【初めての将棋道場】

こんにちはUmanariです🐴
はじめまして🐴

将棋を始めて約7ヶ月?のUmanariです。

今回は、将棋を始めて約7ヶ月の私が緊張と興奮で変な汁を出しながらも将棋道場デビューしたことについて、

同じように中々畏れ多くて将棋道場デビューができない級位者に向けて、

もしくはそんな級位者を笑ってくださる有段者の方々の昼食中の娯楽にでもと、お伝えできることはないかと思い筆をとった次第でございます。

道場に行ってみたい!!
でもこわい!!ただこわい!!
という方の背中を少しでも押せればと思います。

ちなみに私Umanariの棋力としましては、将棋ウォーズで3級程度。将棋の戦法書を一冊読了した程度。
でございます。


そもそも私が将棋を始めたのは本当にひょんなことからで(興味がなかったら斜め読み、いや馬読みしてください)、元々なんか駒の動かし方くらいは知っていたのですが、約7ヶ月前のある日、なんかたまたま将棋のマグネットのやつが目の前にありまして、たまたま同じく駒の動かし方を知ってるくらいの先輩と指すことになりまして、指したのですが、負けてしまったのですね。

元来負けず嫌いでしたので、「ちょっと調べて次やるときは負かしてやろう」とネットでちょろちょろ〜と調べてみると、戦法というかもう本当にその時読んだのは基礎の基礎の解説だったと思うのですが
「なるほど!!」「よく出来てる!!」「将棋ってよくできてる!!」
の連発で、「なるほど!!」と思うのが好きな私はすっかり将棋の沼にハマってしまったのです。

そこからは本を買ったりなんかしてちょっとその先輩も引くくらいハマってしまい、
周りに将棋仲間もいないのでひとり将棋ウォーズに明け暮れる日々。

しかしやっぱり人と向かい合って、変な汁出しながら指したい!と思い「将棋道場」について調べるも、やはり最初は行きづらいですよね、、

なんか、強い人ばっかりだったらどうしようとか、
受付の人が冷たかったらUmanari爆発しちゃうなーとか、
知らないマナーあったらどうしようとか、とか、
将棋で培った「場合」考法で様々な恥をかく場合を想定しては
「もうちょっと強くなったら行こう……」
と再び将棋ウォーズに勤しむのが世の級位者だと思います。

しかしこの日は何故か勇気が有り余っていたのです。そして、
「なんだこの勇気は…!これは今日だ!今日しかない!」
と勇み足で家を飛び出したのでした。

🐴 🐴 🐴


家から最寄り駅まで行く間、飛び出して轢かれそうになる子どもを2人見かけました。
世の中勇み足の人というのは意外といるものです。

そんなUmanariも勇み足で総武線に乗り込みます。1番近いのは新宿なのですが、やはり最初はということで将棋会館の道場に行くことにしました。将棋会館は千駄ヶ谷駅から徒歩数分のところにあります。

電車の中では、少しでも底上げを…!と思い四間飛車を指しこなす本①を凝視します。

そんなこんなで
千駄ヶ谷を乗り過ごし信濃町へ

幸先が悪い。Umanariの高飛びとはこの事です。

🐴 🐴 🐴

折り返してようやく千駄ヶ谷につきました。


そして着きました!!(帰りに撮ったので暗い…)



やはりいざ目の前にしてみると緊張してきて会館の前を延々ウマウマ…あ間違えた、ウロウロしてしまいます。
会館の前には喫煙所があるので、喫煙者はまずここで初手一服をして気持ちを落ち着けましょう。

そして結局10分弱ウマウマし、既に萎んだ勇気をもう一度絞り出して将棋会館2階へ!

受付には春休みだからか沢山の小学生たちもワラワラしていました。
そんな小学生たちの頭の上から覗くようにしながら中々声をかけられないUmanari。

そうすると察してくださった受付の方が
「あ、受付ですか?」と声を掛けてくださったので
「あ、ハイッ!」という旨と「こういうところで指すのは初めてです!」という旨を伝えると、慣れた様子で棋力認定のための手合いをつけてくださいます。
初めての人は自分の棋力目安(ルール覚えたてですとか、Umanariの場合はウォーズ3級ですとか)を伝えると、近そうな棋力の人とマッチングしてもらって道場での棋力を認定してもらいます。

あ、入場の際に席料を払います。
一般なら平日は1000円。1000円で1日指し放題ですし、途中休憩もできますし、安いくらいじゃないでしょうか。
16時以降の入場だともう少し安くなったりするみたいです。

席料を払い、手合いをつけてもらって、
そしてとうとう…

Umanariの記念すべき道場1局目。
相手は学生服を着た男の子。年齢をきくと13歳とのこと。しかもどことなく今話題の桐山零くんに似ています。

Umanariはもうこの時既に緊張で変な汁が出ているので駒を並べる手がウマウマ…あ間違えた、プルプル震えます。

馬「こういうところで指すの初めてなのでなんかマナーとかあれだったら言ってくださいねっ」
零「あ、僕もまだ初心者なんでっ」
馬「あ、左様ですかっ」

という初々しい会話を経ていざ対局。
「左様ですか」ってなんだよ。といま考えても分かりません。Umanari最初の疑問手です。

振り駒でUmanariが先手に。
そうなんです。人と指しているので、振り駒ができるんです!!
地味にすごく嬉しかったのでもう一度言わせてください。
振り駒でUmanariが先手に。

始まってみると、向こうが角交換四間飛車の対抗策を知らなかったらしく(Umanariはこれしかできない…笑)、8筋の攻めが上手くいって勝つ事ができました。

めでたく第1局を白星で飾ったUmanari。もうこのあたりで楽しくなってきて、どんどん対局しました。

2局目、大学生?2級。
明らかにウォーズユーザーな早指し。
あっさり負けてしまう。

3局目、大学生。6級。
慎重すぎる指し回しでなんとか勝ち。

4局目、大学生?3級
相振り飛車が全く分からずボコボコにされる。

5局目、扇子を持った恰幅のいい小学生。2級。
とにかく迫力がすごくて負け。

6局目、おじさん。9級
なんとUmanariが角落ち。勝ち。


ここで、6級と棋力が認定されました!
ウォーズよりちょっと下くらいの棋力になる模様。


既に6局も指していて脳がラザニアになっていましたが、せっかくだからとその後も2局指す事に。

結果、Umanariの道場デビューは4勝4敗となりました。

いやー、🐴にしては頑張った方じゃないでしょうか笑
結局閉館くらいまでいて、疲れと幸福感の混じった最高の気分で帰りましたとさ。


さて、こうして道場デビューを果たしたUmanariでしたが、やはり行ってよかった!
素敵なことがたくさんありました!

まず何より人と指せる!
そして振り駒ができる!
自然と検討(的な会話)ができる!

などなど、ネット将棋では味わえない数々の将棋の醍醐味を味わうことができます。
ネット将棋も立派な将棋ですし、今の時代ネット将棋しかやったことがないという方も少なくないと思います。
しかしやはり、人と指すことでしか体感できない、これぞ将棋!という感覚があると思います。

Umanari程度の棋力でも、「将棋は対話」ということが身にしみてわかりました。

全国の引っ込み思案の級位者の皆さん、その重い腰を上げて是非とも道場に行ってみましょう!
そこには新しい将棋の世界、ウォーズの向こう側があります!笑

手合いは係りの方がつけてくれますし、皆さん初めての方には優しいので大丈夫です。

大丈夫です。大丈夫です。大丈夫です。

みなさん、大丈夫なんです。

Umanariもこれから通っちゃうと思います。
道場でもしお会いしたら、宜しくお願い致します。
級位者なりに、将棋の深淵に潜りましょう!


それでは!🐴🐴🐴