、保育園のシミュレーションをしておけば善し、とはならない話をひとつ。

 

シミュレーションが活かされる機会は、4月入園の申し込みに間に合う時期限定、

であるということ。

ウチも年度途中に入園できるところを必死に探し、20園以上の候補をリストアップしましたが、全滅。途中入園の厳しさを実感しました。

児相の担当さんも必死に探してくれて、入園することができましたけど、ね。

 

ごり押しで希望園に入れる、児相さんが調整してくれる、なんてことは絶対ありません。

空いているところを一緒に探してくれるだけです。

最近は、児相さんが一緒に探すことも出来なくなっているようですよ。

 

公立保育園の数が減っていることや、要保護児童が保護前に在籍していた園に、一定期間籍を残しておきたいと考える保護者が多くなったから、だと思います。

在籍していた園を利用する方法もありますが、保護者の同意がないとどうにもできません。

 

共働き里親のハードルはまだまだ予想以上に高いということですね。

利用出来る子育て支援機関のリストアップの方法は、既にご紹介したここdeサーチでできるものは、「病児保育」「休日保育」「一時(預かり)保育」。

 

それ以外には、各企業の子育て支援事業のひとつに「ベビーシッター」の割引制度があったり、企業内保育もあるかも知れません。

「緊急一時保育」や「ファミリーサポート」等色んな支援事業があります。

料金に大きな違いがあるものの、管轄の子育て支援事業を片っ端から調べておくと良いと思います。

 

何とかなる、思考もいいですが、自分の住んでいる地域の特徴をつかみ活用したり、引っ越しの際の検討材料にするのもいいですよ。

 

小学生以上の支援事業は極端に少なくなります。

塾や習い事が増えたり、子どもだけで出歩くことも増えるとは言え、一人で夜を明かすなんてことはダメなので、もしものときの支援事業を作ることも必要だと思うのですが。

なぜか少なくなってしまうのですよね~。何故かな~。

ワタシ流、保活シミュレーションレッスン編をご紹介します。

王道でもなければ、みんなが同じ方法を取っているわけではありませんよ。

 

夫婦共働きである以上、夫婦ともに保育園等の送迎をする、ものと考えて、

①:双方の勤務形態(勤務時間・休日・夜勤、交代制の有無等)と通勤時間を書き出して、

「必要保育時間」を出します。

 

勤務時間は、業務の開始から終了までの時間(休憩含む)ですから、毎日固定であれば

楽ですが、交代制だと複雑になり、「我が家の場合」を細かく書き出す必要があります。

 

必要保育時間は、勤務時間+通勤時間のこと。

夫婦ともに通勤時間が2時間、なんてことになったら1つの保育等の施設だけでは

成り立たないということになりますね。

その場合の方法はまたの機会に。

 

②:通勤経路と自宅・勤務先のある市区町と通勤経路として通る全ての市区町を

書きだします。

 

※市区町村の「村」は、エリアが狭くなりすぎるので、ここでは省略。

また、政令市はエリアが大きくなりすぎるので、「区・町」で入力。

保育園の場合、自宅住所>勤務先住所>通勤経路の順に、

入園優先順位が決まります。

 

書き出したら、一旦放置。

 

③:「保育園選びのチェックリスト」を検索

我が家の教育・養育方針(があれば)優先順位を書き込みます。

例えば、施設は新しい方が良い、園庭が広い方が良い、園内調理の給食があった方が良い、

外部講師がいる方が良い、英語や書道等の習い事をさせて欲しい、セキュリティ面等々の

中から順位付けをします。

 

④自宅・勤務先住所・通勤経路にある市・区役所のHP、

子育て等のページにある「保育園等施設・事業所一覧」をチェック

自治体によって名称が異なる上に検索しやすいところと、迷子になったり。

ようやく見つけても、何これ~ってHPがありますけど、まあ細かいことは気にしないで行きましょ。

 

余談ですが、ワタシのお気に入りHPは、ダントツで「東大阪市」です。

子育て応援をポチっと押し、

「子育て応援なび」→「子どもを預けたい」を見てみてね~。

 

1点だけ改善して欲しいところは、一覧内の「開所時間」の表記です。

開所時間だけではなく、早朝・延長保育が何時からなのかも入れてくれたら満点!!

惜しいっ。

因みに、「加須市」と「相模原市」も検索レッスン編としてはオススメ。

 

⑤:保育園の位置をグーグルマップで確認。

※パソコンでの検索・GPS機能をOFFにしている人仕様です。

 

・まず自宅のある市区町名「Googleマップを検索する」

入力し検索すると、市区町の境界線に赤いラインが引かれます。

 

・自宅を(ダブル)クリックして赤いピン?(的のようなマーク)を表示します。

そして、「ルート・乗換」、「保存」等のマークが並んでいるものから、

「付近を検索」を(ダブル)クリックする。

 

すると、赤いピン?が青いピンに変わり、「〇〇 周辺を検索、」と表示され、

「保育園」と入力し、検索をかけると、エリア内の保育園が、赤い的マークに「文」と表示されたピン留めされます。

 

そこで保育園の位置把握をします。

駅の表か裏か、駐車場等の情報を簡単に検索しておきましょう。

勤務先住所、通勤経路の市区町も同様に検索。

※スマホで検索する場合、上記検索方法できないようですのでご注意ください。

 

我が家スタイルにマッチしそうな保育園をなるべく多くリストアップ。

比較的都市部は、沢山候補がみつかるかも知れませんが、競争率も高い。

 

リストアップした保育園のHPで様々な情報を検索しておきましょう。

転勤の多いご家庭は、

子育て応援サイト   ここdeサーチ (wam.go.jp)

というサイトで全国の保育園や教育機関、利用可能なサービス等が検索ができます。

 

子どもを受託する前に保育園見学をしておきたいところですが、

防犯面から断られることが多いですし、そもそも時間的余裕はまったくありません。

何よりコロナ禍の見学会中止が続いています。

HPで確認できることは限られていますが、目星をつけておくだけで

慌てなくて済むと思います。

 

共働きの養育里親が里親登録を済ませたあと、すぐに取り掛かると良いことは、

受け入れ出来ると思う子どもを利用できる施設・学校等別に区分して、シミュレーション。

 

まず、乳幼児期(0~6歳)、小学生(7~12歳)、中学生、(13~15歳)、高校生(16~18歳)

※4月1日時点ではなく、4月2日~翌年4月1日に何歳かの表記になっています。

例えば、小学1年生は、4/1時点で6歳、4/2~翌年の4/2までの期間に7歳になる子どもです。

 

小学生以降の準備はまたいつか書きたいと思います。

ここでは、乳幼児期限定で紹介しますね。

 

乳幼児期は、①退院日~生後56日まで

 

②-1:生後57日目(生後2か月)~6歳まで

②-2:生後2か月~3歳、3歳~6歳

 

③-1:生後6か月~6歳

③-2:生後6か月~3歳、3歳~6歳

 

夫婦共働きの里親にとって一番苦労する期間が①

でも、この期間こそ、里親がもっとも受託したい時期ですよね~。

共働きを続けると決めていても、この時期の子を受託した場合、あっさり仕事を辞める方も

一定数いらっしゃいます。

 

里親の場合、生後0日から産休ではなく育休(育児休業)を取得する形になります。

子の出生とともに、里親が付き添い入院や母子同室ケアを実施することもあるため、

打診が子の出生前の場合、事前に会社に申し入れを行う必要があります(受理されるかどうかは別として)。

 

子が出生したのち打診がある場合、まずはじめに会社に対して育休申請を行います。

実際には、引き継ぎ等があり子の入院期間中は育休を取らず、一緒に暮らせる日からの

取得が多いようです。

 

あくまでも個人的な意見ですが。

子が2~3時間おきにミルクを飲んでいる期間は、仕事をセーブするか時短勤務にした方が

良いと思います。

睡眠確保が出来ない状態で仕事をすることは、想像以上に負担が大きいから、ね。

折角使える制度(育休)は、是非使ってください。

 

どうしても休めない場合、一旦乳児院や他の里親さんを活用する方法もあります。

ここで問題になるのが、子の利益になっているかという点ですが、受託の準備が整うまでの

短期間の預かりということで割り切っていくしかありません。

ただ、待機里親が沢山いる場合、打診順位が下がりますので育休取得までの期間をどうするかしっかりと考えておく必要があります。

打診は、登録完了前から行われることも十分ありますし、何年もないこともあります。

 

育休取得する場合、保育園等の施設は使えませんので、育休終了後に保活することに

なります。

 

比較的都市部の保育施設等への入りやすさは、

3歳児>0歳児>4歳児>2歳児>5歳児>1歳児の順。

これは、里親に限った話ではないですね。

 

次回は、保活のシミュレーション編